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スキルは手法を凌駕する [トレーダー]


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以前は、大量のチャートを分析すれば、おのずと優位性のある手法が発見
できるだろうと、脳天気に思い込んでいました。自然科学的な方法でした。

データ自体にランダムではないある偏りが存在するはずだ。
その偏りをピックアップできるような手法に優位性があると暗黙裏に
信じていたのです。

ここで、けっこうな衝撃を受けました。

優位性のある手法はあまりたくさんは存在しないだろうと想像していた
のですが、むしろあまりにたくさんあるのです。


トレンドフォロー。  かなり大きな利益が出る。
レンジでの逆張り。 相場次第で、かなり気持ちよく勝てる。
長めの時間足を用いたスイングトレード。 回数は少ないが、自制心を
保てれば、日常生活にあまり負担をかけずに勝てる。


どの方法でも、一貫して「適切に」繰り返せば、利益になる。


むずかしかったのは、手法自体よりも、実際のトレードに「適切に」あてはめる
ことでした。

また、一貫性を保つことでした。

「RSI 14 を用いて、○○から○○の間のときに、・・・・・になっていたら
エントリーする」というようなパラメータを用いてエントリーポイントを
具体的に規定する手法であるほど一貫性を保つには明確でしたが、
わたしの場合、あまりしっくりこない。何か信じられない。

そこで、裁量トレードをやることにする。
しかし、シンプルな手法ほど「適切に」運用するのがむずかしい・・・・・・

まして、トレンドフォローとレンジ逆張りを併用しようとすると、わたしの場合
かえって、一方だけを繰り返すよりも、まずい成績になる。

トレード回数が増えても、利益は増えない。
機会損失を防ぎたかったのに、損失機会を増やしただけ。苦笑


どんな相場状況でも利益を生み出せるようなトレードをしたいと、欲張りな
ことを考えたのですが、皮肉なことにうまくいきません。

実際にやれている人たちがいるわけで、不可能ではないのでしょう。
しかし、相当困難ではないかと考えました。

手法偏重が正しくないことが確認されました。
むしろ、いかに適切に運用するかが重要なようです。
(しかし、おおもとは、優位性があり、自分で全幅の信頼を寄せられる手法
でないといけないわけで、軽んじてもいけないのは当然です。
手法だけが重要なわけではないと言い切れるのは、そこまで検証を積み
重ねたあとなのでしょうね。)


「スキルは手法を凌駕する」

こんなことを考えています。



結論

・期待値がプラスになるような優位性のある手法は必要である。
・一貫性を保つ上で、手法は具体的に規定してあった方がいい。
・裁量トレードでは、明確に規定するにも限界がある。
 つまり、適正に使いこなすスキルが必要である。
 むしろ、手法自体の優劣よりも、運用する人間のスキルに成績は左右される。

追記
・潜在意識の件も、つながっていきます。

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