「スイッチ 変われないを変える方法」 [トレーダー]
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という書籍があります。
かいつまんでいうと、3つの概念があります。
象使い(理性)象(感情) 道筋(方法)です。
トレードに置き換えたとき、暴走しやすいのは象です。
象使いが像をコントロールしきれなくなるわけですが、象使いにとって何をすべきなのかが
腹に落ちるまで理解できていないのが原因です。手法がわかっていないためです。
しかし、表面的に手法を聞きかじった程度では、絶対にうまくいきません。
なぜならば、概念的理解だけでは象使いは自信が持てないのです。
自動車の運転方法はシンプルです。オーストラリアの大平原にまっすぐに伸びている
無人の道路を走る程度であれば、習った日にでも走れます。
しかし、東京都内を首都高や下道も含めてナビなしに縦横無尽に自由に走れるように
なるためには、相当な訓練が必要です。
しかも、身体が手順を自然に覚え込むまでに熟練する必要があります。
そのためには、「道筋」についても十分に準備・理解・習得する必要があります。
つまり、学習・訓練期間を適切に取る必要があります。
こうした訓練を行うことで、適切に行動して適切に利益になる場面、
いくら適切に行動しても損失になる場面、などを具体的に大量に抽出できます。
このプロセスを経ることで、象はむやみに欲しがる衝動に駆られて暴走しなくなります。
適切なプロセスによる適切な利益で納得できるようになるからです。
このような原理があるために、どうしてもある程度の学習・訓練期間は必要になります。
(わたしの場合、2年ほどリアルトレード無しでひたすら検証のみをやりました。)
かなり乱暴に要約していますので、理解しにくい部分も多いかと思います。
原著にあたっていただくのが、もっとも手っ取り早い方法です。よろしければ、どうぞ。
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