感情のコントロール 14 [トレーダー]
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シュコダの車に乗った際には、運転がすっかりめろめろになってしまいました。
不安、狼狽、恐怖という感情は一切のまともな思考や行動を奪ってしまい
どうにもならなくなってしまいました。
望ましくない感情が起きてからでは遅いということです。
言い換えれば、「感情をコントロールしなければ」と思わざるを得ない状況に
入ってしまってからでは遅いということですね。
トレードにおける望ましくない感情が関わる現象となると、いくつもあげられます。
たとえば、代表的なものだけでも、「損切りができない」、「エントリーがコワイ」
「見ている前で上がっていると、つい飛び乗りしたくなる」、「自分のポジションの
含み損が広がっていると、怖くなってロスカットすると、ソコが底であっという間に
上がってしまう。悔しくて、チャートや口座を見られない」、「あんたが買ったところが
天井、あんたが売ったところが底、という呪いのような言葉が脳裏にこびりつく」
・・・・・・・・・・・・(わたし、これらをすべて体験しています。苦笑)
理性的な脳が機能する以前に、有害な影響を与える感情が自分を振り回して
しまっています。
感情が自分を動かしてしまう前に、適切な ”トレード脳” とでもいうべきものが、
自分を動かすようになってしまえばいいと考えます。
イメージとしては、花粉症などの予防薬のはたらきと似ていると感じています。
つまり、花粉症に関わる受容体のカギ穴に花粉がとりつく前に、ちょうど同じ
形で無害な成分をはめこんでしまい、あとから花粉がやってきても、もう
とりつく穴がなくなっている。
こんな状態をトレードでつくりだせばいい。
では、どうするか。
次回はその点について、具体的に述べたいと思います。
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