シンプルな手法 [トレーダー]
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書きました。
非常にシンプルな手法ですが、重要なのはシンプルさを求めてここに行き着いたのでは
ないということです。
チャートをもとに、
「ここでエントリーしたらいいのではないかな?」
という場面を大量に収集して、それらを印刷したチャートを床に並べて、
比較・分類・共通点の抽出等の考察を行い、その「結果として」、
シンプルな原理原則にたどり着いたという点です。
A.シンプルな方法を求めて → シンプルな方法
B.優位性のある局面 → 共通点の抽出 → シンプルな方法
この両者は、似ているようで、まったく異なるものだと考えています。
トレードにおいて、利益を生み出すのは、優位性です。
優位性が存在する場面というのは、「偏り」とか「ゆがみ」が生じたときです。
たとえば、裁定取引でいうところの、サヤが開いたときです。
この偏りやゆがみをとらえるものが、すなわち手法です。
この視点を持ち、個別場面を分析・分類・共通点の抽出を行うことで、
「結果として」シンプルな手法に収束していくのです。
この意識を持たずに、いたずらに「シンプルな手法」というお題目で
トレードに取り組んでも、成果を挙げるのは難しいものです。
同じ手法で相場に臨んでも、同じ結果にならない原因です。
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