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チャート分析 1 [相場観]


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チャート分析はトレーダーがまず最初に始める勉強です。

わたしもかつてはかなり熱心に取り組んだものです。
というのも、現在はかなり限定された範囲内でのみ使っているだけ
だからです。

そして、それで特に困っていません。
つまり、チャート分析に依存しなくても勝てるのです。
そのあたりを述べてみたいと思います。



一般的にはつぎのような使い方があります。
ご存じの方も多いと思いますが、整理するために簡単にまとめてみます。


1.チャートパターンを見る

チャートが描く形状から、相場の行方を推定します。
たとえば、ヘッド・アンド・ショルダーが現れたら、上昇相場も
いったんはそこで終了して下落に移行すると考えるわけです。
特定のパターンを重視します。
これが高じると、高値圏で出た場合と安値圏で出た場合では異なるとか、
複数時間軸を照合しながら判断する、などどんどん複雑になっていきます。

2.トレンドを判定する

相場が上昇トレンドにあるのか、下落トレンドにあるのかを判定する道具
として使用します。
たとえば、過去5日間の価格の移動平均と25日間の移動平均を比較し、5日
移動平均が25日移動平均を上回ってきたら相場は上昇トレンドにあると
判断したりするのに使います。


3.相場のモメンタムを見る

相場のモメンタム(勢い)を判定します。
具体的には、上昇トレンドの勢いが強すぎると、いったん調整が
起こる可能性が高くなる場合があります。
RSIやストキャスティクスなどが代表的な指標です。


4.価格水準を判定する

過去の値動きをもとに、現在の価格水準がどのような位置にあるのかを
判定します。
買われすぎ、売られすぎ、あるいは価格調整がそろそろ終了して以前の
トレンドが復活する、というような判定に使われます。
フィボナッチやボリンジャーバンドなどです。



5.周期性を見る

相場は上昇トレンド、下落トレンド、レンジ相場などを繰り返す形で
変動しています。
そこには一定の周期性が見られることもあり、今のトレンドがいつまで
続くか、どのあたりで転換するかを判断します。
日柄分析やエリオットウェーブなどがあります。

(この項、続きます。)
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