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手法以前の問題 2 [学習方法]


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手法以前の問題の続きです。

もう一つの要因は、メンタル面にあります。

結論から言うならば、きちんとリスクを取れているのか、ということです。

「トレードをやっているならば、それはリスクを取っているではないか」という反論が
聞こえてきそうですが、果たしてそうでしょうか?

具体的にどうするのが、きちんとリスクを取れていることかまとめてみました。


1.事前にどこで利食うか、どこでロスカットするか決めてある。

2.1を受けて、リスクリワードが計算されていて、それが自分のルールに
適合している。

3.不用意に1や2を変更しないことが習慣となっている。

4.利食い幅とロスカット幅、特にロスカットになった未来を、心が完全に
受け入れている。
つまり、「ロスカットになっても、痛みを感じない」

特に大切なのは、4です。
人間ですから、勝てばうれしくて、負けて悔しいのは当然です。
しかし、その当然な態度が継続しているうちは、トレーダーとして一人前では
ありません。

よく考えてください。

ルールを作成したとき、それは連戦連勝を前提としていなかったはずです。
適切に運用しても、必ず負けたはずです。
しかも、負けを受け入れた上でも、トータルでは勝てるルールだったはずです。

だとしたら、一回一回のトレードにこだわるのは、自己撞着です。
さらに、負けた後に、それを取り返そうとするなど、愚の骨頂です。
「負けたら、やり返す」を対人間関係でルールにしていたとしても、
トレードでそんなルールは採用していないはずです。

トレーダーがコントロールできるのは、エントリーすべきタイミングが来たら
エントリーして、利食いにしろロスカットにしろ、イグジットすべきタイミングが
来たら、イグジットすることだけです。

楽しかろうと、つまらなかろうと、やるべきことを粛々とやる。
(よく、政治家がこの言葉を使います。そして、だいたい、つまらなさそうな顔を
して使っています。似たようなものですね。)

一回一回の結果がどのようなものになろうとも、それには無頓着なくらいが
いいわけです。

その意味で、エントリーしたら、OCOの注文で、利食いとロスカットを設定して
あとは途中経過を見ないというのは、余計なことをしたくなるうちは理にかなった
対策といえます。

もう一つ、効果的な対策があります。

自分のルールの期待値を計算しておきます。
トレード一回あたりの期待値が、一回あたりたとえば2万2500円と計算できたとします。

そうしたら、4万円勝ったときも、1万5000円負けたときも、それは2万2500円
勝ったことなのです。

イグジットしたら、「今回も2万2500円勝ちました。ありがとうございました。」と
モニターに向かって手を合わせます。

#まさか、自分のルールの期待値も計算していません、なんていうのは
ないですよね? 笑
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手法以前の問題 [学習方法]


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手法自体の優劣以前に、そもそもその手法を適切に運用できているのかどうかが問題に
なっているのではないかと、あるとき思いました。

インジケーター等を多数利用して、数値で条件を決定するならば機能するかどうかは
別にして、客観的に判断できます。

しかし、シンプルなルールで裁量トレードを行うとなると、背景(環境認識)の読み取り、
自分の思考の癖・偏り、感情の揺らぎによる判断のぶれなど軸を揺るがせるものがたくさん
あって、相当のスキルがないと一貫性が保てなくなります。

シンプルなルールというのは、安直と同義ではありません。
知ってしまえば誰でもできることではないのです。

最近は少なくなってしまいましたが、マニュアルミッションの自動車の運転では、
トランスミッションの切り替えを手動で行います。クラッチを切って、シフトノブを操作して、
現在のギヤからニュートラル、そして次のギヤに入れ、クラッチをつなぐ。

これが一連の操作です。しかし、知識として知っているのと、実際に操作するのでは
大違いであることはおわかりになると思います。
自分自身のことを振り返ってみても、自動車学校で初めて操作したときと、何年か
乗り回した後では、雲泥の差があることは明瞭です。

スキルの高い人であれば、ダブルクラッチやヒール&トゥなどを駆使して、峠道を変速の
ショックも少なく、かつ安定した挙動で走り抜けることができます。

トレードルールも全く同じです。
シンプルなルールを適切に運用するには、相当な訓練が必要です。

つまり、手法に原因や欠陥があって稼げないのではなく、自分に起因する要因に
妨げられているせいなので、こうした点に目を向けないと改善できないのではないかと
思いました。

