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結果の出ない人 [トレーダー]


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トレードを始めて3年以上たっても、結果の出ない人たちに共通しているのは
根本的に何かが間違っていることです。

トレードの要素は、スキルと規律の2つです。

手法が明確に定まっていないのも、その手法が機能しやすい場面と機能しにくい
場面が具体的にわかっていないのも、スキル不足です。

また、「手法さえ教えてもらえれば、あとは同じことをやればいいんだよね?」
なんていうのは、そもそもお話にならないレベルです。
その程度で稼げるのであれば、世界中に貧乏人はいなくなります。

ネット上で販売されている教材やスクールは玉石混淆です。
箸にも棒にもかからないものは論外として、まともなものでも、自分のものに
するにはそれ相応の訓練が必要です。
ろくに訓練もせずに、リアルマネーをつぎ込んでもうまくいくはずなどありません。


さてと、このようなことは以前からずっと繰り返し書いてきましたが、最近
結果の出ない人たちの新しいタイプを発見しました。

トレードにはメンタルが重要だということで、メンタルに関わる書籍や
自己啓発系のセミナーに入れ込んでしまう人たちです。

まあ、言ってみれば、脳外科医が
「手術には緻密なプラント技術だけでなく、落ち着いて執行するメンタルが重要だ」
といって、自己啓発の勉強だけにはまるようなものです。

もちろん、それも大切でしょう。
しかし、手術用器具(メス等)や各種医療機器を適切に操作できるスキルや、
症例報告に目を通してその患者に最適な処置を選択できる判断力など、
じかに必要な分野の訓練は欠かせないはずです。


トレーダーにとっては、実際の相場でデータを取り、分析して、記録をまとめることです。
(確率的自称なのだから、トータルで勝てばいい、という点でも不可欠ですが、
これは別問題なので、割愛します。)

トレードに直接関わる訓練が不十分な人が、いくらメンタル面の学習をしても
勝てないのは自明の理です。




メンタルという点で、トレードに直接関わるのは「規律」です。

たとえば、ぽじぽじ病など、万引きと同じですね。
利益が欲しいあまり、ルールが守れないのですから。

万引きはしないのに、トレードルールが守れないのはなぜか。

万引きは外部から罰せられるのに、トレードルールは自分以外に見ている人が
いないからです。

また、重要なのは、普通の社会人はすごく努力して(つまり、我慢して)、
万引きをやらないのではないということです。
万引きをやらないのは、そうするのが一切の努力無しに普通にやれることだからです。

その商品さえ入手できれば、手段は問わないというのではないのですよね。
自分の所持金の枠内で買い物はするものだ、というのが身に染みついている。

トレードも全く同じです。
なんでもいいから、利益になればいいというのではありません。
自分の手法に合致するとき(自分の所持金)、トレードできる(買い物できる)わけです。

買い物と異なり、必ずしも目論見通り利益を得られるとは限らないのですが。



整理します。

1.トレードに直接関わるスキルを上達させる訓練は不可欠です。

2.規律は我慢して維持するものではなく、そうするのが普通である、という状態に
もっていけば、うまく機能します。これは、メンタルに共通する視点です。


※ あと、稼いでいる人たちも、けっこうルール破りをしていますね~
  みんな、マウスをぶん投げたり、壁に頭突きしたりしています。
  「また、やっちまったーーー」という話題は、また、のちほど。

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日銀金融政策決定会合 10月30日(金) [トレード結果]


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本日の日銀金融政策決定会合では、大方の予想通り追加緩和は行わないと
いう結果になりました。

それはそれとして、そのあとの動きが非常に興味深かったです。

緩和無しという速報が流れると、先物は一気に売られて、一瞬ですが、
18720円(mini)という安値をつけました。

しかし、すぐに買い戻しが入り、すぐに発表直前の値まで戻した後、今度は
買いが入り、19220円(mini)まで上がりました。

引けにかけて売りが目立ち、下げていきましたが、結局19080円が
終値となりました。



15分足
1030_日経平均先物.PNG
(マネックス証券より引用)



これを週足で見ると、今週は大きな節目を抜いたことがわかります。
1030_日経平均先物_週足.PNG
(マネックス証券より引用)

8月下旬の暴落後、9月5日(土)の週末に下落して以来、ずっと超えられずにいた19000円と
いうきりのいい数字と、一目均衡表(週足)の基準線を超えて終値を確定したわけです。

