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人生で何をやりたいのか? [日記・雑感]


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知り合いの中に、学校の教員を退職した後、放課後児童支援デイサービスの
会社を設立した人がいます。
おもに発達障害の児童・生徒たちを対象に、放課後に学習や生活指導を
行うものです。

発達障害を持つ児童・生徒たちは、公教育の中では支援学級に在籍し、そこで
学んでいます。
しかし、大きな課題があるそうです。
義務教育修了後、きちんとした職業に就労しにくいという点です。
作業所のような信じられないような低賃金のものしか用意されていないのです。

その知人はこの状況を少しでも改善したいと考え、自分の資産をつぎ込み、
会社を設立したというわけです。
行政からの経済的支援があるとはいえ、経営は相当きついはずです。
経営に行き詰まれば、すべてを失う危険があります。
普通だったら、退職後にやるような挑戦ではありません。
ひょっとしたら、バカなのではないかと思いたくなるほどの熱意です。



この人のことを考えていたら、表題のことが頭に浮かびました。
ここからが書きたいことです。


「人生で何をやりたいのか?」

青臭い話ですが、こんな質問をこれまでに何度も周りの人に尋ねてきました。

抽象的な質問であるがゆえに、こたえにはその人のそれまでの生き方が
集約されます。

「よくわからない」
「決まっていない」
「特にない」
「・・・・・・・(無言)」
「何も浮かんでこない」

これまでの体験では、こういうこたえが圧倒的に多かったです。

失礼ながら、人生の持ち時間という貴重なリソースに対して、あまりに
無頓着すぎる。

若い人ならばともかく、40代以降だったら恥ずかしいです。

では、どうしたらよいのか?

実際に行動をする。
これがもっとも効果的です。

具体的に言うならば、自分が興味・関心を持っている分野で、誰かが行った
研究や実践を学び、実際にそれをまねてやってみて、自分自身の試みを新たに
適用してフィードバックを得る。

これがきっかけになるはずです。


10代の頃、誰だって幼いなりに夢や希望を持っていたはずです。
いつしか現実との折り合いをつけて、あるいは諦め、あるいは新たな目標を
設定して、今の自分を作り上げている。

それをもっと意識的にやったらどうか、と考えます。

まず、何に焦点を当てるのかを決める。
次に、先人はどうやったのかを分析し、理解する。
そして、それを自分でやってみる。

まねてやってみても、実際には同じ結果を出すのは非常に難しいです。
一流料理人のレシピを見よう見まねで試したとしても、同じクオリティには
ならないのと同様です。

ここが最初の大きな関門です。
よく言われることですが、ある事柄に興味を持ったとしても、実際にやってみる
人間はきわめて少数です。

1万人志して、100人だとかいう研究もあります。
(しかも、1年後に継続しているのは、10人だとか。)

先人の追試を行った上で、自分なりの工夫を考えるところまで達するのは
それこそ至難です。
やってみたところで、成果につながらないかもしれませんものね。
10試みて、1つでもうまくいったら素直に喜んでいいと思います。

(トレードでは、使い物になる方法は2つほどしか残っていません・・・・・・
ずいぶん、時間とお金を費やしました・・・・・・)


自分で具体的な目標を定め、計画を立案し、日々取り組む。
悪戦苦闘の毎日。
しかし、これが楽しいのですよね。わくわくする。

こういう人生だったら、何遍でも繰り返したい。

わたしの率直な実感です。

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