マルタ島 旅行記 4 [旅行]
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初日の夕食は、お隣のホテルのレストランに行った。
昼間の散歩の途中で見かけて、海に面したテラス席が魅力的だったからだ。
ヨーロッパ人は戸外での食事を好むが、ヨーロッパ人でなくてもこれだけ
季節・天候が良ければ、室内席を選択する理由がない。
ボトルでワインを注文した。
マルタ島産のものがあったので、まずは飲んでみようということになった。
店の人に尋ねると、白ワインの評判が良いというので、それを持ってきてもらった。
すっきりとした味わいだった。
悪くはないけれど、少しコクが足りないと思った。
ちょうど昼間にCISCというビールを飲んだ時に、あまりにあっさりと軽いので物足りなく
感じたのだけれど、それと似ていた。
南の島では、ワインもビールと同様に、軽くのどを抜けていくのが好まれているのかもしれないと
思った。
妻も同様だったらしく、少々微妙な表情を浮かべていた。
しかし、特に不満を口にすることはなかった。
夕暮れが迫るテラス席には人々のにぎわいがあふれていて、その心地よさで何となく許せる
気分だったのかもしれない。
ワインを半分ほど飲み干したところに、一皿目の料理が届いた。
客が多かったせいで、多少時間がかかったようだった。
でも、ぼくたちは遠くのゴゾ島に沈んでいく夕日を眺めていたので、
それほど長いとは感じなかった。
ただ、びっくりした。
とにかく皿は大きく、盛り付けも多いのである。
(写真は取り分けてしまった後なので、減ってしまっています。 笑)
ピザも注文してあるので、どうしたものかと二人で顔を見合わせたけれど、
残念だけどほどほどにしておこうという結論に至った。
グリッシーニはよかったけれど、丸いクラッカーのようなものは味わいが口に合わず、
これは残そうということでまとまった。
ほかの旅行者の書き込みに、「マルタ島では一人分の量が多い」というのがあったが、
実感した。
もし、行かれる機会がありましたら、お気を付けください。
半端ではありません。
このあとのピザでも、それを痛感した。
ヨーロッパの人たちの食欲には、「かなわないな・・・」と思わされることはよくあったけれど、
マルタの人たちもその例にもれない。
私たち日本人は、一人前を二人で分け合うくらいが、ほどよく楽しめる分量だ。
※ まだ5月末ということもあり、日没後にはあっという間に肌寒くなったので、室内へ
退散した。
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