11月30日(金) 相場と鉄道旅行3 [相場観]
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ここを超えていくのか、それともこのラインを天井として下落していくのか。
わたしにとっては、特に何か対応策をとる必要のない動きです。
というわけで、相場では特に何もないので、鉄道旅行の注意点の続きです。
ヨーロッパのプラットホームは、同じ3番線でも、3a 3b 3c ・・・・というように、
枝番号がついています。
これは乗車位置を示しています。
1等車は3aのあたりが乗車位置になり、2等車は3b~3cが乗車位置になります、
というような表示が電工表示板に出るのです。
そこで、そのあたりで待つことになります。
日本のように、××号車××ドアというような厳密な表記は、プラットホームに
ありません。
各国の様々な種類の列車がやってくるため、ドアの位置が異なり、そうした
表示が不可能だからそうなっているのかは不明です。
ま、要するに、アバウトです。
みなさん、プラットホームの思い思いの場所に立って、やってきた列車のドアが
どのあたりに止まりそうか見当をつけて、歩き出すのです。
早めに駅で待機していても、停車した列車のドア付近に早く移動した人から
乗車できる仕組み(早い者勝ちシステム)ですからね。
閑散期であればどうってことないのですが、6月下旬ぐらいから子どもたちが
夏休みに入る時期は家族旅行客が殺到します。
そんなときにみんなが荷物を抱えてプラットホーム上を移動するわけで、
割り込み以前の一種のカオスです。笑
日本の整列乗車に慣れている日本人にはこれだけでも相当のストレスです。
しかも、です。
本来であれば、3bは2等車の乗車位置だったはずなのに、1等車が止まり、
3aに2等車が停車した、なんてことが起きるのです。
つまり、3号車と4号車が逆につながっていて、1号車、2号車、4号車、
3号車、5号車、6号車・・・・という順番だったという現象が起こるのです。
あるいは、そもそも3号車が存在しないということも起きます。
ヨーロッパ域内を運行する長距離列車の場合、いろいろな駅で連結・分離を
繰り返すため、関係する他の列車の運休・遅延等で本来つなげる車両が
なくなってしまうという現象が発生するのです。
ですから、順番が狂う程度のことは珍しくない。笑
そんなとき、多客期であればプラットホーム上で乗客の大移動が起きると
いうわけです。
しかも、乗車口には結構な段差のステップがあります。
写真は近郊列車ですが、長距離列車ですとさらに急なステップでもっと高くなることも
あります。
乗るときはまだしも、降りるときは右手は手すりを握り、左手はスーツケースを
持つ、というような慎重さが求められます。
危険なことはみんなわかっていますから、せかす人はいません。
乗降客の多い主要駅では、列車の停車時間も余裕があります。
古い駅はほとんど地面と同じ高さのプラットホームだったりすることが多く、
また、各国でそれぞれの歴史的経緯でプラットホームの高さがまちまちだったり
するので、バリアフリーとはいかないのでしょう。
ただ、女性が苦労していると、まわりの男性が手伝ってくれることが多いと
妻は言っていました。
男性だったら? そりゃ、自分でやるしかありません。笑
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