SSブログ

複数シナリオと確率的事象という理解 [トレーダー]


スポンサードリンク

ようやく、PCの設定が終わりました。
話せば長くなる予想外のトラブルに遭遇して、予想もしない出費も重なり、
難航しました。

それもほぼ終了して、やっと自宅にいるのと同じような環境を整えました。

来週からは平常通りのトレードとなるはずですが、来週はフランスとドイツ国境
沿いのザールブリュッケンと、マヨルカ島への旅行が控えているので、トレード
に深入りするのは危険ですから、実質的には再来週からになりそうです。(T-T)

旅を人生にたとえるのはありふれた比喩ですが、ありふれているということはそ
れだけ誰にでも起こりうるというわけで、その意味ではありふれた真実をあらた
めて学ぶ機会を得たと言えそうです。

それがなんなのかを直截に述べます。

元来、ひとは計画的に行動します。
計画は本質的に、最短ルートを想定してたてます。

しかし、予想外のトラブル、予想外の出費等の紆余曲折を甘く見て、
それらは「本来、あるはずはない」と髙をくくります。

これがひとの傲慢さの源になっているのですね。
少なくとも、源泉の一つです。



分野をトレードにしぼって、さらに具体的に考えてみましょう。

複数シナリオの準備と、確率的な事象と割り切り、負けをあっさりと認める潔さ
です。
可能な限りの準備をする重要さと、それでもうまくいかない場合に、それを許容
する寛容さと言ってもいいかもしれません。


相場が人智を越える動きをすると言ったところで、上がるか下がるか動かないか
の3つしかありません。

動かないときには新たな行動がないとすれば、上がったときと下がったときにそ
れぞれ最低でも1つずつ想定するならば、合計2通り。

もし、暴落と普通の下げというように分けたとすれば、4通りほどです。

これは可能性を機械的に概算しただけであり、稼いでいるトレーダーは
起こりうる可能性が高い方向にはさらに詳しく想定していて、低い方向には
さほど綿密には想定しない、という具合に、重み付けで対処している場合が多い
ようです。

あらかじめ起こりうる場合が想定されていれば、計画が存在しているので、パニッ
クにはならずに行動できます。しかも、それらは損失を最小限に抑え、利益が最
大になるように調整されているのです。
その場で悩む必要などないわけです。


しかし、それでも思うようにいくとは限りません。
正しい判断、適切な行動が必ずしも利益につながるわけではありません。

自分の判断・行動が適切であったならば、反省すべきではありません。

そして、重要なのは、ミスに関してです。

ミスは反省すべきですが、許容すべきでもあります。
ひとが関わる判断・行動からミスは排除できません。

ミスを少なくする努力は必要だとしても、つきものだと割り切り、それでもトー
タルでプラスになるように努めればよいのでしょうね。


実にありきたりな結論ですが、こんなことを考えながら今週を過ごしました。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。