こういう節目を超えるには相当なエネルギーが必要であり、よけいな重みをふるい落とす
ために、直前の下落が使われたと推測しています。
10月27日の18765円が直近の安値です。
この近辺にはそこそこロスカットの逆指値がたまっていたのではないかと思います。
そのロスカット注文を発動させて、しかも一瞬のうちに安く買い仕込みを行ったところなど
さすがにプロです。
個人ではとうてい太刀打ちできません。 苦笑

そして、19000円台・基準線超えで、終値をきめる。

相当大きな資金を動かしているだけに、今週末にはこれを成就しようとしていた
大きな意思を感じます。

郵政上場というビッグイベントを思わずにはいられません。

勘ぐってみるならば、追加緩和があればそのまま上昇するので問題なし。
緩和なしで、落胆したところで、売り仕掛けてロスカットを発動させて、安く仕入れて、
一気に上げてしまう。

どっちでもよかったんですね。

日銀金融政策決定会合、郵政上場というイベントを利用して、相場を動かす・・・・・・

見事というしかありません。

個人が同じ土俵に経ったらはじき飛ばされてしまいますので、こういう強い人たちの
意向をうかがいながらついていくのがよさそうです~

今夜のナイトセッションでも維持されるかどうか、興味があります。




追記 17:21

マネックス証券によると、この間の経緯は次のように表現されています。
こう書いてあると、いかにもすべてわかったような気になります。
でも、わたしは自分の妄想(笑)を舵取りに使います。
--------------------------------------------------------------------------

こうしたなか後場の日経平均は85円安で寄りつくと、一時150円超まで下げ幅を広げました。
ただ、買い戻しが入り、日経平均はすぐにプラス圏に浮上しました。13時過ぎに、政府が
補正予算を総額3兆円超で調整し、7-9月期のGDPの結果発表次第では金額の上積みも
検討していると報じられたこともあってか、ドル円が一時121円50銭近くまで円安に振れると
ともに、日経平均は大きく上げ幅を広げ、1万9200円台を回復しました。
大引けにかけて日経平均はやや上げ幅を縮めたものの、1万9000円台を保っての大引け
となり、3日続伸しました。

---------------------------------------------------------------------------






10月31日 7:20 追記

miniは、18910円でナイトセッションを終えました。
日銀が追加緩和を予想通り行わなかったことで、
「まだ、カードが残っている」という認識になり、かえって本格的に
売るわけにはいかない、という結果だったのかもしれません。

来年の前半までこれが続くのでしょうかね・・・・・

市場関係者のこういう反応は、当然日銀も予想していたのでしょう。

マーケットは本当に人の思惑次第です。

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旭化成 [日記・雑感]


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旭化成のマンション偽造問題は、相変わらず波紋が大きいですね。
あまりにずさんなまねをしていたわけで、当然の反応です。

建て替えや補償などで、数百億円の費用がかかるという見積もりも出ています。
業績への影響は到底軽微とは言えません。
ただ、救いなのは、企業体質と言うよりも施工担当者個人による部分が大きいと
いう点です。
東芝とはかなり異なります。
(もちろん、そういう社員を適切に管理できなかった責任は、免れませんが。)



旭化成は優良企業です。
同じ化学品メーカーの住友化学や三菱ケミカルの営業利益率が5%前後なのに対し、
旭化成は約8%です。
約60%ほど上回っているのです。

トレーダーとして見たとき、オリンパスの不祥事を思い出します。

下のチャートで、大きくへこんでいるところが、不祥事が発覚したときの市場の反応です。


オリンパス.PNG
(楽天証券より引用)


この大きく下げたときに買っていたら、4年で4倍です。 笑


旭化成のチャートは次のものです。

旭化成.PNG
(楽天証券より引用)
※ ちなみに、まだまだ、下げが足りません!  もう少し下げてからがおいしいです。


現時点では、補償額等の費用がわかっていません。
おそらく、年末から年明けあたりに数字が出てくるように推測しています。
相当な金額になるでしょうから、そのときには株価がまた一段の下落を見せるのではないかと
思います。

そこがチャンスになると想像しています。

わたし個人として、現在、株式投資には手を出していませんので、見送りですが、
鵜の目鷹の目で注視している人たちがたくさんいるでしょうね。
動きだけは追いかけてみようと思っています。


