トレードの上達 3 [トレーダー]
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この「ルール」に、優位性が備わっていなければならないことも同様です。
優位性を具体的に記述するとしたら、「繰り返すことで利益が増加すること」になると考えます。さらに具体的にすると、期待値の問題になります。1回ごとのトレードが、勝ち負けにかかわらず、プラスの期待値を持つようなルールが必須です。
期待値は、1回ごとの獲得利益と勝率のバランスで決定されます。
(ん? あっていたかな・・・)
つまり、勝率は高いがいわゆる損大利小のルールにするか、勝率はそれほど高くないが損小利大のルールにするか、です。これは連続的に変化するシームレスの組み合わせなので、現実には簡単ではないだろうと思います。
どちらが優位であるかは、運用するスキル次第で容易に左右されるので、一概に判定できないようです。一般には、勝率を重視するよりも、勝率はそこそこでも損小利大のルールが機能しやすいといわれているようです。
わたしも損小利大のルールがよいと思います。
1.損小利大のルール
損は小さく、取れるときにはトコトン取る。
2.優位性のあるルールのみを繰り返す規律
この2点が重要だと考えています。
課題は、
A.実際に優位性の高いルール(期待値の高いルール)を使用すること
B.そのルールのみを、「適切に」執行できること
C.適切に執行できたとしても、勝つときと負けるときがあることを受容できること
Aは、知的理解が根本となります。実データによる裏付けがあれば、
さらによいです。
Bは、適切に執行できるスキルとメンタルの2面から、訓練することが必須となります。
Cは、確率的事象として理解することを通して、Bにつながります。
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