日銀ショックで思うこと [トレーダー]
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わたしも、折悪しく一つのポジションがやられています。
つまり、上昇に備えるためにポジションを調整したことが裏目に出たのです。
しかし、今回の件はやむを得ないこととして理解しています。
次のような根拠です。
1.21日の上昇で、下落よりも上昇自体がリスクだと判断した。
そのため、上昇に備える調整を行った。
これは、通常のポジション調整とは異なり、目線を上に固定したわけです。
つまり、腹を決めざるを得ない場面だと判断したのです。
わたしの手法では、上に行かれても下に行かれても、対応できるような
動きをするのですが、今回はそれができない状態でした。
つまり、目線を決定しなければいけなかったのです。
いわゆる方向性リスクを取ることが求められていました。
2.1のようになったので、その目線(相場観)を具体的操作にまで、落とし込んだ。
上昇に備えるポジション調整を指します。
3.2に関して、ただ単に上昇に備えるだけでなく、それが外れた場合の方策も
含めたポジション調整にしました。
つまり、複数シナリオとして準備したのです。
もちろん、上にも下にも万能な方策は存在しませんので、外した場合の方策は
ただ一点「ひどいことにはならない」です。
4.そして、その結果、実現したのが、「ひどいことにはならない」でした。 笑
想定の範囲内の未来が実現しただけのことです。
1~3に関して、適切な判断、適切な対処だったと評価しています。
しかし、適切な判断・対処が行われたとしても、負けるときは負けますね。
この種の負けは、許容すべきリスクだと考えます。
だとしたら、この負けを許容した上での、次につなげる方策を考えるべき
タイミングにきていると考えます。
これらが、トレーダーの思考の根本ではなかろうかと、考えています。
補足(5月2日)
結局、「適切に行って、適切に勝つor適切に負ける」が重要であって、
勝つかどうかはその手法自体の優位性で決まることなんですよね。
つまり、
手法 → 運用 → 結果 という流れですが、
適切な手法を選択しているかと、それを適切に運用できているかが重要なわけです。
この2点で、結果は自ずから決まることだからです。
あたりまえですよね。
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