さらには、メンタル面に重要な注意点があります。
これについては、次回、書きます。


#手法を知る=その手法を適切に実践できる という単純な思い込みに囚われていた
ために、ずいぶんと長い時間を無駄に費やしてしまいました。そんなに簡単だったら、
誰も苦労しませんものね。笑



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トレードの3つの課題とその解決法 [学習方法]


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相場で勝つためには、ルールに基づいて売買を行うことが不可欠であることは自明の理です。

この「ルール」に、優位性が備わっていなければならないことも同様です。
優位性を具体的に記述するとしたら、「繰り返すことで利益が増加すること」になると考えます。さらに具体的にすると、期待値の問題になります。1回ごとのトレードが、勝ち負けにかかわらず、プラスの期待値を持つようなルールが必須です。
期待値は、1回ごとの獲得利益と勝率のバランスで決定されます。

つまり、勝率は高いがいわゆる損大利小のルールにするか、勝率はそれほど高くないが損小利大のルールにするか、です。これは連続的に変化するシームレスの組み合わせなので、現実には簡単ではありません。
どちらが優位であるかは、運用するスキル次第で容易に左右されるので、一概に判定できないようです。一般には、勝率を重視するよりも、勝率はそこそこでも損小利大のルールが機能しやすいといわれているようです。
わたしも損小利大のルールがよいと思います。

1.損小利大のルール
  損は小さく、取れるときにはトコトン取る。
2.優位性のあるルールのみを繰り返す規律

この2点が重要だと考えています。

課題は、
A.実際に優位性の高いルール(期待値の高いルール)を使用すること
B.そのルールのみを、「適切に」執行できること
C.適切に執行できたとしても、勝つときと負けるときがあることを受容できること

Aは、知的理解が根本となります。実データによる裏付けがあれば、さらによいです。
Bは、適切に執行できるスキルとメンタルの2面から、訓練することが必須となります。
Cは、確率的事象として理解することを通して、Bにつながります。

これらの3点をまとめて上達させる訓練方法は、自分で統計を取ることだと考えます。
具体的には、ア.動いていないできあがったチャートで、エントリーとイグジットを示すことができる。イ.リアルチャートで、エントリータイミングやイグジットタイミングを指摘できる。この2つに大別できます。
イはさらに、before(事前のプラン)、at that moment (その瞬間)、after(その後、ロスカットor利食い)の3種類のチャートで1セットとしてとらえて、考えたこと・感じたことを時系列に沿って書き込んでいくような訓練につながろうかと思います。

こうした訓練を通してのみ、優位性の高いルールを(A)を、適切なスキルとメンタルで(B)執行し、さらに確率的事象として受容できるので、結果ではなくプロセスに焦点化して遂行することとなり、結果として一貫性のあるトレードを繰り返すことができる(C)。

最後に具体例です。
自分が「いける!」と思ったときと、「だめかな・・・・・」と思ったときで、実際にどうなったかのデータをチャートから集計して比較してみたことがあります。

あきれたことに、「いける!」と思ったときの方が負けていました。笑

チャートをよく見ると、「いける!」とわたしの気持ちが動いたのは、上下にかかわらず、ローソク足がグイ、グイと動いたときでした。そして、含み損を抱え諦めたくなったのは押し目や戻り高値でした。負けるはずです。

ルールができてからは、明らかに改善されました。
そこで、「ルール+そのときの主観」で、データを取ってみました。
おもしろい結果が出ました。
「ルール通り & これ、ダメじゃない? 」と、「ルール通り & いける!」では、明らかな差は認められなかったのです。いかに、自分の主観がトレードとは無関係であるかが確認できました。

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おまけ [学習方法]


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いよいよ、日本を出立する日が近づいてきました。
ほぼ6ヶ月間、日本を離れるので、わくわくすると同時に、かなり不安もあります。

最後に、一つだけ、お役に立ちそうな情報を書きます。

これまでにわたしがこちらに書き込んだトレードは、ほとんどの場合、事前に
予定したトレードです。(例外もありますが、原則として、予定通りの行動です。
無計画なトレードはやはり、あまり成績がよくありません。 苦笑)



「~のように動いたら、~のポイントで、エントリーしよう」

「~のようになったら、イグジットしよう」



これらはあらかじめ決まっています。
遅くも、当日の朝の段階において、トレードプランとして決定し、書きとめて
あります。

なぜ、トレードプランが必要なのか?

