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「スイッチ 変われないを変える方法」 その2 [トレーダー]


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先日書いたものは、ちょっとわかりにくかったですね。
書き直してみました。


人間が何かを達成しようとするのはもともと難しいものですけれど、トレードはひときわやっかいです。

象使い ・・・ 理性
象   ・・・ 感情
道筋  ・・・ 環境(方法、習慣、仲間)


象使いに方向を教え、適切な道筋を準備してたどらせる手順を踏まない限り、象使いは心底から理解しない。概念的理解ではまったく役に立たない。トレードの具体的な場数をこなさない限り、腹落ちしない。(リアルトレードではあっというまに資金はなくなってしまうので、シミュレーションが必要になる根拠です。)時間と手間はものすごくかかる。

しかし、象はそういった事情などお構いなしに、「欲しがる」。満たされなければ、やる気にならない。(シミュレーションなどやりたがらない理由は明白です!)すると、「もっと簡単に稼げる方法が他にあるはずだ。それを入手しよう。」こんな進展が普通です。わたしもまったく同じ道筋をたどりました。笑

そこで、「道筋」の工夫が重要になってきます。象使いの忍耐は長く続きません。なるべく意志力を消費しないで、適切な手順によって行動がなされるようにするのがよいわけです。具体的には、PCの前に座ればすぐに学習・訓練ができるような環境、歯磨きのように自然とやれてしまう習慣、励まし合える仲間などです。

突き詰めれば、次のようにまとめられます。


適切に判断・行動して、適切な利益と適切な損失を積み重ねる。
利益と損失はあくまでも結果であって、そこに目を向けると、判断と行動が結果に振り回されるようになってしまう。つまり、結果は無視して、「適切な判断・行動」のみに意識を向ける。



そんな姿勢ができてくると、大きなロスカットもまったく気にならなくなります。適切な判断・行動ができていて損失が出るのであれば、それは甘んじて許容するのが、トレードというものですからね。
それでも繰り返していれば、トータルではプラスになるはずなので、気にかけるだけ無駄というものですよね。それにまた、自分の資金量が限定されている以上、身を見張るような成果が出るはずもないのです。せいぜい、年利10%~20%程度が無理のないところです。短期的にそれ以上稼いでいたとしたら、近いうちにドローダウンが出るはずだと、わたしは覚悟しています。だとしたら、そんなにうれしがっているわけにもいきません。


適切な判断・行動のみに注目するように象使いに教え、毎日繰り返せるような道筋を整え、そんな象使いの姿に信頼と誇りを持つことが本当の喜びであることを象に納得してもらう。


繰り返しになりますが、こういうプロセス主体の価値観を築き上げられるかどうかが、トレードで成功できるかどうかの分岐点であると考えています。

※ 著作権の問題がありますので、紹介するにも限度がありますね。
  やはり、原著にあたっていただくのが一番です。
  しかも、この書籍は1200円ほどです。もし、まだトレードで稼げていないとしたら、
  そして、何となくであったとしても、「わかっちゃいるんだけど・・・・」というような
  モヤモヤ感を抱いているとしたら、おすすめです。
  

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