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トレードで結果を出す人 2 [学習方法]


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昨日の続きです。

過去データを用いて、統計を取るとよい、と書きました。

このときに、非常に有効な方法があります。

それは、その手法を教えてくれた人、その手法で実際に利益を出している人の
トレード履歴を分析することです。

勝率であるとか、最大ドローダウンであるとかなど、計算だけで求められるものは
たいていの人がやります。

しかし、一つ一つの個別のトレードについてまで丹念に拾い上げて、しげしげと
確かめる人はほとんどいません。

これをやると、たくさんのものが見えてきます。


「ええ、まさか、こんな高値から買いで入るの !?」

「ありゃりゃ、5連敗・・・・ 検証であっても、続けるのがつらい・・・」

「この場面、迷うところだよなあ~」


ここから上昇するとは思えないくらいの高値からも、伸びるときは伸びますし、
連敗が続いた後にこそ、突き抜ける動きが出て、1回の取引だけで連敗分を
補ってあまりある利益を獲得できる実例に出会えます。

自分の迷いとは無関係に、その手法通りの行動がトータルではプラスに収束する
事実を目の当たりにします。

さらに、自分がその手法で実践した場合のシミュレーションとの比較ができます。
とりわけ、裁量トレードの場合、その人と自分の違いをいたいほど知らされます。
同じ手法とは思えないほどの違いが生まれる原因が理解できます。

スキルの習熟が必要なことです。

しかも、どういう場面で違うのかが具体的にわかりますから、同じシミュレーションを
繰り返せば、確実に向上できるのです。

おそらく、この訓練方法こそ、もっとも効率的・効果的です。

つまり、具体的なトレード履歴を提供してもらえる人に教わるのがよいのですね。




次回は、このあたりのメカニズムについて、下記書籍をもとに述べたいと思います。

この書籍は、まるでトレーダーのために書かれたのではないかと思えるくらい、
稼げるトレーダーになるためのコツがわかりやすくまとめられています。

さすがに専門家は違うと思うような見事な研究です。
こういうのを見ると、自分はまだまだだと素直に思えます。




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