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検証と訓練 4 [トレーダー]


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勝てていないトレーダーに共通するのは、「背景」とか「環境認識」とか
いわれる部分をおろそかにしている点です。

おろそかというと語弊がありますが、もっと正確に言うと、具体的基準にまで
落とし込んでいない点です。

たとえば、トレンドの認識についても、どうなっていることを上昇トレンドとしていて、
どうなっていることをレンジとしてとらえているか等について、少なくとも言語化・図示化
できていなかったら、それは具体的とはいえません。

また、どの時間足で環境認識を行い、どの時間足でトレードを行うのかについても
具体的に決定されている必要があります。
この場合には、複数時間足を使うわけですから、それらの時間足をどのように
組み合わせるのかについても、具体的に決まっている必要があります。

「そんなことはわかっている。でも、やり方がわからないよ」
というようなことはよく尋ねられます。

非常に効果的な方法があります。

最近も書きましたが、自分のルールでトレードしたとしたらどうなるのかについて、
個別場面のチャートを大量に収集して、それらを床に並べて分類・比較・整理・考察する
ことです。

これをやると、よくわかります。
「こういうときには、ホントにびしっと勝てる!」
「大きな上昇をしたあとだと、大きな戻しに巻き込まれて、ロスカットになりやすい」
などと、自然と見えてきます。
重要なのは、概念としてだけでなく、リアルな場面を通して体感できる点です。
これがないと、生きて働く力にはなりません。

このように見えてきたものが実トレードに活用できる環境認識です。
大量の個別データが、普遍的でシンプルな実感を伴ったイメージに脳内で変換される
のです。


「環境認識は、現場でこそ鍛えられる」  のです。


個別場面の分析以外に、環境認識力を向上させる方法はありません。

こうして、自分のルールが機能しやすい場面を選んでエントリーするようにすれば、
トータルでは自然と勝ててしまう。
そして、いくら訓練しても負けトレードも必然であり、受け入れなければならないことも
腹に落ちてきます。
メンタルも落ち着いてきます。


勝てる手法だけ教えてもらえば、それで何とかなるほど簡単ではありません。



また、

そもそも、勝てる手法自体を勘違いしている場合も少なくないので、
そこから間違えてしまうと、永久に迷いの森に閉じ込められる危険もあります。
(他人から教えられた手法を自ら検証もせず、鵜呑みにして、リアルトレードを始める
人が大半ですよね。大半の人と同じことをやっていて勝てるならば、誰も苦労しません。)

それを防ぐ方法もあります。

先日紹介しましたダニエル・カーネマンの「ファースト&スロー」のシステム2こそが
有効です。

※ システム1 ・・・ 速い思考    システム2 ・・・ 遅い思考
  簡単に言うと、上記のようになりますが、自分で手にとってみることをおすすめします。
  帰宅後の時間的束縛のために、最初からスキャルピングを始めた人たちは、
  どうしてもシステム1が中心となりやすく、その意味で不運と言わざるを得ません。
  

このシステム2を意識的に働かせて、手法の選定データ分析にじっくりと取り組めば、
おのずとシステム1が適切に活動できるようになります。


これ、キーポイントです。

勝てるトレーダーは、全トレーダーのたった3%程度です。
並の人間と同じようなことをやっていて、勝てるわけないのです。

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ECB追加緩和示唆 [トレード結果]


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昨夜、ついに動きましたね!

郵政上場に関わる事情で、日経平均を下げたくない思惑があることはみなさん、
感じていたかと思います。

そこにきてこの動き、上方向に背中を押しましたね。

先日、オプションのポジションを一つ決済したことを書きましたが、
あのまま持ち続けたときのシミュレーションは下の通りです。

2015_1023.PNG

このままSQまで持ち続ければ、最終的にはプラスで終了できる可能性は高いですが、
資金を有効に活用するには、相場に合わせたポジションに変更する方が適切です。

今回はたまたまもっともよいタイミングを選択できました。
運がよかったです。

今のポジションは上でも下でも動いてくれれば利益になりやすいので、
この動きは歓迎です。

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リスクオン or リスクオフ ? [トレード結果]


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最近のマーケットは、リスクオンだかリスクオフだか、よくわからない、方向感の定まらない
動きになっています。

