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日銀金融政策決定会合 10月30日(金) [トレード結果]


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本日の日銀金融政策決定会合では、大方の予想通り追加緩和は行わないと
いう結果になりました。

それはそれとして、そのあとの動きが非常に興味深かったです。

緩和無しという速報が流れると、先物は一気に売られて、一瞬ですが、
18720円(mini)という安値をつけました。

しかし、すぐに買い戻しが入り、すぐに発表直前の値まで戻した後、今度は
買いが入り、19220円(mini)まで上がりました。

引けにかけて売りが目立ち、下げていきましたが、結局19080円が
終値となりました。



15分足
1030_日経平均先物.PNG
(マネックス証券より引用)



これを週足で見ると、今週は大きな節目を抜いたことがわかります。
1030_日経平均先物_週足.PNG
(マネックス証券より引用)

8月下旬の暴落後、9月5日(土)の週末に下落して以来、ずっと超えられずにいた19000円と
いうきりのいい数字と、一目均衡表(週足)の基準線を超えて終値を確定したわけです。

こういう節目を超えるには相当なエネルギーが必要であり、よけいな重みをふるい落とす
ために、直前の下落が使われたと推測しています。
10月27日の18765円が直近の安値です。
この近辺にはそこそこロスカットの逆指値がたまっていたのではないかと思います。
そのロスカット注文を発動させて、しかも一瞬のうちに安く買い仕込みを行ったところなど
さすがにプロです。
個人ではとうてい太刀打ちできません。 苦笑

そして、19000円台・基準線超えで、終値をきめる。

相当大きな資金を動かしているだけに、今週末にはこれを成就しようとしていた
大きな意思を感じます。

郵政上場というビッグイベントを思わずにはいられません。

勘ぐってみるならば、追加緩和があればそのまま上昇するので問題なし。
緩和なしで、落胆したところで、売り仕掛けてロスカットを発動させて、安く仕入れて、
一気に上げてしまう。

どっちでもよかったんですね。

日銀金融政策決定会合、郵政上場というイベントを利用して、相場を動かす・・・・・・

見事というしかありません。

個人が同じ土俵に経ったらはじき飛ばされてしまいますので、こういう強い人たちの
意向をうかがいながらついていくのがよさそうです~

今夜のナイトセッションでも維持されるかどうか、興味があります。




追記 17:21

マネックス証券によると、この間の経緯は次のように表現されています。
こう書いてあると、いかにもすべてわかったような気になります。
でも、わたしは自分の妄想(笑)を舵取りに使います。
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こうしたなか後場の日経平均は85円安で寄りつくと、一時150円超まで下げ幅を広げました。
ただ、買い戻しが入り、日経平均はすぐにプラス圏に浮上しました。13時過ぎに、政府が
補正予算を総額3兆円超で調整し、7-9月期のGDPの結果発表次第では金額の上積みも
検討していると報じられたこともあってか、ドル円が一時121円50銭近くまで円安に振れると
ともに、日経平均は大きく上げ幅を広げ、1万9200円台を回復しました。
大引けにかけて日経平均はやや上げ幅を縮めたものの、1万9000円台を保っての大引け
となり、3日続伸しました。

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10月31日 7:20 追記

miniは、18910円でナイトセッションを終えました。
日銀が追加緩和を予想通り行わなかったことで、
「まだ、カードが残っている」という認識になり、かえって本格的に
売るわけにはいかない、という結果だったのかもしれません。

来年の前半までこれが続くのでしょうかね・・・・・

市場関係者のこういう反応は、当然日銀も予想していたのでしょう。

マーケットは本当に人の思惑次第です。

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