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往診のお医者さん [日記・雑感]


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先日、発熱したので、お医者さんにかかりました。
病院に行くのが普通ですが、これだけコロナの感染拡大が深刻な中で、
混み合っている病院に行くのは不安です。

そこで、往診を頼むことにしました。
幸い、今の医療保険にはそのオプションがついています。
加入するときには料金が高くなるので、少々気が進まなかったのですが、
こういう状況ですと悪くない選択だったと思います。

午前中に医者から直接電話がかかってきました。
夕方の5時半から6時半になるという連絡です。
電話のはじめに、「英語かドイツ語がしゃべれるか?」という問いかけが
あったので、英語で、と応えました。

結局、やってきたのは午後7時頃でした。
我が家は家の中は土足禁止で暮らしていますが、彼は当然ながらそんなことは
無視して、ずかずか靴のまま踏みいってきました。

まずは、「距離を取ってくれ!」という指示があり、診察が始まりました。

どうするのかと思っていたら、2m離れて問診です。
彼の英語は当地の年配の男性によくある、リズム感のないドイツ語なまりです。
リズムのない英語は非常に聞き取りにくく、聞き直します。
妻は慣れているので、隣で助けてくれました。

非ネイティブの英語は聞き取りやすいことも多いのですが、ドイツ語なまりは
難しいです。

「症状はどうか?」
「昨夜、熱っぽくて、だるかったです。」

わたしが、だるかったをtiredで表現したので、どうやら疲れていたと
受け取ったらしく、ここ最近の生活についての質問になりました。
他の単語を使った方がよかったみたいです。

熱を測った後、「PCR検査を受けたいか?」というので、依頼しました。

彼はわたしを横向きにたたせると、わきから鼻に綿棒を差し入れました。
これ、痛いですね・・・・・
下手に動いて奥まで入りすぎるとたいへんなので、じっとしていました。
唾液は楽ですが、これはあまり繰り返したくないです。

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結果は陰性で、解熱剤が処方されました。

わたしが陰性だとわかると、彼は一気にリラックスして処方箋とゴム手袋を
卓上に残し、帰って行きました。
わたしが陽性であったなら、家を出るまで手袋は外さなかったはずです。

特に愛想のいいお医者さんではありませんでしたが、てきぱきとこなして
いましたから、まずは評判も悪くない人だろうと感じました。

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処方箋がおもしろかったです。
ほとんど、メモ帳みたいなものから一枚破り取り、ささっと書いていました。

Doc around the clock というのは、24時間体制の医者、という意味のようです。

Allgemeinmedizinは、一般内科医という意味です。

たいしたことがなかったのでよかったですが、外国で発熱するのはやっぱり
いやなものです。
「いよいよ、たいへんなものにつかまってしまったか・・・・・」
と覚悟しましたものね・・・
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