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感情のコントロール  10 [トレーダー]


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ドライブ再開です。

スーパーマーケットの駐車場で十分に練習をしたので、異様に重いシフトレバーの
感触にもすっかり慣れました。(その後、いくつも異なった車種を借りて乗りましたが、
あれだけ重く固いやつにはお目にかかったことはありません。)

目的地はウィーンのシュベヒャート空港からから約1時間半程度のルストという
小さな村です。一応、憲章都市という肩書きを持っていますが、人口1800人程度
です。なお、憲章都市とは、独自の都市法をもつことが許されているとのことですが、
それがどんなものなのかはよくわかりません。

再出発後は、ほぼ順調にドライブは進行しました。

地図を購入し、ルートもすべて紙に書き出し、事前に頭の中で何度もどこの街の
どんな交差点で右折するとか、どこの分岐は左に行くとか、繰り返しイメージ
トレーニングをやっていました。

ほとんど迷うことはなかったのですが、道が複雑に入り組んだ旧市街を抜けるときには
助手席の妻に地図で確認してもらいました。

そんなこんなで、ルストにたどり着きました。
1800人程度の村にしては立派な町並です。ある種の豊かさを感じさせられました。
観光客もかなりやってきていました。
造り酒屋(ワイン)の街といってもよく、市庁舎や教会等もありますが、
中心部の建物はほとんどがホイリゲ、レストラン、宿泊施設、ワインの販売所で
陽気なさざめきがあふれていました。

教会の塔の上には涼しい風が流れ、しばらくのあいだぼうっと景色を眺めて
いました。

帰りにはトランクと後部座席にたっぷりとワインを積み込みました。
ウィーンのアパートと日本の自宅で飲むためです。
何といっても、これが目的で来たのです。 笑
買わずにはいられません。

安いもので3ユーロ程度、一番高くても15ユーロ程度です。
5ユーロ以上の品であれば、二人には満足できる味なので、まとめて
買い付けです。

ちなみに、日本に12本を送ると送料が約1万円、あと関税が1500円程度
(これは不正確です。なんとなくの記憶です。)
一本あたり1000円ぐらいコストがかかりますので、あまり安い品を送るのは
得策ではありません。また、販売しているお店で日本への送付を代行して
くれることはありません。自分で梱包資材を準備し、詰め込み、直接郵便局に
持ち込まなければなりません。


さて、お約束のごとく、トラブルです。

レンタカーの営業所を出るときに、一枚の紙片を渡されました。
返却場所が書いてあることは分かりましたが、あまりに簡略すぎて手元の
地図と照らし合わせても、空港近辺であることはわかっても見当がつかな
かったのです。

そこで、ひとまず空港に行き、営業所の人間に返却場所を尋ねるつもりで
通常短時間であれば横付けできる場所に止めたのですが、軍の兵士に
「すぐに移動しろ」と命令されました。
そうは言われても、どこへ行くあてもありません。

相手の大きな声に負けない声で、「この車を返却しなければならないのだ
どこへ行ったらいいか分からないのだ。 この地図を見てくれ。」
兵士も私の剣幕に気づいたのか、一緒に地図を見てくれました。
そして、あのあたりだと指さしてくれました。

これでやっと、この日のドライブは終了です。
しかし、ドライブシリーズはまだ、続きます~♪

IMG_1833.JPG
これがその車です。今となると懐かしいのですが、たいへんな思い出になりました。

IMG_1846.JPG

こういう小さな街を訪ねる旅は楽しいです。






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感情のコントロール  9 [トレーダー]


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空港ビルの薄暗い地下駐車場で、車に乗り込みました。
チェコのシュコダというメーカーの車でした。たしかファビアという名前だった
ような気がします。フォルクルワーゲンと関連があるらしく、たいへんよく
似ていました。

キーを受け取り、乗り出したとき、いきなりエンストしました。
クラッチのつなぎ方が悪かったのかと思い、丁寧につないで発進しました。

空港を出て最初の交差点でのあの光景は今でも忘れられません。
信号が青になったので、出発しようとしました。

しかし、エンスト・・・・・・

あわててエンジンをかけたが、再びエンスト。

このあたりで後方からクラクションの嵐・・・・・

そして、三度目のエンスト。

後続車が次々と追い越して行ってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真っ白になった頭のまま、赤に変わった信号をしばし呆然と眺めました。
逃げ出したい気持ちでしたが、とにかく、この交差点を通過する以外に
選択肢はありません。

シフトレバーの頭を目視でしっかり確認し、1速ギアに入れました。



「悪夢の交差点」を通過後、近くのスーパーの駐車場で休憩しました。
空港出発後、たぶん、10分も経ってはいません。
あれは、これまでの人生で一番長い10分間だったと思います。

