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七面鳥 [日記・雑感]


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ヨーロッパでクリスマスというと、やはり七面鳥です。

スーパーマーケットには特設売り場が設けられ、家庭で調理できる
ように七面鳥が並んでいます。

58.41ユーロというと、7800円ぐらいです。
正直言うと、私は鶏肉が好きではないので、七面鳥も食わず嫌いのために
まったく興味はありませんが、こういう価格だけには関心があります。

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ロックダウン解除 [日記・雑感]


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こちらはしばらくの間ロックダウンでしたが、ようやく明日の月曜日から解除になります。
ただし、飲食店はそれよりほぼ一週間遅れです。
このような異常な状況が2年近く続いていると、社会のきしみが目立ってきました。

日本人からすると異様なのは、殺気立つデモです。
オランダやベルギーでは、数万人規模と相当膨れあがりましたし、放火・投石などが
あったため、催涙弾、放水銃が使用されました。
レストラン・バーなどに入店するときに、ワクチンを接種している証明書の提示が
義務づけられているため、受けていない人たちが事実上閉め出されているのがきっかけの
ようです。また、ロックダウンを繰り返していても、なかなか終わりが見えていないのも
ストレスになっているのでしょうね。

大きな騒動を起こす人たちにはある程度共通項があります。
白人、低学歴、低所得、郊外居住、サッカー愛好者などです。
移民の多い国では自分たちの職が奪われる、収入が低下するといったグローバル化の
原因として、移民への八つ当たりがあります。低学歴の人たちの仕事はどうしても
移民たちの仕事と重なりますものね。
ただでさえ、高いとは言えない所得がますます下がる。
毎日仕事が終わったら行きつけの酒場でわいわいと憂さ晴らしをしていたのに、
それさえも店が閉鎖されていたり、ワクチン接種の証明書を義務づけられる。
サッカー程度の勝ち負けで暴力事件を平気で起こす人たちですから、デモだって
最初は酒場の憂さ晴らしと同程度の動機ではないかという気もします。


オーストリアでは今回のロックダウン直後の11月中旬には一日あたりの感染者が
1万人にも達しました。
総人口が890万人程度の北海道程度の大きさの国で、一日1万人、
累計で123万人の感染者です。
相当な数です。それが現在、一日5000人に下がりました。
減ったのはいいのですが、それでも5000人。
ロックダウンの効果と言っていいかどうかもまだ断定できません。

わたしはほぼPCの前のお地蔵さん。笑
運動のために1時間~2時間程度の散歩。
飽きもせず、毎日繰り返しています。

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この紅白の棒は、上からつららが落ちてくるかもしれないから、
要注意、という意味です。
けっこう危ないです。
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シナリオ作成と変化への対応 2 [トレーダー]


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前回の続きです。

1.デルタ(方向性)で勝負する
  安いときに買って、高くなったら売る。
  高いときに売り、安くなったら買い戻す。

2.セータ(時間価値)で勝負する
  早い時期に売り、時間が経過して安くなってきたら買い戻す。

3.ボラティリティ(変動率)で勝負する
  低いときに買って、高くなったときに売る。
  高いときに売って、安くなったら買い戻す。

これらのいずれか、もしくは組み合わせで戦うことになります。

デルタ.jpg

デルタの勝負は、株式や為替取引とほぼ同じです。
価格の上下で利益を作ります。
上げ下げを当てることを目指します。
非常にわかりやすい方法です。
しかし、実践するのはかなり難しいものです。

よく言われるように、毎日の値動きの大半はランダムな動きであり、
それを予測する方法など現実的にはないと言ってもいいからです。
最近はAIを用いたコンピュータによる自動取引で、相当の成果を上げて
いるという噂は聞きますので、ひょっとしたらそうした方法はかなり有望
なのでしょうが、現時点で個人が利用できそうもありません。

ただ、50%以上の確率でなくても、損小利大になるような方法が見つかれば、
あるいは何とかなりそうな気もします。
(現実に、それができそうな方法が実際にあります。)


セータ.jpg

セータの戦い方は、縦軸・横軸ともにデルタの戦い方と同じですが、
意味合いが異なります。

デルタの場合、銘柄自体の値動きをとらえることを目的とします。
時間経過は特に重要ではありません。

しかし、セータの戦い方の場合、時間経過そのものが価値を減価させる力です。
そこが大きな違いです。

また、セータによる時間価値減少をねらうとき、通常OTMの銘柄を
使います。
勝率が高くなるのはいいのですが、利益が僅少である割にITMにでも
なろうものなら、利益が吹き飛ぶだけでなくたいへんな損失を被る
危険もあります。一番高度な技量が必要とされます。