将棋と同じことです。
将棋は相手の指し手に対応しなければなりません。優位性という観点から
考えたとしても、相手がどんな手で来るのかは複数想定できます。
となると、複数考えておかないと、その場で瞬間的に判断することになります。
しかし、こんなまねを繰り返していたら、必然的にミスが多くなってしまいます。
詰み筋を見落としたら、致命的です。

トレードにおいても、レートがどう動いたら、買いもしくは売りにおいて、
優位性のある局面になるのか想定していなければ、だまし絵の中から
顔の形を読み取るようなチャートリーディングにおいて、過ぎてからチャンスに
気づいたり、悪くすると売り・買いを逆に判断してしまうようなあやまちを犯し
かねないのです。

チャートの右端からさらに右側の未来に、自分の勝ちパターンを具体的に
イメージして、(可能であれば複数個)、自分の動きを計画しておく。
そして、それが実現しそうなときにのみトレードに参加する。
動いているチャートを見ているうちに、「あっ、チャンスだ!よし、トレードしよう。」
というのでは、泥縄であって、遅すぎる。

トレードは、実のところ、このトレードプランができたときにほぼ8割方終了しています。
獲物が多く通る場所に、蜘蛛が巣を張り終えたときに、蜘蛛の狩猟は大半が
終わってしまっているのと同じことです。

あとは、予定された行動を手際よくやればよく、考える作業は必要ないわけです。
むしろ、考えてはいけない。考えていいのは、データの検証やトレードプランを立てるとき
のみです。

獲物が通らなければ、あきらめるだけです。
自分から出張っていって、巣の外で獲物を絡め取ろうなどと蜘蛛が考えないのと
同じです。

巣をかけた場所が悪ければ、まったく獲物を入手できないわけで、わたしの場合も、
朝の作業次第でその日の成績は大きく左右されます。



こんな生活を毎日繰り返しています。
うまくいっても、まずくいっても、きわめて単調です。
しかも、手を抜けば、すぐに成績は悪化する。
したがって、トレードプラン以外にも、過去データの検証をいろいろな観点から
繰り返す必要もあり、一日のうちかなりの時間をトレードに関わる作業に費やしています。

好きでなかったら、とてもやっていられない毎日ですね。


では、また、気が向いたら、書きます。





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データの考察 9 [学習方法]


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ビザなしでも、どうやら6ヶ月は滞在できるようです。
調べてみると、インターネットが使える環境ごと貸し出されているアパートは
数多くあるようで、それほど予算を用意しなくても、住めるようです。

しかし、慌ただしくなってきました。



さて、続きです。

Spline Curve は、非常に役に立ちます。
まるで、チャートの動きをなぞるために存在している機能のように思えるくらいです。
ためしに、チャートの上をなぞってみてください。
こんなにもきれいなパターンを描けるのかと感心するばかりです。
0213_B_New.PNG
図形ツールにもいろいろな形が用意されていますが、何といっても中の
色を no fill にしてしまえば、文字囲いに使えるところがいいです。

両端に矢印つきで、間に説明が書けるツールも便利です。

緑色の矢印のものは、チャートの中にもう一枚チャートを入れ込めます。

そして、最後ですが、色を反転させるツールがあります。
これを使えば、背景が真っ黒のチャートでも、白にできるので、インクを
無駄に使わずにすみます。
invert colors です。

なお、保存ですが、save というのは、文字・図形等の情報を別ファイルに
保存するもので、印刷するためには、Export しなければなりません。
ちょっと使い勝手が異なりますので、ご注意ください。





好き勝手なことをいろいろ書いてきましたが、今日を最後に一区切り
つけたいと思います。

わたしが稼げるようになったのは、先日も書いた内容をもとに、ひたすら
チャート分析、過去チャートのシミュレーションを繰り返した訓練の
成果でした。そして、その訓練の結果をほとんどすべて、こんな
やりかたで記録に残し、分類・整理・考察を繰り返したことによります。
(1万時間一つのことに集中すれば一人前になれる、というのは
真実だと思います。)