そして、助手席にいた妻はさらにいたたまれない思いだったに違いありません。
それでいて、悲鳴一つあげずにじっとしていて、また、私を責める言葉もなく、
気持ちが落ち着くと同時に感じたのは、妻への感謝でした。

あとで尋ねたところ、両手で必死に口を押さえていたとのこと。 苦笑
もし、ギャアギャアと大声を出したら、さらに悪いことになりそう。
だったら、とにかく、黙っていよう。
よく、我慢してくれたと思います。 m(_ _ )m

駐車場で二人して空を眺めたり、アスファルトの上を歩いたり、深呼吸を
したりしました。
「地面の上を歩くのって、ほっとするね」とつぶやかれたときには、強く
共感しました。 笑

トラブルの誘因としてまずあげられるのは、このマニュアルミッションの
特性でした。図のようなシフトパターンでしたので、間違ってリバースに入れて
しまうのが怖くて、しっかりと左に寄せなかったので、1速に入れたつもりが
3速に入ってしまったのです。そりゃあ、エンストするわ。

そして、リバースはシフトノブを強く上から下に押し込んで入れるように
なっていました。だから、ただ左に強く寄せただけでは入らないのです。

スーパーの駐車場で発進、停止を練習しました。
相当力を入れないと、1速に入りにくいことが分かりました。
空港を出るときに発進できたのは、クラッチを丁寧につないだので、
3速でも何とかなっただけでした。

仕組みについて納得できたので、ドライブを再開です。


こんなに力を入れなければならない車は初めてです。
クラッチも重かったし、ジムで筋トレをやっているようなものです。
世界は広い。いろんな車がある。

(ちなみに、オートマチックのレンタカーもあるのですが、けっこう高いです。
ヨーロッパのユーザーは今でも大多数がマニュアル派なのです。
おのずとオートマチックの設定は高級車に偏っています。
また、早めに予約しておかないと数が少ないので、すぐになくなります。
特に観光シーズンは顕著です。)

shift.jpg
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感情のコントロール  8 [トレーダー]


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自信のついた私は、翌年ウィーンでレンタカーを借りました。
ウィーン市内ではなく、空港のレンタカーにしました。

妻が市内に部屋を借りていたので、近くのレンタカー営業所で借りればわざわざ
空港まで出向く必要はなかったのですが、事情がありました。

ウィーンはヨーロッパの都会の中ではどちらかというと、規模の小さい都市ですが
それでも首都だけあって交通量が多く、また、昔の街並みがほぼ残されている1区という
地域にアパートはありました。一方通行ばかりが多く、路面電車やバスの優先レーン等
現地人ではあっても地方からやってきた者にとっては、厳しい条件がそろっています。

多少土地勘ができてきたぐらいの外国人のわたしがいきなりそんなところから
出発しなくてもいいだろうと考えたのです。
だいたいにおいて慎重な私としては当然の判断でした。

空港にはレンタカー営業所がいくつもあります。
事前に調べ、予約しておいたところに入り、手続きを進めました。

まず、リスク管理のために、保険については十分な内容のものを選択しました。
多少無駄であるかもしれないとは思いましたが、今回の試みはやがて現地で
不動産を求め、居住者として生活するための第一歩です。
避けられるリスクは避けるべきだと思いました。

海外でレンタカーを借りた経験のある方はご存じかと思いますが、小さな
ものとはいえ契約です。非常に細かい事項について説明・サインという
作業が続きます。

オーストリアでは公用語はドイツ語ですが、大半の人たちは英語を話します。
それもきわめて流暢な英語です。
わたしも生活に必要な英語はほぼ困ることなく使用できますが、保険に
関わる用語・概念については理解に苦しむ点がいくつかありました。

考えてみれば当然ですが、母国語でさえ知らない内容を聞かされれば
わかりません。
これは先般のイギリスでのときにも感じたことでした。
やはり事前によく調査すべき点でした。
とにかく、わかったふりはしないで、とことん食い下がりました。

担当したのはでっぷりと太り、頭もはげ上がったひとのよさそうなおじさん
でした。
彼は多少あきれ気味ながら、とにかくつきあってくれました。
どうしてもわかりにくいところはでは、どんな選択肢があり、いずれが
より安全であるかという質問で選びました。

けっこう長い時間のあと、話はまとまり、彼はキーを渡してくれました。
そして、車は地下駐車場にあると言い、エレベーターの方角を指さしました。

わたしたちが出ようとしたときに突然背後から声をかけ、一枚の紙片を
手渡しました。慣れない用語を用いた会話で少々疲れたわたしは、
特に質問することなく、紙片をポケットに入れ、営業所を出ました。
車に乗る前にすでにかなりのエネルギーをつかいはたしてしまいました。


その紙がもとで、最後の最後までトラブったのでした・・・・・・



トレードとの関係についてまとめるのは、まだまだ先になりそうです。 (*^^*ゞ





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感情のコントロール  7 [トレーダー]


