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オプションの高額塾 [日記・雑感]


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最近、オプションの高額塾のプロモーションビデオをたまたま見ました。

FXは珍しくないのですが、オプションはめったにないので、ちょっとばかり
興味があったからです。

そうしましたら、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、実においしい釣り文句のオンパレードでした。
そして、決めぜりふです。

「3ヶ月で勝てるようになる」 笑

それでも勝てなければ、「6ヶ月は面倒をみる」

オプションの売りをやらせれば、実は簡単に勝たせることはできるのです。
ですから、これは割り引いて考える必要があります。

つまり、「勝てる」と「勝てる能力が身につく」はイコールではないのです。
受講者が望むのは、当然ながら「勝てる能力」です。

しかし、オプションに限らず、トレード全般がそうですが、そんなに簡単に上達するので
あれば、世界中に貧乏人などいなくなってしまうではないですか!

そんなこと、この業界で給料を得ていた人ならば、重々承知しているはずです。

また、何も知らない初心者の方たちに、ただ単に勝率が高いと言う理由で、オプションの
売りの魅力から宣伝するのがいかに危険であるか、わかっているはずです。

東日本大震災のとき、あのわずか数日のうちに資産の大部分を失った人たちが
たくさんいたことは知っているはずです。
ひまわり証券など、これが原因で会社自体が傾いたのですからね。

危険性を案ずる声に対して、「ヘッジを入れますから、だいじょうぶです」と
言っていますが、対象はほとんどが初心者です。
この先生にさえ教われば、これまでは負けていたけれど、これからはきっと勝てると
信じたがっている人たちなのです。
よほどしっかりとケアをしなければ、恨みを買うのは必定です。

よくよく読んでみると、塾が終了した後には次の商品を準備しているようです。
つまり、塾自体が次の商品のプロモーションになっている。笑

本件に限らず、トレード塾は貧困ビジネスの一種になってきているような気がします。

これだけですと、ただ否定的な見解のみになってしまいますので、トレードを学ぼうと思った
ときに、役立ちそうな方法を書きます。

教えてもらおうと思った人のなかで、これはと思った人に直接会いに行くことです。
そして、相手との対話の中で納得できたら、個別の契約をすることです。

ミシュラン3つ星のレストランのレシピが入手できたとしても、その料理を再現できる
わけはありません。
どのように調理するかは、調理場で一緒に働くことでリアルにできるようになるものです。

それと同じで、手法とはレシピ本であり、それを活用できるようになるには、先生に
じかに師事して、教わるのがもっとも効果的です。仮にその動画がいかに良心的に
作成されていても、それだけでは不十分な場合が大半です。

多くの人を動画等でいっぺんに教えている人たちでも、条件次第では個別指導に
応じてくれます。
また、直接会うことで、本当に稼げている人と、教材販売や塾が本業のビジネスで
ある人との区別もつくようになります。

稼ぐ能力を持ち、しかも教えてくれる人もわずかながら存在します。
費用はかかるかもしれませんが、高額塾で中途半端な学習をするくらいであれば、
ずっと効率的です。

そこまで本気になれば、おのずから道は開けます。

今回は、トレード学習全般についていろいろ考えさせられました。
本件の事例の善し悪しではなく、受ける側の認識や覚悟の問題であるというのが結論です。
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