10月12日週も、いったんリスクオフ的な動きになり、米ドル/円は118円付近まで下落
しました。ところが、週末にかけて買いが優勢となり、米ドル/円は119.50円付近まで
戻して引けています。NYダウも74ドル上昇と堅調な引けでした。

「年内にはなさそうだ」と言われていたアメリカの利上げが、ここへ来て、
「年内の利上げはない」という確信に変わったことで株式市場が安定しました。

そこに、日本やEUの「追加金融緩和期待」が加わって、相場が上向いているという
状況です。

また、日本の場合、郵政上場もあり、やたら下げられない事情が絡んでいます。

ただ、これは、おかしな話です。

アメリカが金利を上げられないのは、世界経済の成長が鈍化し、その影響で米国経済にも
かげりが見えてきているからです。

最近は、「アメリカは金利を上げるどころか、下げるのではないか」という見方すら
出てきています。

つまり、「アメリカが金融緩和を再開する可能性もある」というレベルにまで、米国経済が
怪しくなってきているわけです。

しかし、「利上げなし」なら「株を買え」ということで株が買われ、
「株式市場安定」なら「ドル買いだ」ということで、ドルが買われているわけです。

経済が悪いからマーケットが安定しているというのは、ちょっと考えてみればおかしい話です。


米ドル/円は、2014年8月には102円ほどでした。それが今や120円です。125円もありました。
1年ちょいで2割も上昇しているわけです。

この上昇を支えたのは、「アメリカは利上げに向かう。日本は金融緩和を続ける」という
経済政策の落差によるドル買いでした。

ところが、ここへ来て、「アメリカの利上げ」が怪しくなり、日本の「金融緩和」も、
これ以上やるかどうかは不透明な状況です。
つまり、いつの間にかドル買いの根拠がなくなってしまったわけです。

それでもまだ、米ドル/円は120円付近を保っているわけですが、これもちょっと変です。

現在の米ドル/円は割高ではないかとも思われるのです。

実際、米ドル/円は、8月24日にいったん116円に接近したあと122円近辺まで反発
しました。

そのあとは、徐々に頭が重くなり、少しずつ、上値と下値を切り下げています。
つまり、微妙な「下落トレンド」に入っています。


また、日本市場の9月・10月のSQ値がほとんど同じでした。

8月の世界同時株安の原因が特に解消したわけでもないのに、平穏すぎると
感じています。

本日10月20日(火)の先物の高値・安値の値幅は、たった120円です。
いよいよ、放れたら大きく動く準備が整ってきています。

そろそろ、何かが起こっても不思議ではないような気がしています。
まあ、ただの直感ですし、当たろうが外れようが半々ですから、当たったところで
偉そうなことは言えません。

しかし、オプションに関しては、上にしろ下にしろ大きめの動きが出てもいいように
ポジションを調整しました。

これから11月のSQまでにどう動くか楽しみです。


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10月19日(月) オプション決済 [トレード結果]


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先日来のポジションを決済しました。
(正確には、入れ替えです。)

下記のように、小さく時間的価値が減少してきました。
現在のポジションで利益の上積みはあまり大きくないわりに、
急落・急騰があると利益が毀損されるので、ここらへんでやめます。
10日ほどでの放置で、17万円ほどの利益ですので、まあ、
悪くないところです。

2015_1015.PNG

2015_1016_ji.PNG

2015_1019_ji.PNG
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10月14日 寄り付き前のポジション [トレード結果]


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家庭内のことで相変わらず多忙なため、オプションのみ
ポジションを持っています。

きわめて順調に利益は伸びています。
逆に、順調すぎるため、警戒しています。

おわかりのとおり、大きく動くと弱いポジションです。
ほどほどのところで利益を確保して、変動に備える必要が
あります。
(もう一つ、別のポジションもあります。そちらは今日、入れ替えました。 10:25追記)

2015_1014.PNG
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検証と訓練 3 [トレーダー]