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自動車教習所のプライベートレッスンを実際に受けてみると、新しい発見がありました。

右側通行は意識して行っていれば、普通にできるのですが、左折時に思わず左側
車線に入ってしまいそうになるのです。寸前で隣の教官に注意されました。

つまり、右側通行なので当然右側車線を走行しなければならないのですが、
左折時に交差点の左角に寄せてしまい、そのまま左側車線に進入しそうに
なったのです。

左折時の動作と右側通行がうまくリンクしていなかったわけです。

また、スーパーの駐車場の出口で、左側につけて一時停止したときも、注意され
ました。こういう場所にはセンターラインは引かれていないので、何気なく寄って
しまったのです。

前方から進入しようとしていた車が困惑して、こちらが出て行くのを待っていました。
たしかに困りますよね。相手からすれば、いくら空いているとはいえ、反対側の
車線で進入するのは抵抗があるはずです。

方向指示器とワイパーのレバーが日本仕様の車と海外仕様の車で異なっているため、
ハワイやグアムの交差点でワイパーを動かしているのは日本人だ、とよく
笑われていますが、体にしみこんだ習慣で、自然とこういう動作を行っているのですね。

このあたりの指導が最初の15分間に集中しました。
その後は驚くほど順調に進行しました。

ウィーン市内には路面電車網が広がっており、当然ながら優先権は相手に
あります。また、観光馬車も悠然と走行していて、これまた優先しなければ
なりません。

これらの走行速度の遅い車両を避けながら、通常速度で走行している
自動車の隙間を目指して車線変更を繰り返す練習も、緊張は伴いましたが、
慣れれば日本とそう変わりません。

流れの速いときの首都高に路面電車と馬車が加わって、かつ車線数が
増えた状態と言ったらイメージしやすいかもしれません。(逆によくわからないか・・・・・笑)
まあ、車線数の多い分、余裕があったという気がします。

石畳の路地はいわゆる生活道路ですので、歩行者と自転車に注意することに
なります。横断歩道付近にこれらの存在があったときには、確実に止まる
ように指導されました。

このあたりのことは日本と変わりません。
しかし、自分が歩いていたときに感じたことですが、たいていの自動車は
止まってくれます。特に地元ナンバーの車はそうです。


プラーターの観覧車の近くの並木道を走るころには、昔の名画のシーンを思い出したり、
ドナウ運河沿いでは川面を走る船を眺めたり、2時間後にはかなり自信がつきました。
スクールというのは実に効率的です。

「これで、もう、自由に走れる!」




・・・・・・しかし、ここにも落とし穴がありました。

( まだ、続きます! )


left.jpgpark.jpg
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感情のコントロール  6 [トレーダー]


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まるで、海外ドライブ旅行記のようになっていますが、実はトレードに関わる
「感情」について述べたいと思っています。

いずれそのあたりの関連も書きます。


------------------------------

後続車の多いときに、覚えたての知識で地元の車たちに混じって、先述の
手順を滞りなく執り行うのはたいへんなストレスでした。

予習をしていたものの、けっしてスムーズとは言えないぎごちない動作
でやっと通過しました。クラクションもずいぶんと鳴らされました。(T-T)


このランナバウトのあと、疲労がピークを迎え、脇道にそれて路肩で
しばらく休憩を取りました。
妻も私も無言でぼーっと冬の景色を眺めていたことを覚えています。




こんな思いをすれば、「無理して海外ドライブなどやらなくてもいいよなあ」
と諦めてしまってもよさそうなものですが、ところがそうはなりませんでした。( ̄∇ ̄)


次回の舞台はオーストリアです。

イギリスのドライブの2年後くらいのことです。
オーストリアのウィーンで、自動車教習所のプライベートレッスンを受けることに
しました。

その頃からヨーロッパで暮らそうと決めていたのです。観光客として一時的に滞
在するだけならば、公共交通機関だけでほぼ何とかなるでしょうが、その土地に
ずっと暮らすとなると、やはり移動の手段として自動車という選択肢ももってい
たいです。

郊外のショッピングセンターへも好きなときに行けるし、ワインの醸造元に直接
足を運んでまとめて買い付けもできます。

ウィーン市内で15ユーロで売られているものが、地元の直売所ならばほぼ半額程度で
買えます。また、生産量が少なくて地元以外には出回らないものもかなりたくさん
あります。酒飲みにはたまらない誘惑です。笑

しかし、なんと言っても、時刻表や乗り場の制約を受けずに、自分自身で自由に
移動できる自由はすばらしいです。地元の人たちに混じって、その流れを乱さず
にスムーズに行動できたら、と何度も願いました。

そんな気持ちでいましたので、オーストリアは右側通行だし、先般のイギリスド
ライブの反省もあり、プライベートレッスンを決意しました。
2時間で日本円に換算して約1万5000円程度でした。