よって、重要なことで書き残したことは何もありません。

すっきりした気持ちで終了にできます。

毎日のように見に来ていただいた方、ありがとうございました。

ひょっとしたら、たまに気が向いて何か書くこともあるかもしれませんが、
しばらくのあいだはまわりのものが珍しくて、あっという間に時間が
過ぎてしまいそうです。


また、いつか機会がありましたら、そのときに。




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データの考察 8 [学習方法]


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突然ですが、2週間後にヨーロッパに行くことになりました。

期間はまだ未定ですが、観光ビザで滞在できる最大期間をめどに
ずっといるつもりです。
(ビザと言っても、実際にビザをもらうわけではないのですが。)

もちろん、あちらに行ってもインターネットさえつながれば、今まで通りの
トレードができるので、居場所は変わってもやることは同じです。笑

これまでは夕方から未明にかけてのロンドン、ニューヨーク時間を
メインに為替取引を行ってきましたが、今度はそれが7時間から8時間
前倒しになるわけで、少し身体が楽になります。

いろいろ忙しくなりそうです。

その前にこの項目だけはまとめをつけようと思っています。


まず、ズームです。
画面のズームインとズームアウトができます。これを選択すると、左クリック
で大きくなり、右クリックで小さくなります。

パンを使うと、画面を上下左右に動かすことができます。
しかし、あくまでも、ズームインして、画面がWindow内に表示しきれない
ときに有効です。全画面が表示されているときには、動きません。


次に、線引きツールです。
上にあるアイコンでは、直線とフリーハンドの線の2種類が選択できます。
0212_New.PNG
クリックしてマウスを移動すれば線が引けて、シングルクリックで頂点、
ダブルクリックで線全体が決定されます。

付加機能として、線を選択している状態で、add vertex を選択していると、
クリックした箇所に頂点を付け足すことができます。

頂点をドラッグすれば、線の形状を変化させることができます。

そのほか、右側のプロパティのWindowを使えば、線の太さ、矢印の
選択、線の色等多彩な表現がきわめて簡単に使用できます。









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データの考察 7 [学習方法]


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snipping tool でチャートの必要な部分をキャプチャーします。
名前をつけて、保存します。
クラウド上に保存すると便利なのは昨日書いたとおりです。

次に使うソフトウェアは、iphotodraw です。
フリーのソフトです。
この名前で検索すると、すぐに出てきます。

写真にコメント書くことの特化されたソフトです。
Windows標準のペイントですと、いったん入力した文字を移動
させるのは、非常にわずらわしく、やりたくない作業です。

ところがこのソフトですと、たいへんにかんたんです。

まずは、文字を入力して、移動させてみてください。


キャプチャ_02_New.PNG

これならば、チャートに自分の分析を書き込み、データとして
集めていくのも抵抗が少ないはずです。

次回は、さらにほかの機能も紹介していきます。


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データの考察 6 [学習方法]


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具体的な作業です。

まず、チャートをキャプチャーします。
ツールとして一番簡単なのは、キーボードから「Print Screen」を使う
方法です。キーボードによっては、「Prt Sc」と短縮表記されているかも
しれません。

このキーボードを一回たたくだけで、現在画面上に映っているものはすべて
キャプチャーできます。しかし、画面全体を取り込んでしまいますので、
画面下のタスクバーや、マルチモニターを使っているともう一つのモニター
画面まで全部一つの画像ファイルになります。

「Alt」キーを押しながら操作すれば、現在アクティブなWindowだけを取り込む
ので、ずっと便利になります。しかし、MT4のツールバーとかも入ってしまいます
ので、かなりじゃまです。

おすすめは、Windowsならばアクセサリーに入っている「Snipping Tool」です。
画面の中で取り込みたい部分だけをマウスでドラッグして範囲指定するだけで
選択できます。直感的な操作感覚ですので、どなたにもストレスなくできます。
Vista以降のWindowsにはすべて入っています。
(Macは知りません。ごめんなさい。)

次に保存先です。普通にローカルドライブのどこかのフォルダーに保存して
いいのですが、便利なのはクラウドサービスです。
自宅だけでなく、外出先でもすぐにアクセスできる便利さはすばらしいです。
チャート保存だけならば、セキュリティ上もそれほど気にする必要はない
ですし。

DropBox , SugarSync 等これまでもありましたので、ご存じの方も多いと
思います。最近では、「copy」というサービスもあり、これは初期容量が
15GBとかなり太っ腹です。笑