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シナリオ作成についてです。


勝てていない人の特徴として、シナリオを作成していないか、作成していても
適切に作成できていないかのどちらかが該当します。

勝てるようになるためのキーポイントです。
言い換えるなら、これができれば勝てます。


トレードのシナリオというのは、具体的なプランです。

「こうなったら、こうする」
「ああなったら、ああする」

具体的な数値、もしくは具体的なライン等を根拠に、自分の行動を事前に
決めておくのです。

行き当たりばったりの出たとこ勝負でやっていたら、絶対に勝てないのは
想像がつくと思います。

しかし、それなりにシナリオを作成していても、勝てない人は勝てません。

この種の人たちに共通するのは、過去データの分析が不十分なところです。
詳しくは、1に述べてあります。

大量のデータを分析し、分類し、整理・考察を加えていれば、
「今、この時点から想定できるエントリーは、どのような形になるだろう」
という具体的な想定ができるはずです。
しかも、過去データのどのエントリーと似た値動きなのか、ピックアップできる
はずです。
さらに、その後の値動きに対して、どのような対処が必要になるのかも、
わかるはずです。
つまり、うまくいったとき、うまくいかなかったとき等について、複数の対応策が
「事前に」準備できるのです。

もし、ここまでやれていて、それでもなお結果が思わしくないとしたら、その手法に
ついて理解できていないか、あるいはその手法自体に優位性がないかの
いずれかを疑うべきです。


シナリオ作成は相当困難な学習です。
まして、独学で取り組むのは相当厳しいといわざるをえません。

しかし、達成したとき、違う世界が見えてきます。
やるだけの価値はあります。

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検証と訓練 2 [トレーダー]


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「うんざり」を乗り越える方法についてです。

昨日、「また、後日」などと書きましたが、そんなことを言っても、
わたしが忘れてしまうことに気づきました。 笑

そもそも、こういうブログという形式は、体系的に書いていくのには不向きですよね。

200あまりの記事を書きましたが、自分で書いた記事を振り返ったりしないんですね。
ほかの方はどうなのかわかりませんが、少なくとも、わたしはやりません~

そこで、今日、書いてしまいます。

みなさん、トレードに関心をお持ちでしょうから、それにしぼります。




ずばり、質問します。
正直に答えてください。

1.あなたが過去において、困難な課題をやりとげたことはありますか?
  あるとしたら、それは何ですか?その過程で、自分なりにどのような
  工夫をしたのか、具体的に説明できますか?

2.あなたが金銭的にまったく苦労しなくてすむという前提で考えてください。
  1円の報酬をもらえなくても、やり続けたいことは何ですか?

3.朝から晩まで寝食を忘れて、何ヶ月間でも没頭できるものは何ですか?





さあ、答え合わせです。

いいですか?

1で、まったく何もないという方は、当然ながら、トレードにおいても、成功する可能性は非常に
低いです。他の分野で成功していないのに、トレードにおいては成功するなんて、ほぼ
ありえないのは明白です。

また、何かをやり遂げたとして、その過程で自分なりに工夫したことを説明できないとしたら、
残念ながらやはりむずかしいです。
直感のみでトレードを行うのは危険です。直感とは異なる、「スローな思考」が必要です。
説明は、「スローな思考」の特徴です。
(ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏の「ファスト&スロー」に出てきます。)

2です。
金銭的な誘因で始めたとしても、もしそれだけがモチベーションのままだとすると、必ず
息切れします。トレードは金銭と切り離せませんが、お金だけでは継続できません。
検証作業それ自体は、お金を生み出しません。それでも、ずっとやれますか?


3.最近、アメリカの大統領選挙で名前がちょくちょく出てくる、ドナルド・トランプ氏の
言葉です。

「あなたが、寝ても覚めてもやり続けられるビジネスでなければ、成功しない」

トレードではなく、検証作業がそれくらい好きですか?


まとめます。

「説明」という思考スタイルになじめますか?

一銭のお金も生み出さない検証作業をやり続けられますか?

そもそも、そんな検証作業を、寝ても覚めても継続できるくらい好きになれますか?



わたしとは異なるスタイルでうまくいっている人たちもいるでしょうから、これが唯一の
成功スタイルだとは断言できませんが、少なくともこれは成功スタイルの1つには
含められると考えています。


最後に、「うんざり」との関係です。

つまり、寝ても覚めても継続できるくらい抵抗がなければ、「うんざり」したとしても
共存できるものです。笑
毎朝、起床すれば、会社に出勤していますよね、うんざりしていても。

それと同じです~ w

いっそのこと、好きになってしまえば、いちばんです!