ボラ.jpg

ボラティリティによる戦い方は、セータ同様オプショントレードの特徴的な
手法です。
デルタ同様、安いときに買って高くなったら売る、高すぎるときに売って
割安になったら買い戻す、という方法です。
難しいのは、ボラティリティが高くなる(膨れあがる)のは、あっという間だと
いうことです。
買い持ちの時には、すぐに決済しなくてはいけない。

売り持ちの時には逆行さえしなければ、あまり神経質にならなくてもいい。
そのためには、ヘッジの買いをいれることになるので、利益は多少削られます。

もう一つ難しいのは、ボラティリティが膨れるタイミングは基本的に
わからないということです。
定義からわかることですが、誰もがはっとしたからこそ膨れあがるわけで、事前に
予想できていたら膨れないということ。笑


こうして眺めてみると、日常的に取り組みやすいのはセータ狙いです。
重要なのは、逃げ方を事前にはっきりと決めておくことです。
これが明確であれば、そうそうひどいことにはなりません。

そして、逃げるときというのは、すなわち動意が現れてきたということです。
ということは、言い換えると、ボラティリティもしくはデルタ狙いのトレードの
チャンスとも言えます。

この切り返しこそが、最大のノウハウだと考えます。

このノウハウは、過去のデータ分析の積み上げである程度固まります。
いわば、将棋の棋譜を分析するように、過去データでの適切な動きを暗唱して、
質のよい判断が下せるように訓練する。

勝てるようになるには、これしかないです。







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シナリオ作成と変化への対応 [トレーダー]


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相場は上がるか、下がるか、横ばうかの3つしかありません。
したがって、上下をねらうトレードの場合、これだけを考えればいいのですが、
オプショントレードの場合、もう一つ「ボラティリティ」があります。
これを踏まえると、次のような場合分けが出来ます。

シナリオ作成.jpg

通常の株式や為替トレードの場合、上昇か下落のいずれかを選択しますが、
オプションの場合そうした選択以外にも利益を出す方法があります。

例えば、
・急騰もしくは急落で利益になる
・横ばいもしくはゆったりした上昇・下落で利益になる
・急落で大きな利益、上昇で小さな利益、ただし緩やかな下落では
 大きめの損失
など、多様な姿で損益が発生します。

というのも、
デルタ、ガンマ、ベガ、セータなどのリスク指標で示されるような
要素が複雑に絡んでくるためです。

しかし、原理としては非常にシンプルです。

1.デルタ(方向性)で勝負する
  安いときに買って、高くなったら売る。
  高いときに売り、安くなったら買い戻す。

2.セータ(時間価値)で勝負する
  早い時期に売り、時間が経過して安くなってきたら買い戻す。

3.ボラティリティ(変動率)で勝負する
  低いときに買って、高くなったときに売る。
  高いときに売って、安くなったら買い戻す。

要するに、どれかで勝負するか、組み合わせて勝負する。
それだけのことです。
当然ですが、必勝法は存在しておらず、何かを狙えば、別の何かは
あきらめることになります。つまり、そのリスクは覚悟するわけです。

しかし、オプショントレードの面白いところは、自分の思惑が外れたときに
切り返しが効くところです。

セータ狙いのポジションを組んでいても、ボラが膨れそうだと判断したら、
損失に終わりそうなポジションをロスカットして、大きく動いたときに利益に
なるようなポジションに組み替えることが出来ます。
もちろん、大きく動くと見込んだにもかかわらず、「嘘だよ-ん」となって
しまえば、往復びんたになってしまう危険もありますが。笑

ただ、事前にその対応策を考えておけば、その場で慌てずにすみますし、
あくまでも限定的ですが、損失を利益にひっくり返すこともできるわけです。

したがって、最初のエントリーポジションとともに、変化への対応策で
利益を作っていくこともできます。

このあたりは、囲碁・将棋、麻雀などとよくにています。
特に、麻雀に似ているでしょうかね。
一局一局の勝ち負けより、トータルでプラスにすればいい、というところが
そっくりですからね。
大負けしないようにして、対局できるような状態を維持するところもそうですね。

配牌から状況に応じて、手を作っていくのも同様です。
状況を読み、外したら、また別の手に変更する。
たぶん、この柔軟性こそが命だと思います。

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