DropBoxは初期容量が2GBと少々物足りない気もしますが、日本語表記
なので抵抗は少ないと思います。
もし、まだお持ちでない方で、日本語のほうが安心だと思われる方は、
下記のリンクからどうぞ。(無料です。)

DropBox


copy は大きいのですが、英語表記なので抵抗を感じる方も多いでしょうから、
アカウント作成方法を載せておきます。

1.次のリンクからアカウント作成のサイトにいきます。

copy

2.下の写真のような画面が出てきますので、必要事項を記入します。
copy_01_New.PNG

3.メールが届きますので、認証のためにリンクをクリックします。

4.ログイン後、必要なアプリケーションをインストールします。
  Windows 以外に、 Mac OS X (10.7+), Linux, iOS, Android,
  Raspberry Pi, and Windows Phone,などあります。

以上で終了です。

次回はキャプチャーしたチャートをデータとして活用する方法に進みます。

 



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データの考察 5 [学習方法]


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前回、チャート分析について書きました。
どうしたらよいかについて質問された際、チャート分析を
自分の手と目で行うことも述べました。

しかし、それを伝えた人たちで、その後継続している人は皆無
でした。 苦笑

まあ、「参入障壁」が高いというわけで、逆に言うならば、
それだけ優位性は高いのです。

だれもが「やったほうがいいよなあ」と思っていて、実際には
できないでいることというのは、一番効率がいいのです。

やることは明瞭です。

自分のルールでエントリー・イグジットしたトレード記録を
きちんと考察を加え、書きためていくのです。

過去トレでもいいのです。

あとで、分類・整理すると、びっくりするような発見が
あります。

こればかりはやってみないとわかりません。
しかも、自分のトレードを分析することに意義があります。
他人の分析とは衝撃の大きさが異なります。

わたしの場合、最初は自分のリアルトレード、デモトレード等
から始まり、その他研究のために各種分析を行いました。

ネット上にあふれている情報商材にお金を使うくらいなら、
自分で検証をするほうがはるかに価値があります。



くどくて申し訳ありませんが、手法については書きません。

すばらしい手法があって、それさえ知れば儲かる、なんて
夢の話です。ありえません。
しかし、「心底信じて」 「愚直に繰り返せば」、結果として利益に
なる手法はたくさんあります。

「たくさん」あるのです。

目を疑わないでください。

「たくさん」あるのです。
むしろ、ありふれているのです。

だから、ちょっと目新しいインジケータを付属させて、商材として
販売することなどむずかしくないのです。

しかし、時間と手間はかかります。
それは覚悟してください。

きっちりと取り組めば、一年間に500万円から1000万円くらいの収入が
手に入るのです。
仕事だと思えば、その手間も苦にはならないはずです。

PCは必要です。
プリンターもあったほうがいいです。
ネット上に公開されているフリーソフトを使います。
ダウンロードできますよね。

以上のことを前提に、明日は次に進みます。







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データの考察 4 [学習方法]


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わたしがやってきた方法を具体的に書きます。

まず、基本となる考え方です。

以前、書いたものをもう一度載せます。

----------------------------------------------------------------------------

1.世界中のトレーダーが見ているチャートは、買い勢力と売り勢力の力のバランスが表現され
  ている。
  それがいろいろなパターンを形作っている。大切なのは、ある特定のパターンが出たら上が
  る、下がると  いうのではなく、どちらかの勢力が強くなり、バランスが崩れたときにその
  過程でパターンは生じるのであり、さまざまなバリエーションがある。

2.したがって、重要なのは、それぞれの勢力の強さがどのように読み取れるかである。

3.強さを読み取る際に、一番直接的な情報は「レート」そのものである。
  具体的には、始値、高値、安値、終値 の4つである。

4.次に水平線である。支持線(サポートライン)、抵抗線(レジスタンスライン)という機能が
  ある。

5.「トレンド」という概念が理解する必要がある。

  3から5の「レート」 「水平線」 「トレンド」 の3つだけが世界中のトレーダーに共通する
  観点である。
  ファンダメンタルは別として、それ以外の情報は、人によって異なる。
  これらだけは全員が共通して目にしている。(読み取れるかどうかは別として)

