環境認識とエントリー [トレーダー]
スポンサードリンク
「サイン」とか「シグナル」とかいうものには、
あまり重点を置かなくなってきています。
昔はそれこそ、エントリールールさえわかれば、もう稼ぎ放題だろうと
素朴に信じていました。
やっていると、そんな単純ではないのですね・・・・
では、、何が重要か?
現時点で一番重要なのは、環境認識とか背景の読み取りであり、
その認識を基にシナリオを作成することです。
あとは、その時点でもっとも確率的に高いであろうと思われるシナリオを採用し
て、エントリーする。
(※相場は容易に想像できる水準にもっとも予想しないルートを通って到達する、
という格言がありますように、裏をかかれる場合も多いので、それも覚悟しています。)
ということは、別に「サイン」とか「シグナル」がなくてもいいのですよね~
あればあったで、背中を押してくれるから、助かります。
また、FXであれば、リスクリワードを計算しやすくなるから、便利。
押し目、戻り高値をねらえば、含み損の期間を短くできるから、
その意味でも非常に有用なのは確かです。
でも、「トリガー」(引き金・リクエスト)というようなものだろうと思うのです。
オプションの場合、もっと顕著で、サインやシグナルはなくても入ります。
環境認識だけです。
もっとも直接的な意味でのエントリーシグナルは、こんな感じの軽いものに
なってきています。
全体を通した流れですが、いささか極端な書き方をすると、
次のようになります。
1.複数時間足による環境認識(背景の読み取り)
2.複数シナリオ作成
3.シナリオ選択
4.エントリー
(トリガーがあると、便利)
「便利」というのは、これがあると、自分の行動に一貫性を持たせるのに
楽だからです。
FXならば、いわゆる、エントリールールです。
オプションであれば、SQの数日前から翌日までの間の期間ならば、限月が
切り替わる時期でありプレミアムがまだ十分に盛っている時期ということで、
「トリガータイム」とでもいう期間です。
※手法次第で価値は変わってくるので、一般的とは言い切れません。
やっていること自体は初心者の頃とほとんど変わらないのですが、
認識の比重がずいぶんと変わってきています。
特にFXでは大きいです。
単純に、ルールに適合しているから、「Go!」というわけではないのです。
同じサインや同じシグナルでも、エントリーになるのかならないのか。
そこのところを切り分けています。
これって、個別場面のチャートを大量に見比べていると、何となく見えて
くるのですよね・・・・・・・・
この段階でOKが出れば、あとはルール通りのエントリーになります。
今、FXの日足トレードをシステマティックに行うための検証をやっていますが、
最終的には人の裁量判断があった方がよさそうな感じです。
チャートを大量に分析した人たちならば、同意していただけるのではないかと
思います。
コメント 0