鉄道旅行4 [旅行]
スポンサードリンク
予約している車両がなかったり、車両の位置が順番通りではなかったり、ということは
前回書きましたが、予約している列車が来ない、というのもあります。
つまり、運休です。
インフォメーションに行って、相談するしかありません。
大きな駅なら、プラットホームの案内表示に出るはずです。
もし出ないようでしたら、ただ待っているのではらちがあきません。
自分から動くしかないです。
駅員も仕事ですから、対面であれば、どうするのがよいか説明してくれます。
また、大きな遅延もよくあります。
ヨーロッパ各国を走る長距離国際列車ですと、どこかでトラブルが発生すれば
遅延は避けられません。
最近日本でも、いろいろな路線に乗り入れる直通運転の列車がありますが、
いったん事故が発生すれば遅延や運転休止になるのと同じです。
こうした予想外のトラブルのために、発車番線が変更になることもよくあります。
これは案内表示をこまめに確認することで対応できます。
以上、オーストリア近辺の鉄道について書きましたが、ヨーロッパ域内では
だいたい似ています。
鉄道旅行をするときには、その後に飛行機移動の予定を入れないことが大切です。笑
あるいは、十分な余裕を持つことです。
飛行機移動とは異なり、車窓の風景を楽しむには最高ですが、時間に関しては
あてになりません。
そうそう、最後に、ローカル線に乗るときの大切な注意です。
写真のような、一両のみのディーゼル車が運行しているような路線では、
降りるときに乗車口付近に設置されている、「降りますボタン」を押さないと
停車しないで通過します。笑
ちょうど、日本の路線バスと同じです。
特に車内アナウンスはありませんから、自分が降りる駅が乗ってから何番目に
あたるのかをよく数えていないと、エラいことになります。
もし間違えたら、次の駅で降りて戻る列車に乗り換えることになります。
しかし、そうしたローカル線では1時間か1時間半ぐらい次の列車は来ないものです。
歩いて戻ろうにも、地方ですから駅間の距離が半端ではないです。
こんな沿線ですからね。
この木製の橋、自動車は通行禁止ですよね。
タクシーを使いたくても、タクシー自体がいません。
そんなときは自分の不運を嘆き、近くのカフェかちょっとした店でのんびりと
ビールかワインを飲んで時間つぶしをするのがいいです。
オーストリアだけでなくどこの国でも同じかもしれませんが、何もないような
さびしい駅でも、不思議と酒が飲めるお店が一軒ぐらいあるものです。笑
列車が遅れて、乗り継ぎの列車に乗れなかったときに、このお店を使いました。
昼間だったせいもあって、ホントに、誰もお客さんはいませんでした。
わたしが外国人だったので、なんだってこんな田舎に来たのかな、という表情が
露わでした。そりゃ、不審に思いますよね。
こんなお店でも、夜になれば近場の人たちでそれなりに盛り上がるのでしょう。
Facebook コメント