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感情のコントロール  1 [トレーダー]


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年内のトレードは終了にしましたので、別の観点から書きます。

感情のコントロールについて、考えてみました。
「コントロール」という言葉自体が、実はとんでもない勘違いだということ
なのですが、まあ、それはわきにおいて、実例から入ります。


ヨーロッパでレンタカーを借りてドライブしたことがもとになっています。

きっかけは、イギリスのコッズウォルズを観光しようと計画したことです。
2001年でした。

公共交通機関が乏しく、レンタカー以外に十分な移動手段がなく、
気軽に利用することを思いつきました。日本同様に左側通行なので、
それほどむずかしくないだろうと思ったのです。

12月25日にヒースローに到着し、予約しておいたレンタカーオフィスに
行きました。なんでも、ボクシングデイとかいうことで、事前に予約して
おかないと、車は全部出払うということを知っていたので、きちんと
やっておきました。

デスクのお兄さんは、日産の車を勧めてくれました。
せっかく外国へ来たことだし、なじみの日本車より、ヨーロッパ車を
試してみたかったので、その旨を話しましたが、

「フランス車もあるが、ニッサンの方がずっといい。しかも、安い。
おまえが金持ちでゆとりがあって、雪の中で故障して動かないのを
楽しめるなら、イタリア車を推薦する」
こうのたまうと、にやりと笑いました。

こうまで言われると、納得せざるを得ませんでした。
マニュアル車でしたが、もともとマニュアル車以外乗らないので、
まったく気にならないどころかむしろ好都合でした。

と、まあ、こんな風に出だしは順調でした。


ところが、ことはそんなに甘いものではありませんでした。
日本にいるうちに詳細な地図を入手し、ルートを十分に検討し決定した
にもかかわらず、走り出すとどこで右折左折するのか、そもそも道なりに
走ればいいとわかっていても、細い枝道の分岐にさしかかると迷いが
出ることなど頻繁でした。

そもそも高速道路への進入・車線変更・インターから下りる等、普通に
日本でやっていることでさえ、慣れない道路ではストレスの連続です。

しかも、かなり多くのイギリス人はたとえ老人であっても、とんでもない
スピードで車を運転していました。
うしろからぴったりとつけてきたかと思うと、対向車がとぎれた瞬間に
あっというまに抜き去っていく白髪や禿頭の老人を何人見送ったことか。
さすが007の国です。
老人であっても、かなりのスピード狂が多いことを肌で知りました。

最初はラジオの音楽を聴きながら、ホテルで用意した紅茶をのんびり
飲もうとしていた妻も、私の引きつった顔を見て、そんなことができる
状態ではないことを悟ったようでした。

続きは、また、明日書きたいと思います。

#とほほ旅行記ではありません。笑 あくまで、「感情のコントロール」
に関して、過去の経験を素材に私なりにまとめたいと思ったのです。


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