------------------------------------------------------------------------

次に、手法ですが、ここまで書いたものから分かりますように、
自分が心底信じられるまで、腹に落ちるまで、ひたすら自分の手と目で
検証したものが手法となりました。

つまり、何かすばらしいものが最初から存在していて、それを入手したら儲かる
のではなく、チャートで検証していくうちに、優位性のある使い方が身について
きたというわけです。

さらに具体的にします。

下のチャートは最近のGBPUSDの日足です。
エントリーポイントは、ごくありきたりなブレイクアウトをルールとしたものです。

下の例ではたまたま勝っていますが、ブレイクアウトは、勝率がひどく悪い
ことで知られています。

しかし、数多くのチャートから、ひたすらブレイクアウトでエントリーしたら
どうなるかを抜き出しました。

そうして、それらのチャートを印刷し、床に並べます。
仲間わけをします。

ふっと、特徴に気づきました。

みごとに機能して利益になりやすい場面、逆に損失になりやすい場面が
わかってきたのです。

重要なのは、多面的な観点から、ブレイクアウトのデータを収集し、
これまた多面的な観点から分類・整理・考察することでした。
(単純に、チャートを20枚とか並べただけでは、もちろんありません。
もう少し工夫を加える必要はあります。また、必勝法ではありません。
繰り返すと、トータルで利益になる方法です。ブレイクアウトの場合、
けっこうすばらしいパフォーマンスが出ます。)

これを行うことで、ありふれたブレイクアウトのルールが使用に耐える
手法に変身しました。

もう一つ、重要なことは、繰り返しますが、自分の手と目で検証したことで
手法自体への信頼感と同時に、進歩しつつある自分に信頼感を
持てたことです。

システムトレードを行うにしても、裁量トレードを行うにしても、
この部分が達成されない限り、成功はあり得ないと思っています。

これはおそろしく強力な方法です。
しかし、これまでに人から尋ねられるたびに答えてきましたが、
ほとんどの方ははなから実践しないか、何回かやってみて
その効果を実感する前にやめてしまっているようです。
(わたしの場合、2000枚ほどこなしたときに、ある種の明るい
光を感じました。何とか食っていけそう、そんな実感が
ありました。)

さらに、具体的な話題ですが、チャートをキャプチャーする方法、
書き込む方法について、次回から書きます。

Macについては知りませんが、Windows標準のペイントでは、
たいへんに不便です。下のような書き込みをしようとすると、
とんでもなくたいへんな苦労をします。
もっと簡単で、手軽なツールがあります。しかも、無料です。

こうしたものについて紹介していこうと思います。

GBPUSD_Day_New.PNG


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データの考察 3 [学習方法]


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すごい雪ですね。予想はしていましたが、窓を開けたら一面真っ白な
世界で、今日の外出は予定通りなしです。

そもそもが冬ごもりみたいな生活に近いので、特に困るわけでは
ないのですが、恒例の午前中の運動ができないことだけが
困りました。



さて、続きです。

トレードに関する学習です。

わたしが心から信じられた、本気になれたのは、実物のチャートによる
考察です。

トレードの世界にはさまざまな情報があふれています。
書籍、情報商材、ブログ等何かを手がかりに学習を始めることになると
思います。

ゴミのような情報に紛れて良質な情報が目立ちにくいので、入手してから
「ああ・・・・・」とがっかりすることもあるはずです。

いくつか入手するうちに、何とか使えそうかなと思えるもにに出会える
かもしれません。

わたしの場合、そこから本当の学習が始まりました。
自分が使おうとするエントリールールやイグジットルールが実際のチャートで
どのように機能するのか検証を始めました。

2000枚ほど行ったときに、腹に落ちたものがありました。
ある種の明るい光を感じたのです。

決して安定することはないだろうけれど、何とかやって
いけると肌で感じました。

生のチャートにじかに自分の手と目で触れ、そのなかで
ルールも自分に即したものに定まっていきました。

自分のルールは必勝法ではない。
しかし、繰り返せば利益は残る。
このことについて理屈だけでなく、肌で体感できるようになったと言えます。



「自分が心底信じられる。」


これがカギでした。


次回から、わたしが使用したツールの使い方を書きます。



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データの考察 2 [学習方法]


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トレードとの関係です。

正確に言うならば、学習に関わること全般に関して共通しています。

いろいろな知識・技術・技能等たくさんの内容をヒトは習得します。
しかし、それらがすべて役立っているわけではありません。
中途半端で終わってしまったり、学んでも実生活に使う機会がなかったり、
いろいろな原因があります。



