雪崩現象の危険 [相場観]
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過去20日は、ドル円の1円上昇で、225先物は約180円上昇してきました。
その割合で行くと、昨日は500円前後上昇しても良さそうです。
ところが、本日の引け値ベースでみると、ほぼ行って来いなので、つまり上昇0です。
ドル円と、225先物にちぐはぐさが出てきています。
円安で日経225が上がるという関係でしたから、
良いニュースのはずなのですが、良い反応をしなくなってきたのです。
そろそろ、危ない感じです。
つまり、買い方がすでにたらふく買い込んでいる可能性があるからです。
買いたい人はすでに買ってしまっているので、次に買う人がいないかもしれないのです。
新規に買いたい人が相当少なくなっていると想像しています。
現在多数派の腹いっぱいの買い方が、今考えていることは簡単に読めます。
「上がったら売る」です。
今、そのタイミングをはかっているのです。
そのときには、予想以上に売り物がドサドサと出てくるはずです。
特に欧米諸国のトレーダーにとって、クリスマス休暇はビッグイベントです。
ちょっと年上で、キャリアが長く、職制の上でも上位の人たちは、来週から
休暇を取ることが多いです。
クリスマス休暇の前日まで出勤して仕事を任される若手たちは、上司から
任されたポジションの利益を吹き飛ばしたくはありません。笑
それくらいだったら、ほどほどで利食ってポジションを閉じます。
こんな光景を想像したら、最後までホールドしたくなくなりますよね。
しかし、アラブあたりのどこかの王様が一言、「買え」と言ったら、さらに
上に伸びていきますから、絶対ではありませんが。
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