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11月6日(水) 相場状況 [相場観]


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いよいよ、昨日が最後の吹き上がりがだったようです。
ここから新たに貝を入れる人たちはさすがに多くないでしょう。
いくら大手でも、結託しない限りここからの買いで相場を動かすのは
難しいです。

先日の記事の補足ですが、

1 システムトレードの手法自体の開発は、誰がやってもできなくはない。
  問題は、誰が作ったとしても、開発した時点以降どの程度機能し続けるかは
  分からない点。

2.裁量トレードの手法は、手法自体に優位性があるかどうかという問題と
それを運用するスキルが必要な点。

3.そこら辺に転がっている手法をそのまま愚直に運用しても、うまくいかない。

あと、トレードをやっているという人と話をしたときに気づいたことがあります。
「シンプル神話」です。

どういうことかというと、「機能し続けるのは、シンプルな手法である。」という
信仰です。
たしかに、複雑な手法が複雑であるという理由で優れているということには
なりません。
しかし、シンプルな手法がシンプルであるが故に優れているという理由にもならない
のは同様です。

優れている → シンプルな手法
シンプルな手法 → 優れている

当たり前ですが、これは同等ではありません。
これが一つ目の理由です。

二つ目の理由として、いかなる手法もそれを運用する人間のスキルで成績は
変動します。

将棋をやられる方ならば、「振り飛車」「矢倉」「棒銀」「中飛車」などの
先方はご存じだと思います。
これらの戦法自体、過去の棋譜を研究していれば、我流の思いつきの戦い方
よりもある程度優位性があるのは確かです。
しかし、それを運用する人間のスキル次第で結果は大きく変わることなど
当たり前の常識です。

手法間の優劣よりも、スキルの方が圧倒的に成績に直結します。
スキルは手法を凌駕すると言えます。

さて、システムトレードです。
ネット上に、次から次と新しい名前で出てくることからも、1は理解できると
思います。
したがって、たいていのものは役立たずです。笑

自分で作ってみた経験から感じるのは、機能するものの利益率はごく小さいです。
この程度だったら、裁量トレードの方がずっといい、というものばかりです。
利益率が大きいものは、どこかで大きなリスクと引き換えになっていますから、
繰り返すうちに損失をかぶりやすい。

また、そこそこいい感じの利益率が出るものをつくれたとして、それを安い
値段で公開しようとは思いません。笑
自分一人で使う方がいいですものね。



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