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IKEAの家具 その2 [旅行]


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IKEAの家具を組み立てたときの気づきについて書きます。

けっこうな時間がかかったことはかきましたが、妻からすると
「もっと、ちゃっちゃとやってしまいなさい。夕食が遅れると
困るのよ・・・・」
という思いがあったようです。

ようです、というのは、そんな思いをよそにわたしは熱中していたために、
気づかなかったのです。

道理で、
「手伝えることがあったら、言ってね!」
と、やたらに声をかけてくれたわけです。

しかし、ほとんど手助けはしてもらわずに大半の工程を一人で進めました。


・・・・・・・ということを今日思い返しているうちに、ふと、気づいたのです。

トレードにおける学習・訓練のプロセスを無意識のうちに、わたしはなぞって
いました。

どういうことなのか、具体的に書きます。

IKEAの家具には、詳細な組み立て説明書が付属してきます。

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こんな感じで、工程は30までありましたが、これらをわたしはすべて
暗記する作業をやっていたのです。

しかも、どのプロセスでどの部材やネジを使用するかまで含めて
暗記していたのですから、そりゃあ、時間がかかるわけです。(笑)

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最初から最後までを詳細に見通せるまで、理解を詰めておきたい。
それも、具体的な部材・ネジを含めて、です。

もっと言うならば、いちいち作業のステップを考えなくても、
すんなり進められるようにしておきたいのです。

これが習い性になっています。



さらに、さらに、です!

箪笥ですから、引き出しがあります。

1.引き出しは滑らかに動く

2.手前に引いたときに、決して簡単に床に落下しないようになっている

3.押し込んだ時に、最後のところはすうっと引き込まれるように閉まる

という、3つの機能がわずか2組のレールで実現されています。

ご存知の方にとっては、どうってことのないシンプルな仕組みですが、
慣れていないわたしにとってはあまりにも新鮮で、
本体側につけるレールと、引き出し側につけるレールを組み合わせて、
何遍もそれらの動作を手で確かめて、ニンマリと笑っていたのですから、
妻があきれるはずです。(笑)

1は、本体側・引き出し側それぞれについている車輪で達成されています。
どちらか一方に2つつける方法もあるでしょうが、わけているのにはきっと
それなりの理由があるはずです。

また、奥につけるか手前につけるかに関しても、理由があるはずです。
(これに関しては、割と簡単に見当がつきました。)

2は、レールの凹凸で実現されていました。車輪がはさまって
動かなくなるのですね。

3は、微妙な傾斜を施すことで実現されていました。
この傾きも、いろいろ試すうちに決まったのでしょうね・・・・・・


こんなことを考えながら、何遍も動きを確かめていたのです。
一種の感動です。
感動には、味わう時間が必要ですものね。


これらがすべて225オプションの学習・訓練とまったく同じなのです。

上がるか下がるかにかけるFXとは異なり、225オプションでは
原則として次限月のSQまでのシナリオが重要です。

当然ながら複数シナリオを準備しますが、それら一つ一つに関して
相場に対応してどう動いていくかも考えます。
つまり、シナリオの分岐です。

これらはその場になって考えるようなことをすると、見落としやミスの
原因になります。
泥縄では、うまくいきません。

最初から最後まで見通す習慣を持ち、常に複数シナリオを考えていれば、
たとえ想定外の動きがあったときにも、その時点で有効な対策を考えられる
ようになるものです。

家具の組み立てに、プロセスの分岐はありません。単純な一本道です。
そんなものさえ頭に入らないようでは、「正解」というものが存在せず、
かつ、複雑なシナリオ分岐で対応しなければならない相場では、目先の
動きに振り回されるだけです。

次に、「感動」したことはじっくりと味わって、それを何遍も繰り返すこと
です。
感動したものは、自分にとって未知のものです。
未知のものを自分の中に落とし込むには、それ相当の時間が必要です。



以上の2点が、トレードの学習・訓練とまったく同じなのです。

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