4月5日(火) 日経平均 [相場観]
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きれいな下落です。
16000円で昨日は支えられましたが、今朝するりと下抜けました。
週足には、サポートとなるものはありません。
16000円ラインをはさんだゾーンが、2月中旬~下旬にかけてもみあっていますから、
そのときと同様にもみ合うのか、それとも15500円までいったんつけにいくのか。
5月の伊勢志摩サミットがあって、政策期待も高まっていますから、大口参加者と
いえど、そうそうむやみに売りを重ねたりしないのではないか、というのが一つの
シナリオです。
つまり、今ぐらいの値位置で利益確定をして、上下どちらにでも対応できるように
動き出すのではないかとも考えられます。
気になっているのが、ニューヨーク・ダウとドル円のレートです。
それぞれの週足を比較してみました。
過去においては、連動性が高かったのですが、最近、ダウは上昇していますが、ドル円は
円高に振れたままです。
ダウは週足でみても陽線の連続で勢いのある上昇です。
そして、ダウもそろそろ過去の高値が意識されるところまで近づきました。
いったん調整が入ってもおかしくない値位置です。
連動性がなくなってきたとはいえ、ダウが調整に入ればドル円は影響を受けるでしょうし、
日経平均も同様でしょう。
ますます、日本株に買いが入りにくい条件が増えてきているように思えます。
以上のことから、上下どちらへも対応できるようにするのが基本とはいえ、日経平均
はすくなくとも今週中は、もみあいもしくは15500円ぐらいまでの下落ではないかと
想定します。
もみあいですから、16500円ぐらいまでの反発も起こりうるでしょう。
ひとまず、わたしにとってはもっとも好ましい推移です。
SQ前にびっくりさせるような反発がないことが最高ですが、来たら来たで、
対応策通りに手を打つのみです。
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