ウィーン街歩き 5 スーパーマーケット その1 [旅行]
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自宅から徒歩で6~7分の範囲内に、3軒ほどあります。
当然ながら、目的により使い分けています。
1つめは、Hofer(ホーファー)というチェーン店です。
品揃えは別として、とにかく安いです。
生鮮食料品の品揃えはいまひとつなので、ここで全部まかなうのは
きびしいです。しかし、ワインが割安なので、そのためにだけでも通う価値は
あります。
SPAR(シュパー)です。
ごく普通のSPARと、SPAR Gourmet の2種類があります。
置いてある食料品の価格帯が少し異なります。
後者の方が、やや高価格帯の品揃えです。
3つめは、BIOMARKT です。
無農薬農産物、それを餌にして育てられた家畜や魚、あるいはそれらを原料とする
加工食品などを総称し「ビオ(BIO)食品」と呼ばれています。
食品だけでなく原料を厳選し環境に配慮して生産された嗜好品、化粧品、衣料品、
玩具、文房具なども広く「ビオ」または「ビオ製品」と呼ばれ、ビオショップで
販売されています。
欧州連合(EU)加盟国でみると、ビオ農地面積の割合が高いベスト3はオーストリア
(14.1%)、スイス(11.0%)、チェコ(7.2%)です。
※しかし、街歩きをしていると、不健康なほどに肥満している現地人を多く見かけます。
そのあたりの事情も含めて、また扱えればと思っています。
この店もこうした商品を扱っている店です。
居住者にとっては生活に必須の店舗ですが、旅行者にとっても非常に
便利です。
1.ビール・ワインが安い。
500mlのビールは、0.84ユーロ~1.25ユーロです。
現在、1ユーロ136円くらいなので、114円(0.84ユーロのもの)という
ことになります。
日本でいうところの、発泡酒や第3のビールであれば、0.4ユーロくらいでも
販売されています。まとめ買いであれば、さらに安くなっています。
酒税が低く抑えられているのが、やはり大きな理由です。
日本の場合、ビール1リットルにつき220円ですが、オーストリアでは約20円
です。
つまり、500mlでは、日本の110円に対して、10円となるわけです。
また、種類もたくさんあり、毎日違う種類を試すのも楽しいです。
2.チーズ、ハム、ソーセージが安い。
とにかく、種類が豊富です。
チーズだけでも、横幅6~7mの陳列ケース一杯に並べられていることが
多いです。さらに、量り売りのコーナーが別にあり、そちらでは店員との
対面販売で必要な分だけ購入できます。明確な購入意思があれば試食も
可能です。(しかし、ある程度なじみになってからの方が、まあ、無難です。
このあたりのことは、また、後述します。)
ハム・ソーセージについても、同様です。
さらにおもしろいことに、この肉販売コーナーでは、ケース内に陳列してある
ハムを選び、その場でサンドイッチをつくってくれます。
オーストリアの場合、たいていの場合、ゼンメルというパンが用意してあり、
ハムやソーセージを決めれば、店員がバランスを考えて選んだものをはさんで
くれるわけで、その合計が支払いになります。
パンが0.15ユーロ、ハムが0.65ユーロ、合わせて0.90ユーロといった具合です。
非常に安く食事ができます。
現地人もこんな感じで安上がりの食事をしていることも多いです。
3.土産品も安く購入できる。
スーパーですから、土産物店よりも当然安いことが多いです。
定番のモーツァルトチョコレートなども、1区などの観光客の多い地区には
陳列されています。
スーパーマーケットに関しては、いろいろ考えさせられる問題があり、近いうちに
続きを書きます。
わたしのように、平日の日中はほとんど室内で過ごし、タイミングを見つけて
外出するとしたら、たいていはスーパーマーケット、という過ごし方をしていると、
いやでも詳しくならざるをえません。
たかがスーパーマーケットですが、そこにはこの国(または、ヨーロッパという地域)
特有の、光と闇があります・・・ (笑)
2に続きます。
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