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トレードの根幹をなす思考法 9 [トレーダー]


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スイスフランの件がありましたので、しばらく前の話になりましたが、


目標達成に関して、以下の3点が重要であると書きました。
わたしはトレーダーですので、もっぱらトレードを題材に考えてきましたが、他の分野でも
まったく同じであろうと思います。


1.自らを甲・乙とする雇用契約を締結して、明確な行動を規定する。
  重要なのは、契約であって、決心ではないということです。

2.考えなくてもできる習慣にまで落とし込む。

3.そうすることが当たり前の人たちのコミュニティに属してしまう。



今日は、まず1点目です。

新年を迎えるにあたり、かなり多くの人たちが目標をたてます。
そして、ほぼ9割以上の人たちが挫折します。
調べたわけではないので正確な数字ではありませんが、周囲の人の様子を見れば
だいたいそんなものではないかと思います。

それらの人たちの大多数はまともな成人であり、まともな社会人です。
そして、たいていがまともな職業を持ち、働いています。

何かおかしいとおもいませんか?

これらの人たちが職業を維持できているということは、つまり、職業においては
ある水準以上で業績を成し遂げているわけです。

そんなまともな人たちが、個人的な目標をたてても圧倒的多数が挫折している。

職業において及第点を取れている以上、個人的資質で劣っているのではなく、
別の原因を想定すべきだと考えます。

このブログを訪問していらっしゃる方、少なからずトレードに関心を持っている方では
なかろうかと思います。

もし、まだ、トレードで成功していないとしても、それはあなたに能力がないという
ことではありません。仕事の上で多少しくじったりしていたとしても、3年継続できて
いたら、十分です。

職業と個人的目標で、取り組み方や考え方に違いがあるのです。

それが現時点でトレードで成功できていない原因の一つです。
(あくまでも、一つです。)

職業においては、取り組み方として、最低、規律と勤勉が要求されます。
業務内容も明確に規定されています。
質の高い成果も求められます。

個人的目標においても、まったく同様です。

1.規律と勤勉
  つまり、態度の目標です。FXであれば、週明けの窓埋めをねらうのだとしたら、
  その時間までには起床して、発注しなければいけません。
  寝坊するようでは、お話にならないのは当然です。

2.業務内容
  つまり、行動の内容・目標です。
  トレードであるならば、リアルの発注作業だけでなく、学習と訓練も含みます。
  これらについて、やるべきことを明文化しておく必要があります。

  会社であれば、自分が多少ぼんやりしていても、周囲の人間が声をかけてくれたり
  するので、大きな抜けは起きにくいのですが、個人作業のトレードでは自分以外に
  コントロールしてくれるものはありません。
 
  明文化することです。

3.質の高い成果
  ずばり、フィードバックです。
  PDCAサイクルです。

最後に、どうしても成功したいのだとしたら、自分自身を甲・乙とする雇用契約書を書きます。
上記の1と2を明文化します。
このあたりにはノウハウもありますので、順を追って書いていきます。

雇用契約書なので、できなければ解雇です。 笑

やりもしない夢に浸っているだけでは、人生を無駄にします。
潔く諦めましょう。

しかし、もしあなたが3年以上1つの職業を継続できているならば、あなたには
トレーダーとして独立できる能力はあります。

「専業」トレーダーとは、プロフェッショナルです。
名乗るのは自由ですが、独立するには、雇用契約書に署名して、
自覚を持って取り組めるかどうかがまずは問われます。

(まあ、すでにこの段階で、雇用契約書の内容を自分で考案・作成・署名する
人はほぼ3%から5%です。)








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