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トレードの根幹をなす思考法  6 [トレーダー]


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4つエントリーポイントが書いてある。(実は、ほかにもある。)
当時の私は、ベストタイミングはどれだろうと考えていた。

しかし、どれも悪くないというのが今の結論だ。
理由として、個々のエントリーポイントをどうするか以前に、環境認識の重要性
がある。これら3種類のエントリーポイントは、どれも買いエントリーである。

売りというからには、売り勢力よりも買い勢力が強いという環境認識がそもそも
なされていなければならない。この環境認識は、実は”個々のエントリーポイン
トに依存していない”のである。

エントリーポイントが到来する以前に目線が決まっているのである。言い換えれ
ば、目線が決まらないようなときに形だけエントリーポイントらしきものがあった
としても、トレードする意味がない。

好きになった女の子を初めてのデートに誘うのとよく似ている。
声をかけるタイミングはたしかに重要だ。彼女があわただしく急ぎの何かをやっ
ているときが不適切なことは誰の目にも明らかだろう。また、季節も大切だ。11
月半ばから末あたりだったら、かなりいい。クリスマスを一人で過ごしたくない
女の子は多い。

しかし、もっと重要なのは環境認識だ。声をかける以前に、どんな人間関係をつ
くれていて、誘ったら受けてくれるかどうかについて確率的に見通しを持ててい
るかどうかである。女の子は必ずそうしたサインを出している。そのサインを判
読できているかどうかで、成否はすでに決定されているのだ。どんなにタイミン
グがよくても、その気のない女の子が誘いにのってくれるわけがない。

トレードも全く同じだ。
「これから上がるよ」というサインを読めているなら、あとはタイミングだけだ。
タイミングとは、要するにリスクリワードだ。
あまりに慎重すぎれば、遅すぎるということになり、いちばん美味しいところは
他人にとられてしまう。

かといって早すぎれば、環境認識通りやがて上がるにしても、ロスカット幅しだ
いではゆらぎにやられてしまう。
方向は正しくても、利益にならないという悔しい結果になる。
また、タイミング次第では確率的に成功率が高くない場面があることも覚悟
しないといけない。リワードの大きさがその対価である。


こんなことも少なからぬ対価を支払ったがゆえに、まずは彼の言うことを
きいて、その指示通りにやってみようと決断できたのが理由だと思う。

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