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ボードレールの墓 [旅行]


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モンパルナス墓地のボードレールの墓を見てきた。
血縁者であれば墓参りとなるのだろうけど、縁もゆかりもなく、ただかつて
愛読した一ファンなので、墓を見ただけである。

モンパルナス墓地にあるというのは知っていたので、地下鉄で最寄り駅まで
行った。
駅を降りるとすぐのところに墓地は広がっていた。
このときにうかつにも逆方向に歩いてしまい、とんでもなく遠回りをしてしまった。
行き当たりばったりの旅をしていると、こういうのは避けられない。

自分が歩いている道の右側に墓地があるのは確かなのだけれど、なかなか
入り口が見つからない。こんな道路の脇を歩くばかりである。

DSC04214_R.JPG

ようやくのことで、門を見つけ中に入った。

しかし、今度はボードレールの墓が見つからない。
墓地だからして、墓は林立している。しかし、目当ての墓はどこにあるのか・・・・・・

スマホを取り出し、インターネット上の旅行記から記事を探すのだが、この墓地にあるのは
たしかだけど、位置まではわからない。
どうやら、大きな入り口の方で案内図を配布しているらしい。
そこで、見当をつけて歩くことにした。

しばらく歩いて、正門(大きな入り口)にたどり着いた。
地下鉄の駅を出た後、逆方向に歩かなければ、すぐだった。苦笑

案内図は、神ではなく、QRコードになっていた。
さすが、観光都市パリである。

そのコードを載せておく。
ここからお目当てのボードレールを探すのも、一苦労である。
もし時間があったら、ちょっと試してほしい。

IMG_0191_R.jpg

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ボードレールの作品の中で、「秋の歌」が一番好きだった。

堀口大学の訳を、暗唱するほど好きだった。

ボードレール自身はろくでもない人間だったし、死に方も決して褒められた
ものではなかったが、すごい作品を残した。
その人間がここに葬られている。
ある種の不思議な感触だった。

その訳ではないのだけれど、ネット上に別の訳があったので、そのURLを
記載しておく。

https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/4869/1/kyouyoronshu_93_67.pdf


ところで、Nくん、身体の具合でも悪いのだろうか?



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