ウィーン市内のカールスプラッツ駅そばの自動車教習所の受付に行くと、すでに
何人かが待っていました。
日本のように広大な敷地を構え、教習用のコースを整備してあるわけではなく、
指導教官と一緒に公道を走って学ぶことになっていました。

一通りの説明を受け、帰ろうとすると、受付のデスクにCDが置いてありました。
説明を読むと、オーストリアの交通法規が動画やクイズ形式で学べるとの
ことです。

何の迷いもなく、そのCDを購入しました。
当時40ユーロほどの価格だったと思います。
妻が借りているアパートに帰ると、さっそくそのCDをPCにセットして学習を
始めました。

(どうも、まだ続きそうです。相場には手を出すべきでない時期に来ているので、
まあ、いいのかな。)


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ラウンドアバウト 感情のコントロール  5 [トレーダー]


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plate.jpg

スゥインドンに実在するマジックラウンドアバウトという交差点です。

この標識から、どんな交差点を想像するでしょうか。

どうやらラウンドアバウトが複数存在することが分かりますね。

いくつありますか?
さあ、答えをどうぞ!

5つ?

正解とも言えるし、不正解とも言えます。

下の画像のような交差点です。
(これはスゥインドン市のサイトに掲載されています。)
5つの小さなラウンドアバウトの中央に全体の軸となるものがありますよね。
これを含めると、6つです。

この中央部分での動きをよく観察してください。
何か変ですよね。

外側の5つでは右回りとなっていますが、中央部分では左回りになっています。
必然的にそうならざるを得ない構造です。

さらによく眺めると、また、おもしろい仕組みに気づきます。
一つの入り口から入って、どこかの出口から出るわけですが、途中の
ルートは必ず2つあります。もちろん、余計な遠回りをしないという前提の
上です。

それが Pro driver path と Tourist path の2つです。
道が分かっていて運転が上手ならPro、そうでなかったら観光客用の
ルートを選びなさいということのようです。

さらに、Tourist path の方には、Yield points と書かれていますね。

これを日本語に訳すと、「降伏点」となります。
「降伏点とは、応力-ひずみ曲線において、応力は増加せずに、ひずみ
だけが増加する点の応力。いくつかの材料(特に鉄)だけに降伏点が存在
する。また、通常は引張荷重に対してのみ表れる。」
(Instron 日本による)

意味が通じません。

これは名詞ではなく、動詞として訳します。つまり、「譲る」となります。
先日、「右方優先」という原則を書きました。
左は見なくてもいいから、とにかく右だけはしっかり見なくてはいけない
理由がここにあります。

要するに、Pro の方に優先権があるから、Tourist は相手に譲らなければ
ならないという意味になります。

ときどき、ここの部分の意味が観光案内書によっては、「徐行」と訳されて
いますが、とんでもないあやまちであることが分かります。

相手の車が来たら、絶対に停止しなければならないのです。
(わたしもこの誤訳を鵜呑みにして、クラクションを鳴らされました。苦笑
あとで、パブのイギリス人からこのことを知らされました。)

もし、徐行していて衝突すれば、それは違反なので事故の責任の
大半は負わされることになります。

さて、わたしはと言えば、当然ながら観光客用のルートを選択しました。
というより、こんな内側を回るルートなど想像もできません。 笑

助手席の妻と「・・・本目」「・・・本目」とひたすら合唱しながら
(きっと妻は合掌しながら)、通り抜けたのでした・・・・・・・・・・・
swindonRAB.jpg
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感情のコントロール  4 [トレーダー]


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さて、ラウンドアバウトについてです。

具体的にイギリスでどのように Roundabout を通るかというと、

まず、何本目の道で左折するか確認しておきます。
(これが重要)

次に Roundabout に近づいたら、イギリスではとにかく右側に注意します。
左側は関係ありません。Roundabout を周回している車は常に右側から
しかやって来ないからです。

交差点では左右を確認するのが日本の常識ですが、イギリスでは右だけを
確認すればいいのです。左を見る必要はないのです。
むしろ、慣れてもいないのに左を見たりしては混乱して事故のもとです。

右側から車が来ていたら Roundabout に進入してはいけません。
右方優先の原則があります。

車をやりすごしたら、そのまま右側を確認しつつ Roundabout にさっと
入ります。入ってしまえば優先権は自分になるので邪魔するものは誰も
いません。右回りに Roundabout をグルグル走ります。

そして今度は目的の道に出るために前方を注意します。目的の道を見つ
けたらその手前で左ウインカーを出し左折すれば完了です。

左ウインカーを出しながら、グルグルまわってはいけません。 当然あなた
がRoundaboutから出ると思い、あなたの前側に車が Roundabout に
進入して来るからです。

