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トレードの上達 4 [トレーダー]


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前回の続きです。

これらの3点をまとめて上達させる訓練方法は、自分で統計を取ることだと
考えます。
具体的には、ア.動いていないできあがったチャートで、エントリーとイグジットを示すことができる。イ.リアルチャートで、エントリータイミングやイグジットタイミングを指摘できる。この2つに大別できます。
イはさらに、before(事前のプラン)、at that moment (その瞬間)、after(その後、ロスカットor利食い)の3種類のチャートで1セットとしてとらえて、考えたこと・感じたことを時系列に沿って書き込んでいくような訓練につながろうかと思います。

こうした訓練を通してのみ、優位性の高いルールを(A)を、適切なスキルとメンタルで(B)執行し、さらに確率的事象として受容できるので、結果ではなくプロセスに焦点化して遂行することとなり、結果として一貫性のあるトレードを繰り返すことができる(C)。

最後に具体例です。
自分が「いける!」と思ったときと、「だめかな・・・・・」と思ったときで、実際にどうなったかのデータをチャートから集計して比較してみたことがあります。

あきれたことに、「いける!」と思ったときの方が負けていました。笑

チャートをよく見ると、「いける!」とわたしの気持ちが動いたのは、上下にかかわらず、ローソク足がグイ、グイと動いたときでした。そして、含み損を抱え諦めたくなったのは押し目や戻り高値でした。負けるはずです。

ルールを設定してからのデータは、当然なことに明らかに改善されました。
そこで、「ルール+そのときの主観」で、データを取ってみました。
おもしろい結果が出ました。
「ルール通り & これ、ダメじゃない? 」と、「ルール通り & いける!」では、明らかな差は認められなかったのです。いかに、自分の主観がトレードとは無関係であるかが確認できました。

しかし、いざエントリー、という瞬間に、主観的判断で見送ったり、
マウスをクリックできなかったりしているわけで、どうでもいいところで
判断・行動が制約を受けています。
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