それならば、「うんざり」などどこかへいってしまいます。

勝てるトレーダーへの道は、ネット上の情報商材ではなく、あなたのマインドに
あるんですよね~

ぜひ、やってみてください。



※ わたしが今日書いたような記事は、ネット上どこにでもあります。
それらを読んで、取りかかる人が100人に20人くらいいるそうです。
そして、1年継続する人が、そのうち3人前後らしいです。
きっかけはどうあれ、成功する人たちは、その人たちですよね。

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検証と訓練 1 [トレーダー]


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トレードを始めたばかりの人たちと話をして、気がついたことです。

まず、「すぐにでも、稼ぎたい!」

実際に言葉にするかどうかは別にして、実に、あっけらかんに、
その気持ちが伝わってきます。

どうやら、稼げる手法がわかれば、それをなぞっていくだけで稼げると
単純に信じているとしか思えません。

自分もかつては同じだったので、大きなことは言えませんが、
「おれも、こんなに無邪気だったのか・・・・・・・」
と、愕然とします。


勝てる手法はたしかに存在します。
しかし、無敵ではありません。
かなり負けます。
精神的につらくなって、継続できない場合が多いものです。
借り物の手法は、信頼できないから当然のことです。

自分が使うツールへの信頼感は、自分で築くしかありません。
それには、その手法で行った場合の事例を具体的に検証する必要が
あります。
また、この検証作業自体が、その手法を運用するときのスキルを高めて
くれます。


具体的な作業です。

わたしは裁量トレーダーなので、裁量トレードという枠内で、自分が理解しているもの
について書きます。



1.検証する手法を決める

  まずは、手法が定まっていなければ始まらないので、とりあえず決めます。
  「とりあえず」というのは、リアルな事実で、たいていは楽でわかりやすくて、
  短期間に儲かる、という手法に惹かれてしまうので、最初に選んだやつは
  たいていダメです。笑
 
  そのうち、「なんか、地味・・・・・。儲けも少ない・・・・・」という手法に不満を
  感じなくなった頃、手法探しも落ち着きます。
  (そのころまで、資金を喪失しなかった場合です。)



2.その手法でトレードしたとしたときのチャートを、収集する。

  FXであれば、少なくともドル円、ユロ円、ユロドルについて、それぞれ
  1年分に関して(ここ、肝心。後述します)、どこでエントリーして、どこで利食い
  あるいは損切りして、成績はどうなったかを記入する。

  そして、その成績を集計する。



3.2で収集した資料を、分類・整理・考察する。

  つまり、資料を印刷して、床に並べて、仲間わけします。
  似たもの同士の山ができます。

  その似たもの同士を比較するわけです。
  また、異なっているもの同士も比較するのです。

  ここで、いやでも発見があります。

  これ、ものすごく効果的です。



  具体的には、次のような効果があります。

(1) 自分の手法の優位性は、いったいどのような原理に基づいているのかがわかります。

   自分の手法についての深い理解を伴わずに、継続して使用することなどできません。
   また、よく理解することで、「これはいける!」という直観もまた磨かれます。

   当然ながら、裏付けのない理解というのはわかったうちに入りません。
   裏付けも具体的な事実が必要です。
   この場合、言語、図表でアウトプットして、説明できたとき、わかったと言えます。

    

(2) 自分の手法が機能しやすい場面と機能しにくい場面を、具体的に提示できる。

    実例をあげながら、「こういうときにはうまくいきやすいけれど、
    こっちみたいなときにはあんまりうまくいかないんだよね」
    と、説明できるようになります。



(3) リアルトレードで、これからエントリーしようとしている場面が、
   過去の事例のどれと似ているかを説明できる。

   「エントリールールは同じだから、特に言うまでもなく、同じだよ」
   というような、大雑把な理解であるとしたら、絶対に勝てません。笑

   動物園の飼育員は、サル山のサルの顔を一匹一匹見分けられます。
   しかも、顔の見分けができるだけでなく、顔色や表情、しぐさ等から
   体調を把握できるそうですが、まさにプロです。

  トレーダーが、個別場面の特徴を区別できないとしたら、継続して勝てなくても
  やむを得ないではありませんか。
  

(4) シナリオ作成が上達する。

  過去の事例を豊富に理解しているのです。
  となれば、過去の事例から、先行きについて具体的に複数シナリオを
  想定できるようになるのは、ごく自然な成り行きです。
  