タイミングが悪ければその車とドカンと出会い頭で衝突する危険があります。
 
一度左ウインカーを出してしまったら、腹をくくって必ず左折してRoundabout
から出るしかありません。ウインカーを出していなければ、Roundabout から
出ないと判断されて、自分のすぐ前方に他の車は入って来ることはありません。

目的の道に出損なったからと Roundabout の中で止まったりしてもいけ
ません。
Rondabout に入りたくて右側しか見ていない車がどんどんあなたの後ろ
からやって来るのですから、追突される危険があります。
 
目的の道に出られずに通りすぎてしまった場合は、 Roundabout をぐるり
と1周して出るようにします。左ウインカーさえ出していなければ、
Roundabout を何周しても構いません。

しかし、2周以上まわると恥ずかしいし、そもそもどこから出たらいいか
わからなくなってしまいます。

Roundabout を利用すれば、Uターンして、今やって来た道を戻ってゆく
ことも簡単にできるわけです。

完全に習得するまでは、 Roundabout は難しいと思います。特に半径の
小さい Roundabout は切り返しのテンポが早く、入ってから出るまで
2~3秒というのもあります。このようなところではリズミカルにてきぱき
と運転しないと事故が起きかねません。

逆に大きなラウンドアバウトでは、中を走っている車の速度は速く、かつ
そのような場所では交通量も多く、タイミングを測り損ねて一時停止した
ままですと、後続車から遠慮会釈のないクラクションの嵐を浴びせられます。

Roundabout 周辺であれこれ考えている暇はありません。

最初のところで、「何本目の道で左折するか確認しておく」と書いた意味が
わかっていただけたと思います。

添付の画像の交差点をご覧になって、「この程度、どうってことないだろ?」と
感じた方もきっといらっしゃると思います。

なめちゃあ、いけません、ラウンドアバウトを! (笑)

その件は、また、続きで。
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感情のコントロール  3 [トレーダー]


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その試練とは、Roundabout(ランナバウト)です。
発音としては、「ラナバウ」というように聞こえます。

イギリスは日本と同じように、自動車は左側通行の国です。そのこともあって、
海外ドライブはまずこの国で始めようと思っていました。
ただし、ロンドン市内は交通渋滞緩和のため、車での乗り入れは税金
(手数料?)がかかるため、空港でレンタカーを借りたら、あとは交通量が
はるかに少ないコッツウォルズを中心とした地域をドライブ旅行しようと
考えたのです。

初めての海外ドライブで、いきなり地理も道路も分からない都会を走るより、
入念に道路地図を探索し、行程を作成した田舎道を走る方がずっと
無理はないだろうと思ったわけです。

しかし、一つ懸念がありました。

ランナバウトです。

日本にも少ないながらあるようですが、わたしは経験していません。
経験のない交通システムをいきなり本番で試すことになります。

インターネットで調べたことをまとめると、次のようなものだということが
わかりました。

添付の画像のような交差点のことを、こう呼んでいるとのことです。

昔、馬車が物流の中心だった頃の名残が現代にも引き継がれている
ものだとのことです。つまり、馬車は直角に曲がるのが難しいこと、
また、一時停止してまた動き出すのは馬への負担が大きいことなどの
理由で、止まらずに通過できる利点から、多く普及したとの説がありま
す。
長くなりそうなので、続きはまたということで。


round_about.PNG
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感情のコントロール  2 [トレーダー]


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まず、ボクシングデーについて、もう少し詳しく書いておこうと思います。


イギリスでは、イブは公共交通機関が止まってしまうことはありませんが、
クリスマスの当日25日はほぼすべての公共交通機関は止まり、商店は
休業です。

バスも地下鉄も止まっていて、ロンドン市内に行く交通手段は、その当
時コーチ(長距離バス)かブラックキャブしかないという状態でした。

ちなみに、ヒースロー空港からロンドン市内までは、車で1時間以上はかかります。

ネットで調べたとき、あまりに日本の常識とかけ離れていたので、信じか
ねたのですが、どうも間違いがなさそうだったので半信半疑ながらも、
早めにレンタカーの予約をとったわけです。

レンタカーのオフィスでは予約なしのお客さんが、満車を理由に次々と断
られていました。(先日日本車を勧めてくれたあの係員は、つまり、予約
客の範囲内で、車種変更の受付をやっていたというわけです。)

私たちはと言えば、この準備のおかげで、25日、26日と2日間の行動の
自由を確保できたわけで、そのときの自分の判断は正しかったと今でも
思っています。




さて、私の引きつった顔を見た妻のところから、再開します。

彼女はすぐに紅茶の入った水筒を後部座席に放り投げ、地図を膝の上に
広げました。そして、ナビゲーションを開始しました。
ラジオのスイッチも切られて、スクランブル警報が発令された自衛隊基地
の指令本部並みの緊張に、車内は包まれました。


