損益記録 4月15日(土) [リアルトレード]
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1.自動売買
+3,288 円
2.オプション
+336,000 円 (3/13~4/14 合計)
昨日は、「幻のSQ」が久しぶりに出現しました。
ご存じの方は多いと思いますが、SQの定義として以下のようになります。
SQとはSpecial Quotationの頭文字を取ったもので、「特別清算指数」と
呼ばれます。
SQは当該限月の第2金曜日に算出され、先物とオプションの両方の精算がある
3,6,9,12月の第2金曜日に算出されるものを「メジャーSQ」、それ以外の月の
第2金曜日に算出されるものを「マイナーSQ」と言います。
このSQ日が当該限月の取引の決済日であり、当該限月の取引はその前日までと
なります。
取引の最終日までに反対売買で決済されなかった建玉は、SQ日にこのSQの値段で
強制的に決済されます。
そして、SQ値ですが、「金曜日の始値の現物指数の値段」です。
具体的には、日経平均株価を構成する225銘柄すべての金曜日の始値でSQ値が
計算されます。
その日に買い気配や売り気配などで値のつかなかった銘柄は、その気配値に
基づいて算出します。したがって、原理的に、始値を集計した数字とは一致しない
ことになります。
また、構成銘柄すべてが9時の取引開始と同時に一斉に寄り付くわけではなく、
それぞれの銘柄の売買注文状況によって、寄付時刻がずれます。
オプションなどは権利行使価格を達成するかどうかで、利益になるか損失になるかが
決定するという事情もあります。
株式・先物・オプション等一日の売買の大半がこの寄り付き近辺の時間に集中する
ことも珍しくありません。
昨日の日経平均とSQ清算値をチャートで見ると、次のようになります。
始値自体も高く寄りついていますが、清算値はとんでもなく高く跳ね上がって
いるのが一目瞭然です。
そして、その後も日経平均はこの清算値に届いていません。
そのため、「幻のSQ」と言われます。
今回、大きく下振れたときには5月限で対処しようと考えていたので、あえて
SQまで持ち越したポジションがありました。
しかし、この予想外の幸運で、利益が膨らんでしまいました。
滅多にないことなので、素直に喜ぶことにしたという次第です。
でも、これ、泣いた人もいるでしょうね・・・
どうやら今回のSQでは、18,500円を守りたい人たちがいて、その人たちの
買いがしっかりと支えたと考えてよいかもしれません。
タグ:幻のSQ
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