  歴史は常に新しくつくられます。
  しかし、まったく突飛な展開ばかりがいつも展開するわけではありません。

  過去の事例から想定できる動きの方が、そっくりではないものの、圧倒的に
  多いものです。

  したがって、過去データを盲信するのは不合理ですが、過去データによる検証を
  十分に行わずにいきなりリアルマネーを投入するのも、同様に不合理です。





トレード上達のための検証と訓練については以上です。

これを行えば、確実に上達します。



・・・・・・・・・・・・・・しかし、この手順にはたいへんな欠点があります。



「成果が出るまでには、気が遠くなるほど時間がかかる」

ということです。



各種スポーツと同じです。
筋肉トレーニングをやっても、実際にそれを体感できるまでには
相当な期間を要します。

英会話を学習しても、英語の音がスペルで聞こえてくるまでにも
同じように時間がかかります。


たいてい、うんざりします。


うんざりして、それでも我慢してやっていて、効果が見えず、
ほとんど埴輪のような表情になって、うんざりにさえ、無感覚になったころ、
初めてやっと、実感できます。

「もう、だめ・・・・・・・・ 限界、超えた・・・・・・・」

というころです。



だからこそ、トレードの世界に参入した人たちのなかで、3%から5%程度の
人たちしか生き残れないのは、当然なのでしょうね。


よっぽど優秀な人ならば別として、普通の人が達成するには、この
「うんざり」
は、必須だと思っています。


というわけで、3通貨1年分というのが、まあまあの基準ではないかと思いました。
(複数時間足による環境認識、1時間足でトレードの場合)

※わたしの場合、1時間足で勝てるようになってから、短い足も追加しましたので、
  短時間足の検証は試してはなくて、どれくらいやるべきかはよくはわかりません。
  15分足や5分足ならば、もっと短くても、相当なトレード数になりますので、
  もう少し短い期間でも十分だと思います。
  複数時間足によるトレンドの判断はあったほうがいい気がします。





そもそも、やったところで達成できるかどうかわからないものに、それだけの
人生を費やせるというのは、相当な変人でもあるわけです。
変人というのは、それほどたくさん存在しません。
また、達成できたからといって幸福かどうかはわからないものです。

無理をしないというのも、大半の人たちにとっては賢明な選択肢とも言えるのでしょうね。


※ この「うんざり」を乗り越える方法があります。
  それについては、また、後日、機会がありましたら。

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現在のポジション [トレード結果]


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下図が現在のポジションです。

あっという間に、利益が増えました。
先日の日銀の追加緩和期待が大きかったためです。

逆に言うと、あまりに調子よく行っているときは
気をつけるべきです。

来週の動き次第ですが、早めに利益を確保して、ポジションを
入れ替える必要があるかもしれないと感じています。
これは直観なので、裏付けはないのですが、何か大きな動きが
出そうな気がしています。

2015_1011.PNG



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コールオプションの異常な価格 [トレード結果]


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オプション価格を普段からご覧になっている人ならば、すでに
お気づきかと思いますが、滅多に見られない現象が起きています。

コールオプションの価格です。

下図がそれです。10月限のコールです。
(kabu.comより引用)


1006_call.PNG



通常であれば、SQまで3日ほどになってしまえば、こんな価格は
つきません。

明らかに何か変です。

もう、おわかりですよね。



そうです。

日銀会合で、追加緩和があるかもしれないという期待です。

その期待が押し上げているのです。


こんなことでさえ、いったん気づけば利益に結びつけられるのが
相場です。

日がな一日、一年の大半をチャートと過ごしていると、自然と
わかるようになるものですね。

うまくいけば、30代のサラリーマンの給料くらいの利益が、1日~2日で
得られます。

これからシナリオ作りです。
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10月6日 ポジション [トレード結果]


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本日、寄り付き前のポジションです。

1006_01.PNG

こんな感じで、明日7日は、
1006_02.PNG

明後日、8日には、

1006_03.PNG

そして、SQには、

1006_04.PNG

という感じで、あとは動きに合わせた調整をする程度で、ほぼ利益を確定して
います。

ここのところ、相変わらず私事で多忙ですが、こちらのトレードはさほど
時間を取られませんので、好調に継続できています。

そろそろ11月限に移行するのを始める時期に来ました。
値動きを見て、入れ替えていこうと思います。
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