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6月27日の225先物 [リアルトレード]


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0627_damashi.PNG

現在、6月28日正午少し前である。
上記のチャートで、左側に出来高を伴って急騰している部分がある。
そして、直近高値を超えたところで小さな押し目を作り、その後急落した。

相場の本質の一面を実によく表していると思う。

株式投資のように、長期的には会社の成長により配当を得ることで
買い参加者みんなが分け前にあずかれる可能性が存在する場合もある。

しかし、先物は損失を出した人と利益を獲得した人の合計額が
常に一致するゼロサムゲームである。

誰かに損をしてもらわないと利益は出ない。
だから、弱いものが狙われる。

たとえば、今回の場合、日足を見ると次のようになっている。

0627_hiashi.PNG

5月末に反発した22000円で、6月20日、26日と2回規模は違えども反発している。
75日や200日という移動平均線が下支えしているようにも見える。
そんなところで下ヒゲの長い陽線も出現した。

こんなおぜん立ての整ったところで、出来高の伴った買いが現れて直近高値を
超えたのだから、売り持ちの人たちの多くはロスカットになったはずである。

さらに、これを見て新たに買い参入した人たちもいたはずだが、直後の急落で
やはりロスカットである。

ドテンしていたら、目も当てられない。


市場は短期的にはほぼこんな動きを繰り返している。

では、どうするか。

短期トレードではなく、スパンの長いトレードにするとか、複数の指標を
用いるとか、方法はいくつもある。
しかし、もっとも重要なのは実際に結果を出せている方法を学ぶことである。
その際、機械的な方法は除外した方が間違いがない。
仮にそうした方法を選んだ時にも、重要なのはその方法ではなく、その方法で
出現する売買サインを取捨選択する「目」である。

勝つべき時にはしっかり勝ち、負けるべき時には小さな傷で乗り越える。
そんなスキルもまた同時に磨かれていく。

膨大な時間と労力が必要であるが、実現可能である。


#今日のポーランド戦、楽しみですね。
 前回の解説者はけっこう冷ややかでしたが、今回はどうなのか興味深いです。
 オーストリアはサッカー弱小国であるにもかかわらず、この種の辛辣さを持っています。




補足
トレードで成功している人の履歴を見ると、とにかく負けトレードが多いものである。
あまりに多いので、本当にこれが勝ちトレーダーなのかと疑いたくなるほどだ。
それでも子細に調べると、きちんとトータルでは勝っている。

「こんなのではなく、もっとすっきりと勝てるようになりたい」というのが、普通の
感想だが、そんなものはない。
勝ちトレーダーなんてものは、実はかなり地味なものなのだ。
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