「約2km先を右折だから、そろそろ右側車線に移動して」

「道は曲がりくねっているけれど、このまま道なりに4kmくらいはまっすぐ」


指揮官なみの的確な指示を受けて、私は運転を続けました。
イギリスでは踏切で一時停止をする必要はない、むしろ後続車に追突さ
れる危険があるからしてはいけない、という情報も知っていたので、おっ
かなびっくりながらも一時停止せずに通過しました。(本当によかったの
かちょっと不明)


ようやく落ち着いたドライブが続いていたそのとき、いつか来るだろうと
覚悟していた試練が訪れました。 (続きます。)
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感情のコントロール  1 [トレーダー]


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年内のトレードは終了にしましたので、別の観点から書きます。

感情のコントロールについて、考えてみました。
「コントロール」という言葉自体が、実はとんでもない勘違いだということ
なのですが、まあ、それはわきにおいて、実例から入ります。


ヨーロッパでレンタカーを借りてドライブしたことがもとになっています。

きっかけは、イギリスのコッズウォルズを観光しようと計画したことです。
2001年でした。

公共交通機関が乏しく、レンタカー以外に十分な移動手段がなく、
気軽に利用することを思いつきました。日本同様に左側通行なので、
それほどむずかしくないだろうと思ったのです。

12月25日にヒースローに到着し、予約しておいたレンタカーオフィスに
行きました。なんでも、ボクシングデイとかいうことで、事前に予約して
おかないと、車は全部出払うということを知っていたので、きちんと
やっておきました。

デスクのお兄さんは、日産の車を勧めてくれました。
せっかく外国へ来たことだし、なじみの日本車より、ヨーロッパ車を
試してみたかったので、その旨を話しましたが、

「フランス車もあるが、ニッサンの方がずっといい。しかも、安い。
おまえが金持ちでゆとりがあって、雪の中で故障して動かないのを
楽しめるなら、イタリア車を推薦する」
こうのたまうと、にやりと笑いました。

こうまで言われると、納得せざるを得ませんでした。
マニュアル車でしたが、もともとマニュアル車以外乗らないので、
まったく気にならないどころかむしろ好都合でした。

と、まあ、こんな風に出だしは順調でした。


ところが、ことはそんなに甘いものではありませんでした。
日本にいるうちに詳細な地図を入手し、ルートを十分に検討し決定した
にもかかわらず、走り出すとどこで右折左折するのか、そもそも道なりに
走ればいいとわかっていても、細い枝道の分岐にさしかかると迷いが
出ることなど頻繁でした。

そもそも高速道路への進入・車線変更・インターから下りる等、普通に
日本でやっていることでさえ、慣れない道路ではストレスの連続です。

しかも、かなり多くのイギリス人はたとえ老人であっても、とんでもない
スピードで車を運転していました。
うしろからぴったりとつけてきたかと思うと、対向車がとぎれた瞬間に
あっというまに抜き去っていく白髪や禿頭の老人を何人見送ったことか。
さすが007の国です。
老人であっても、かなりのスピード狂が多いことを肌で知りました。

最初はラジオの音楽を聴きながら、ホテルで用意した紅茶をのんびり
飲もうとしていた妻も、私の引きつった顔を見て、そんなことができる
状態ではないことを悟ったようでした。

続きは、また、明日書きたいと思います。

#とほほ旅行記ではありません。笑 あくまで、「感情のコントロール」
に関して、過去の経験を素材に私なりにまとめたいと思ったのです。


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12月20日(金) トレード [トレード結果]


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12月20日のトレード結果です。

ユーロドルや米ドルカナダドルもやったのですが、これが今年の最後のトレードになりました。

約6.5pips

20万通貨なので、短時間なトレードとしてはまあまあです。

来週は大掃除や普段やっていない埋め合わせの家事をこなす予定です。


EURCHF_ブログ_New.PNG
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環境認識 (トレーダー的思考法) [トレーダー]


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昨日、環境認識について書いた。

トレードとは、つまるところ環境認識7割、その他3割というのが今の率直な
感想だ。

環境認識とは、基本的に次のことだとわたしは定義している。

1.現在の相場状況。こう書くと抽象的だが、今がトレードに適しているのか
  どうかを判断することである。

  先日書いたことでもあるが、「トレンド」がどうなっているかがまず重要な
  チェックポイントである。

  チェックの仕方にはいろいろな方法がある。
  ・トレンドラインを引く。
  ・チャネルラインを引く。
  ・RSIの値を調べる。
  ・高値、安値の推移を具体的にチェックする。
   (ダウ理論は実際のチャートであてはめる。)