とにかく、カギとなるのはこれ一点のみに関わっていると言っていいのです。




それは何か。



「本気で信じること」



これだけです。



今までわたしが経験してきたノウハウの中で、最大のものです。



自分が学んだ知識、技術、技能を本気で信じること。
もし、学習中であれば、その方法を本気で信じること。


前回、

「自分自身を訓練によって進歩させることに価値をおいているわけです。
そして、進歩できる自分にさらに信頼感を感じ取れるのです。」

と書きました。


わたしにとって、これこそが何かをなしえたときに共通する要素でした。
つまり、進歩できる自分を感じ取れたときに、信じることができたわけです。

その方法への信頼感、そして、自分自身への信頼感。


他の人が行って実績が上がり、価値があると言われ、評価の高い
内容であったとしても、半信半疑でいる限り、いつかは忘れ去って
しまいました。
しかし、「本気で信じられた」もの、「夢中になれた」ものは
形のある成果に結びつきました。

考えにくいことなのですが、それについての他人の評価はあまり
関係なかった。
もっと言うならば、その価値が一流でなくても問題なかった。

「本気で信じられた、熱中できた、だから継続できた。」
この時点で未来がすべて決定された。
そう言っていいと思っています。



次回から、トレードについてさらに具体的な取り組みを
書こうと思います。


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データの考察 1 [学習方法]


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前にも書きましたが、わたしはマニュアルミッションの自動車が好きです。
最近の日本車はほとんどがオートマチックで、マニュアルの自動車は
軽トラックかスポーツカーにわずかに残っているばかりです。
したがって、経験されている方はもう少ないと思われます。

オートマチック車の進歩は著しく、燃費もよく変速のショックはとてもわずかに
なってきており、普通に実用に使う限り十分なレベルだと思います。

しかし、マニュアル車でも、変速時のスピード、エンジンの回転数、クラッチ
断続のタイミング・タッチ等により、とても快適な運転を行うことが
できます。
「上手になりたい」と思って、意識的に練習を繰り返すと、ほとんど
ショックもなく快適な運転をすることもできますし、必要な瞬間には
エンジンブレーキをかけたり、素早いコーナリングのためのシフトワーク
など、どんなことでも上達します。

それでも、ひょっとすると、最近の高性能なオートマチック車の方が
タイム上はずっとよい成績を出せるのではないかと思います。

しかし、それでもマニュアルミッションを選ぶのです。 ( ̄∇ ̄)

選択の基準は「結果」ではないわけです。



なぜか。

まずは、これまでに乗ってきた車が1台を除き、すべてが大排気量の
マニュアルミッションの車であったので、それが習い性になっている
ためでしょう。

次に、よくできたオートマチックミッションよりもよく操作されたマニュアルミッションに
よるドライブの方が、わたしにとっては快感度が高いのです。

さらに、できあがったもので満足するよりも、自分自身を訓練によって
進歩させることに価値をおいているわけです。
そして、進歩できる自分にさらに信頼感を感じ取れるのです。

この3つめこそが最大の理由です。



運転中は常にクラッチ・シフト操作が繰り返されます。
経験されている方はお分かりのように、もっとも繊細なタッチを要求
されるのはクラッチです。

足裏の微妙な感覚で、今の滑らせ具合を感じ取れます。クラッチ
ペダルを離すまでの間の足をいかに動かすかは、非常に神経を使う
運動です。しかも、ただ丁寧につなげばいいというわけでなく、
その状況に応じた動きが求められます。

具体的には、道路は直線部かそれともコーナリングのどの段階か、
そもそもシフトチェンジをやっていいタイミングなのか。
ブレーキングとシフトチェンジの間をなるべく早く行いたいのか、
それともゆっくりでいいのか。



各種条件を総合的に判断した結果の行動となるわけです。
一種の関数とも言えます。
関数式は自分です。自分を磨くことで、関数式も洗練されていきます。
これこそが自己信頼感に直結しています。


何やらトレードとのつながりが出てきましたね。


ところで、マニュアルミッションの車に関して、みなさん、どんなことを感じて
いらっしゃるのでしょうね。
トレードとの関わりは別にして、興味があります。
(うちの奥さんには、興味がない、と一蹴されています。 苦笑)


(「やってのける」は、ちょっとあとにします。)




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