家屋内排水管の高圧洗浄 [日記・雑感]
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自宅の手入れはほぼ定期的にやってきたつもりだけど、排水管の
掃除は個人では十分にやれていないと感じていました。
業務用の特殊車両で乗り入れてきた。
午前中にすでに2件ほどの作業をこなしてきたということで、到着するやいなや
すぐに養生シートを屋内に敷き詰め、清掃を開始した。
１．台所、洗面所の排水口の洗浄
２．台所、洗面所の排水パイプを外し、浴室に運び込み、洗浄
３．屋外排水枡の清掃
簡単にまとめてしまうと、これら３つです。
一番汚れるのは、もちろん、台所です。
料理には油を使いますから、なべや食器類を洗えば、油が流れます。
洗剤類を使用しますが、それらと混じり合い、乳化して白い塊になって
排水管の内側にこびりつきます。
流れが悪くなるだけでなく、気温が高い季節には悪臭のもとになると
言っていました。
そういえば、しばらく不在していたにもかかわらず、台所の排水口から
ほのかに悪臭が立ち上っていたこともあることを思い出しました。
業者の方の説明によると、洗い物をしたときにはとにかくなるべく大量の
水を流し、排水管に汚れた水が滞留しないようにするのが重要だとの
ことでした。
また、ときおり、40度くらいのお湯をシンクにためて、一気に流すことで
多少の油脂類なら洗い流せるかもしれない。
ホームセンターで販売している洗浄剤も無意味ではないけれど、排水管を
外して清掃するのと比べると、効果は極めて限定的である。
しかし、古くなった排水管を外すときに、経年劣化で硬化していることが
多いので、割れてしまうのも珍しくないから、覚悟してやる必要がある。
そうなったら、部材を取り寄せる必要があり、パイプ単体ならば5000円前後、
シンクとの取り付け部を破損させると、4万～5万円になることもある。
なお、単身者はカップ麺を食べることが多いけれど、残り汁には油脂類が大量に
含まれているので、排水管の曲がり部分に滞留しないように、たっぷりの水を
流してください。
そして、絶対にやってはいけないのが、揚げ物に使った油をそのまま流すこと。
熱いままが論外なのは当然として、冷めてから流すのも、人間で言えば血管内に
一気にコレステロールがこびりつくのと同じ現象を引き起こす。
このようなことを言っていました。
何によらず、専門家の発言は興味深いものです。
約2時間前後の作業で、36500円でした。
（屋外の排水枡の臭いは、強烈です･････）
なお、この車両の排気管は屋根の上についています。
作業中、エンジンをかけっぱなしになるため、近隣住民の迷惑になりにくいように
その位置につけてあるようです。
また、すでに平成17年から使用していて、年数で言えば14年間、走行距離は
25万kmといいますから、相当使い込んでいます。
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