3月限SQ [トレード結果]
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10日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが上昇しました。朝方は下げていましたが、
欧州中央銀行(ECB)による刺激策パッケージの発表から90分も経たずに、上げに転じました。
ECBのドラギ総裁が記者会見で、
「一段の利下げが必要だとは考えていない」
と発言したことに反応して、ユーロは一時2%高まで上げたようです。
この瞬間、わたしも見ていました。
指標発表ではよくあることなので、動き自体別段奇妙には感じませんでした。
緩和策が期待外れと受け止められたのかと、思いました。
それにしては下落の勢いが大きかったので、違和感を感じましたが。
何しろ、発言前の段階では、政策金利引き下げや量的緩和策の拡大が
エコノミストの期待を上回る内容だったので、ユーロは下落していたのですよね。
「総裁が記者会見で一段の利下げはないことを示唆すると、ユーロは下げを
全て埋めてしまうとは・・・・・・
ECBとしては今回、期待していた成果は得られなかったようです。
さて、翌11日のメジャーSQは、この余波で弱く始まりました。
そのおかげで、予想外の利幅が乗りました。
禍福はあざなえる縄のごとし、とはよく言ったものです。
気になるのは、1・2月にあれほどの下落があったにもかかわらず、現時点で
オプションのプレミアムがかなりしぼんでしまっていることです。
3年ほど前であれば、もうしばらくはふくらんだプレミアムを維持していたはず
です。それがこんなにも早く平常時くらいに戻ってしまうのですから、市場が
以前とは異なってきているみたいです。
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