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ウィーン街歩き 7 スーパーマーケット その3 [旅行]


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スーパーマーケットの話題です。

今回のは、かなり実用的な情報です。

みなさんは、買い物の後にレシートをきちんと確認しているでしょうか?

日本ではレジでの間違いは非常に少ないのですが、ヨーロッパでは珍しくありません。
しかし、レジの行列に並びあわただしい支払をすませてしまうと、なかなかレシートの
チェックまではやりたい気分にはなりません。
そうなると、「たぶんだいじょうぶだろうけれど・・・(モヤモヤ)」という思いを感じながら、
店を出ることになります。

これはやはり気分的にいいものではありません。

また、容器等の預り金の記載もあり、適切な作業をすればその金額が返金されます。
つまり、レシートを見れば、どの品物に預り金が課金されているかがはっきりするのです。
あとはその容器を店舗に返却するだけです。


以上のように、ちょっとした項目がわかれば、多少の節約ができます。
また、店員の不注意による余計な支払いを防げます。


では、ある日のレシートを題材に具体的に説明します。

手書きを追っていきます。


IMG_6855_New_R.JPG

一番上がレジ袋です。
このときにはたまたま買い物袋を忘れてしまいましたので、ビニールのものを購入しました。
レジ近辺に通常はビニール製と紙製の2種類が用意されています。
ビニールのものはしっかりしていて、ホームレスが常用しています。
現在のレートで一枚25円程度です。

2つめは、フルーツヨーグルトです。
ガラス製の瓶に入っており、預り金が課金されています。
20円程度です。

3つめが、ビールです。
このビールは500mlで、約120円です。
スーパーで販売されているもののなかでは、割と高額なほうです。
オーストリア製です。
この日にはビール類全般が売り出しになっており、25%引きです。
Rabattがその意味です。

0.59ユーロが2本というのも、ビールです。
隣国スロヴェニアからの輸入品です。

次の2つも、オーストリア製です。
RADLというのは、ラドラーということで、果汁で割ったビールのことです。
最近、日本でも販売されていますね。
ZIPFERは、私が個人的にはもっとも好きな銘柄です。


預り金が微妙に異なっているのに気づかれましたか?
私が購入したもので、もっとも高かったのは、ベルギービールの瓶で、
約43円でした。陶器製の蓋が針金で固定されているタイプです。

これらは商品棚の値札に記載されていることも多いです。


LAKTFR MILCH は、乳糖を除去した牛乳です。

アンズの下に記載されているのは、キャンペーンによる値引きという意味です。

サラミとハムのゼリーよせの50%オフは、見切り品扱いのために安くなっていると
いう記載です。
加工肉は食生活の根幹になっているため、大量に陳列されています。
したがって、見切り品扱いになることも多いのです。

面白いのは、合計の下に、「あなたは、今日、7.25ユーロ節約できました」という
記載があることです。

支払のところに、MASTERCARDという記載がありますが、これはマネパカードが
マスターカード扱いになっているためです。

税率のところに、A、Bという区別が書かれていますが、商品ごとに消費税が異なる
ためです。10%と20%の2種類の税率があります。
いずれ日本もこのような記載になる可能性もありますね。


以上、ざっと説明しましたが、重要なことが3点あります。


1.預り金

PFANDというのが、預り金です。ビール瓶は大丈夫ですが、ヨーグルト瓶は
水洗いをする必要があります。これを次の買い物のときに持参して、店舗内の
回収機に投入します。すると、1本ごとに瓶をセンサーが判別して、機械が
計算します。最後にボタンを押せば、集計結果を印字した紙を出してくれます。
これをレジで渡せば、その分だけ割引になります。

なお、破損した瓶はセンサーが受け付けてくれません。
その瓶は、街角の回収ボックスに入れることになります。


2.値引き・割引

値引き・割引がきちんと適用されているかを確認する必要があります。
バーコードを読み込むだけで自動的に適用される場合には問題ないのですが、
店員が手打ちで適用する商品も数多くあります。
このときにミスが発生します。
預り金の払い戻しなどは、特に要注意です。

うっかり忘れられてしまっても、いったん店舗を出てしまえば、なかなか受け付けて
もらえません。

まずは、じっくりとレシートを確認するのが大切です。


3.手打ち商品の確認

3点目は、ちょっと面倒ですが、バーコードが読み取れなくて、店員が
手打ちで数字を入れたものが適正な価格で請求されているのかどうかを
確認することです。
悪気はないのですが、彼ら・彼女らはけっこう間違えます。



最後に、レシートではないのですが、支払方法も重要です。
多くのスーパーマーケットでは、カードで支払えます。
したがって、現金ではなく、カードで支払うことにするのです。

店員が普通にしゃべる請求額を、小銭を交えて手早く出すにはある程度の
慣れが必要です。
(ちなみに、わたしもこれは苦手です。苦笑)

品数が少なければ、事前に計算して準備しておけばいいのですが、多くなると
それも煩雑です。

すると、大きな紙幣を出して、お釣りをもらうことになります。
いろいろな支払いでこれを繰り返していると、小銭がやたら増えてきます。
旅行者が普通にやってしまうことです。

また、最近はどこの国でも自動レジが使用されていて、釣銭は正しく出てきますが、
紙幣と硬貨を別の場所に分けて返す店員がいるのです。
レジが混雑していると、焦ってついうっかりどちらかを取り忘れることが
起こりかねないのです。

しかし、カード支払いであれば、これらから逃れることができます。

宣伝するつもりはありませんが、マネパカードは非常に便利です。
ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、香港ドルの5種類が使えるプリペイドカードです。
しかも、クレジットカードよりも手数料が安いです。



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