  すると、基本的に次のようなものに分かれる。

 (1)上昇トレンド
 (2)下降トレンド
 (3)レンジ相場
 (4)トレンドレス

 (3)と(4)を区別しない人もいる。
 それはそれでいいとは思うが、わたしは区別している。
 
 わたしの場合、レンジ相場ならば利益を上げる方法があるのだが、
 トレンドレスだとその方法がうまく機能しないので、実用的な点から
 区別した方が便利なので、分けている。

 よく言われることであり、実際わたしもそう思うのだが、トレンド相場の
 ときよりも、レンジ相場かトレンドレスのときのほうが多い。
 また、長期足と短期足で異なっているときも多い。
 わたしの場合、自分の手法が機能しやすい時間軸を使うことにしている。
 こればかりは専業トレーダーになって楽になったことである。      

 トレードをしやすいのは、トレンドが出ているときである。
 先日掲載したチャートのように、細かいことを考えなかったとしても、
 利益は出てしまう。
 
 ここに重要な視点が存在する。
 稼いでいるトレーダーは、わかりやすい相場の時”だけ”に、トレードを
 しているのである。
 「ここで負けたのなら、しかたがない」と思えるときだけに参戦する。

 そんな状況かどうかを判断するのが、つまり、環境認識である。
 
    
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トレードの根幹をなす思考法  6 [トレーダー]


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4つエントリーポイントが書いてある。(実は、ほかにもある。)
当時の私は、ベストタイミングはどれだろうと考えていた。

しかし、どれも悪くないというのが今の結論だ。
理由として、個々のエントリーポイントをどうするか以前に、環境認識の重要性
がある。これら3種類のエントリーポイントは、どれも買いエントリーである。

売りというからには、売り勢力よりも買い勢力が強いという環境認識がそもそも
なされていなければならない。この環境認識は、実は”個々のエントリーポイン
トに依存していない”のである。

エントリーポイントが到来する以前に目線が決まっているのである。言い換えれ
ば、目線が決まらないようなときに形だけエントリーポイントらしきものがあった
としても、トレードする意味がない。

好きになった女の子を初めてのデートに誘うのとよく似ている。
声をかけるタイミングはたしかに重要だ。彼女があわただしく急ぎの何かをやっ
ているときが不適切なことは誰の目にも明らかだろう。また、季節も大切だ。11
月半ばから末あたりだったら、かなりいい。クリスマスを一人で過ごしたくない
女の子は多い。

しかし、もっと重要なのは環境認識だ。声をかける以前に、どんな人間関係をつ
くれていて、誘ったら受けてくれるかどうかについて確率的に見通しを持ててい
るかどうかである。女の子は必ずそうしたサインを出している。そのサインを判
読できているかどうかで、成否はすでに決定されているのだ。どんなにタイミン
グがよくても、その気のない女の子が誘いにのってくれるわけがない。

トレードも全く同じだ。
「これから上がるよ」というサインを読めているなら、あとはタイミングだけだ。
タイミングとは、要するにリスクリワードだ。
あまりに慎重すぎれば、遅すぎるということになり、いちばん美味しいところは
他人にとられてしまう。

かといって早すぎれば、環境認識通りやがて上がるにしても、ロスカット幅しだ
いではゆらぎにやられてしまう。
方向は正しくても、利益にならないという悔しい結果になる。
また、タイミング次第では確率的に成功率が高くない場面があることも覚悟
しないといけない。リワードの大きさがその対価である。


こんなことも少なからぬ対価を支払ったがゆえに、まずは彼の言うことを
きいて、その指示通りにやってみようと決断できたのが理由だと思う。

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トレードの根幹をなす思考法  5 [トレーダー]


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「有料の情報と無料の情報」



先日、成功しているトレーダーに教えてもらったことを書いた。
そして、あまりにあたりまえの内容に落胆したことも書いた。

しかしである。

せっかく多額の謝礼を支払って、そのままで終わりにしたくなかった。
「これを機会に、今までばかにしていた基礎的な勉強をしっかりやってみよう」と
考えた。

思い返してみれば、基礎的な内容など一度読めば十分理解できるじゃないか。
そんなこと今更なにを勉強するのだ。
こんな傲慢な気持ちでいた。
「上昇トレンドとは、高値も安値もともに切り上がっていくもの」「下降トレンドは
その反対」というダウ理論など、あまりに明白すぎて、ただとまどうばかりで
あった。

では、どうするか。

今日のチャートで、具体的にその場面を見つけてみようと思った。
ダウの3点目、5点目がどこにあたるのか、印刷したチャートに
書いてみた。

どうせリアルトレードをやれば損失が積み上がるだけなので、無理して
トレードをやる必要もなかった。

一月もやってみると、思わぬ効果があった。





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本日の日記 [日記・雑感]


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おおざっぱとはいえ、トレーダーとしてやっていくために教わったことの要点を
まとめたので、けっこう頭が疲れた。
トレードをやるよりも、相当たいへんだと思った。

