SSブログ

ウィーン街歩き25 クレムスのお散歩 [旅行]


スポンサードリンク

ウィーン市内から列車で1時間ほどのところにクレムスという小さな街が
あります。
先日、そちらへ行ってきました。

始発駅はフランツ・ヨーゼフ駅です。
別にこちらで乗らなくても、地下鉄の他の駅からでも乗れます。
ですが、昔の上野駅の13番線のような味わいがあります。
しかも、朝夕は別として、昼間の時間帯には利用客が少なく、さびれた感が
ほどよく想像力を刺激してくれます。(笑)
銀河鉄道999で、主人公がひっそりと乗り込んだあの日を追体験できます。

IMG_2317_R.JPG
乗ったのはこの列車です。


IMG_2320_R.JPG

IMG_2322_R.JPG

中は普通の2階建て列車です。
自転車利用者のために、固定場所が準備されているのが特徴です。

IMG_2340_R.JPG

ここが街のメインストリートです。

IMG_2410_R.JPG

このカフェで昼食を取りました。
冬は閉店している店が多く、街は閑散としています。
もともと年金生活者のような高齢者が多いので、活気には乏しいようです。

IMG_2344_R.JPG

メニューに「トースト」と書かれているものを注文しました。
要は、ホットサンドでした。「スペシャル」と銘打ってある方には、目玉焼きが
載っています。

普通のトーストが4.2ユーロ、目玉焼き付きが4.5ユーロだったような気がします。
手前のジャガイモのスープが3.3ユーロでした。
ウィーンを1時間ほど離れるだけでかなり割安になります。

IMG_2346_R.JPG

旅行記の常では「すごくおいしかった!」と書くことが多いのですが、
ありていに言って普通でした。(笑)
ただ、チョコレートムースに関しては、かなりいい味です。(3.5ユーロ)
この店の特長というよりは、この国自体のチョコレート菓子の水準が
もともと高いことによる結果だと思われます。

円換算すると、最近のレートでは割高に感じられますが、現地の
生活感覚からすると、1ユーロ=100円程度です。
その意味では日本の地方都市と同じくらいかもしれません。


このメインストリートから丘に登ったあたりが、昔の市街が
残っている地域です。発展から取り残されたこと、保存しようという
運動、これらが相まって今のように保全されているようです。

有名な観光地ではないので観光客も少なく、さびれた昔の街を
自分たちだけで歩き回る楽しみが味わえます。
福永武彦さんの作品に、「廃市」という短編があります。
そちらでは水路の多い小さな街が舞台なのでやや異なりますが、
趣としてはほぼ同じです。

静まり返った死んだような街並みです。

IMG_2353_R.JPG

IMG_2355_R.JPG

IMG_2361_R.JPG

IMG_2362_R.JPG

IMG_2363_R.JPG

IMG_2364_R.JPG

IMG_2372_R.JPG

IMG_2373_R.JPG

IMG_2376_R.JPG

IMG_2377_R.JPG

IMG_2378_R.JPG

IMG_2379_R.JPG

IMG_2381_R.JPG

IMG_2384_R.JPG

IMG_2393_R.JPG

IMG_2396_R.JPG

IMG_2398_R.JPG

IMG_2400_R.JPG

IMG_2402_R.JPG

IMG_2404_R.JPG

IMG_2389_R.JPG

【追記】

切符の購入ですが、普通に往復すると、二人で46ユーロです。
しかし、いわゆる「お出かけ切符」を購入すると、二人で34ユーロです。
これは自販機では販売されていません。
駅の窓口で買うことになります。

nice!(2) 
共通テーマ:マネー

nice! 2

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。