SSブログ

ウィーンの今 2021.2.4 [日記・雑感]


スポンサードリンク

オーストリア政府は2月1日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う現行の3度目の
ロックダウンについて、各州知事や感染症の専門家と協議した結果、2月8日から
感染対策の強化を条件に制限措置を一部緩和し、以下の措置を取ることを発表
しました。

小売店、美術館・博物館、動物園の再開(ただし、FFP2マスク着用を義務付け、
1人につき20平方メートルのスペース確保などの入場制限あり)。

美容室など他者と接触するサービス業も再開するが、サービス提供者はFFP2マスク
着用を義務付け、利用客は48時間以内に発行された陰性証明の提示が必要。

つまり、利用者は陰性証明書を提示しないといけないのですね。 ここらあたりが日本と根本的に異なります。 ただ、市中のマッサージ店などの様子をうかがうと、どうもそこまで徹底して店側が チェックしているとは思えません。


学校は対面授業を再開(ウィーン、ニーダーエスタライヒ州は2月8日、他州は2月15日
から)。
小学生は通常の登校、中学生・高校生は交代制で週2回の登校となります。

対面授業を受けるためには、陰性証明の提示が必要となり、登校日に学校で鼻腔の
簡易検査を実施。

外出規制は午後8時~翌日午前6時(2月7日までは、原則終日外出規制)。
2世帯同士の交流が可能(最大4人まで)。
越境通勤者の入国審査を強化。入国の際、7日以内に発行された陰性証明書の提示を
義務付け。

マスク着用義務や社会的距離の維持に対する違反取り締まり強化として、罰金を
90ユーロに引き上げ。

これなどは諸外国が日本と大きく異なるところです。 いい意味でも悪い意味でも、日本の対策が緩いところです。


飲食、観光、宿泊、文化、イベント、スポーツなどの施設は2月末まで営業停止を
継続。

セバスティアン・クルツ首相は、国内の感染拡大はロックダウンにより歯止めが
かかった一方、南アフリカ共和国や英国由来の変異株の感染が増え続け、
ロックダウンの効果に悪影響を与えているため、今回の決断は困難だったと述べ、
国民一人一人の責任感と協力を訴えました。

政府は2月15日時点での感染状況に鑑み、飲食、観光、スポーツ、文化活動の規制緩和などを含む今後の対策について協議、決定する予定だとのことです。



昨日は、近所のスーパーに買い物に行きました。
ビールが25%割引なので、12本購入して持ち帰りました。

通常価格が1本1ユーロ程度なので、75セントになった感じです。
現在、1ユーロ126円程度なので、1本95円ぐらいですね。
ちゃんとしたビールがこれくらいで買えます。
日本のビール課税がいかに高いかがわかります。

IMG_1128_R.jpg

IMG_1129_R.jpg

IMG_1130_R.jpg

日本では大きなビールメーカーが圧倒的なシェアを取っていますが、
こちらでは中小のメーカーも頑張って一定の売り上げを維持しています。
それもいわゆるクラフトビールのような高額なビールではなく、日常で
気軽に買えるような価格帯のものです。

nice!(3) 
共通テーマ:旅行

nice! 3

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。