感情のコントロール １３

スポンサードリンク

トレードとの関わりについての考察です。
自画自賛になりそうな話なので書きにくいのですが、書かないことには
分析にもならないので、あえて目をつぶって続けます。

１．思い
　　「どうしても実現したい」という思いのもとに取り組んだこと。
　　達成したら、どんなにか素敵だろう。「わくわくする。」

わたしは３年後のヨーロッパへの移住を決めています。
現地で暮らす上で、移動の自由をどうしても得たい、という強い動機が
あります。イギリスで最初に運転したときも、観光に便利だという直接的
な理由以外に、こうした将来を考えたことも大きな動機でした。

トレードに関しても、まったく同じだと感じています。

”本気度” が根幹にあるかどうかが、まず基本だと確信しています。
そして、本気でさえあれば、かなりのことをやれてしまうように感じています。

手法がどうであるかとか、資金管理がどうであるかとかは、当然十分な
研究をしなければならない項目ですが、どうあっても成し遂げたいと
思っているかどうかがあった上での研究であるはずです。

実際この海外ドライブの件でも、もし単なる観光の一環としてのドライブで
あったら、ここまで本気にはならなかったと思っています。
ただの思いつきで見知らぬ土地で運転するなど、リスクが大きすぎます。




わたしにとってトレードも同様でした。

ただ単に、ちょっとばかりお金が欲しい、毎日の暮らしが少しばかり豊かに
なれればいい、というような理由ではありませんでした。
現地で稼ぎながら暮らしていきたい。しかし、労働ビザが簡単におりる
わけではなく、ビザとは関係なしに収入を得られる何かがどうしても
ほしい。そして、日本にいるうちからその能力を駆使し、実際に自分が
やれることを確かめておきたい。

こうした事情が本気度の裏にありました。




運転の上手な方であれば、これほど苦労しなくても達成できる課題だった
と思います。
ところが、わたしはそれほど上手ではなかった。
そして、数多のトラブルに遭遇した。
妻からもそれとなく言われた。
けっこう、気の滅入る出来事は続いたわけです。

しかし、なんとかやれた。
これまで生きてきた中で、人並み以上になにかをやれてきたわけではない
自分がやれた。

基本的に、本気度以外に原動力は考えられないのです。


あと、もう一つ付け加えるなら、「わくわく」です。
達成できたら、どんなにか「わくわく」するだろう、という予感も
一役買っていたと思います。
達成できたら、どんなにか違った色で世界が見えるだろう。
毎日、期待を感じていた。
（しかし、・・・・・まあ、まだ不十分とはいえ、トレードについてある程度達成しつつある
今となると、想像もしなかったブルーな気分もあることはたしかです。
題名の「憂鬱」も、実はそれが根拠です。だからといって、後悔しているのでは
ないのですが。この世に楽園などないというごくありきたりな結論です。　苦笑
詳細はまた後日。）


「どうしても達成したい」

しかも、

「わくわくする」



これらの要素こそが、”本気度”　を構成する要素になると考えています。
言い換えれば、こうした要素をいかに「具体的に」自分とトレードの関係に
組み込めるか、そこが最初の一歩だと思います。

とりわけ、「具体性」がカギになると考えます。
この「具体性」ばかりは、その人個人に関わる課題なので、誰にも教える
ことのできないものなのでしょうね。