パリのパン屋 [旅行]
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先日のパリ滞在で一番印象に残っていたのは、パン屋です。
実においしい。
毎朝、滞在先から徒歩3分~4分のパン屋に通っていたのですが、
どれを食べてもおいしい。
このように書くと、いわゆる食べ物のルポみたく「絶品」などという大仰な
表現が出てきますが、そのような意味ではありません。
実際のところ、パリに限らずヨーロッパの街角のいたるところに、パン屋は
存在していて、ごくありふれた店舗です。
しかも、その地域ごとに価格もほぼそろっていて、いい意味でも悪い意味でも
突出した個性を持っている店はごく少ない。
何を言いたいのかというと、つまり、たまたま宿泊先から近いという理由で選んだ
パン屋のパンがおいしいというのは、その地域全体のパン屋のレベルがそこそこ高いと
いうことなのです。
したがって、このパン屋の商品を格別激賞するつもりはありません。
しかし、おそるべきことです。
ウィーンのパン屋とさほど違わない価格でありながら、それを超えるクオリティを
その地域のパン屋は備えているわけです。
これが伝統の力とか文化の水準というものなのかもしれません。
ただし、この評価はわたし個人の嗜好に基づくものですから、普遍性に欠けていると
言わざるを得ません。
その点は割り引いてとらえるべきですが、それでもなお、一番の収穫でした。
※ 実際、クロワッサンはオリジナルというものが1.05ユーロ、エクストラとでも言うべき
高額な方が1.15ユーロでした。
ウィーンのパン屋でもほぼ同額です。
両都市の物価水準を考慮すると、圧倒的にパリの方が割安です。
それでいて味も凌駕するのですから、パリおそるべし、です。
(もちろん、ウィーンのスーパーの49セントクロワッサンは別です。笑)
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