今はトレード自体はかなり自動的に手順を進めていて、運がよければ、
11時くらいにはその日の仕事は終わってしまって、午後からは自由になる
ことも少なくない。(たとえば、FXならば、10万通貨で10pipsのトレードを
2回ほどこなせば、最低限の収入にはなるので、何か用事があるときは
これで一日の仕事を終わりにしてしまうこともある。)

専業トレーダーを夢見ていた頃は、そんな自由時間を満喫できるような生活
を妄想していた。

静かでこぎれいなお店で美味しいランチを食べて、天候がよければ食後に
街歩きを楽しむ。帰宅前にスタバあたりで雑誌でもめくりながらコーヒーを
飲む。

こんなありきたりな願望を持っていたが、実際になってみるとこんな生活とは
ほど遠い。

まずもって、給与所得者ではない。

これはたいへんに大きな要素である。

稼いだぶんしか所得はない。
損失が生じれば、すなわちマイナスの所得となる。

やったことはないが、漁師さんの仕事と似ているんじゃないかと思う。

大物のマグロでも釣り上げれば、一本でもたいへんな収入になる。
しかし、ボウズだったりすれば、船を動かした分だけ経費負けとなる。

しかも、トレーダーが負けたときは、燃料代とかの経費負けではすま
ない。もう7けたの負けはないが、5けたぐらいの負けは普通である。

トータルで儲かればそれでいいので、気にはならない。


しかしだ。

連敗がある。

6連敗、7連敗くらいは覚悟しておかないとならない。

かなりこたえる。
給与所得者だった頃のストレスとは異なる種類のストレスである。


だから、その日の収入を得てしまったあとは、ひたすらデータの整理・
分類・考察など研究の時間である。
あるいは、午前中に行い、午後に用事をすませ、夕方から本格的に
トレードということも多い。

なんだかんだで、大半の時間をトレード関係のことに費やしている。
おそらく一日のうち、12時間くらいはやっている。
家族がいなかったら、外出さえほとんどないかもしれない。



ときどき、昼食を外食ですませるのだが、みんながやってくる時間を外すと
静かでいい。CoCo壱の店員も、そんな時間だとちょっとは愛想もいい。

いいなと思えるのこんなときかもしれない。


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トレードの根幹をなす思考法  4 [トレーダー]


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個人トレーダーに教わった内容である。

意外なくらい簡単すぎて、しばらくあっけにとられていた。
正確には、支払う謝礼に比べて、「そんなものなの・・・・・・・・・・・・・・・・」という落胆の方が大きかった。

しかし、彼は私の思いなどまったく気にかけずに落ち着いて、説明した。

彼の説明は次のようなものであった。
もともとの説明が短いから、要約するとさらに短くなる。

1.世界中のトレーダーが見ているチャートは、買い勢力と売り勢力の力のバランスが表現され
  ている。
  それがいろいろなパターンを形作っている。大切なのは、ある特定のパターンが出たら上が
  る、下がると  いうのではなく、どちらかの勢力が強くなり、バランスが崩れたときにその
  過程でパターンは生じるのであり、さまざまなバリエーションがある。

2.したがって、重要なのは、それぞれの勢力の強さがどのように読み取れるかである。

3.強さを読み取る際に、一番直接的な情報は「レート」そのものである。
  具体的には、始値、高値、安値、終値 の4つである。

4.次に水平線である。支持線(サポートライン)、抵抗線(レジスタンスライン)という機能が
  ある。

5.「トレンド」という概念が理解する必要がある。

  3から5の「レート」 「水平線」 「トレンド」 の3つだけが世界中のトレーダーに共通する
  観点である。
  ファンダメンタルは別として、それ以外の情報は、人によって異なる。
  これらだけは全員が共通して目にしている。(読み取れるかどうかは別として)

  落胆と同時に、理解できずにぼーっとしている私に、彼はほほえみかけると、チャートを
  もとにして説明を始めた。

  1、2、3、4、5 の点が打ってあるが、こうして4点が定まれば、下降トレンドということ
  になる。
  そして、5点目が定まったときに高値を切り下げたことになるので、下降トレンドが継続
  しているということが確認できる。これで、売りが圧倒的に有利であることも分かる。
     (ダウ理論)

  次に青い水平線は先ほどまで、サポートラインであった。しかし、ここでは上値抵抗
  ラインとして機能しそうだということがわかる。それは、ちょうどこのラインのところで、
  白い矢印のように上に行こうとした力が遮られているからだ。

  さらに、このローソク足は上にヒゲをつけている。さっきの4つのレートを図に表すと
  こういう形になったわけだ。
  この形こそ、上に行こうとして頭を抑えつけられた形だ。

  売りに行くには、理想的なポイントだ。こういう時にだけトレードをやれば、結果として
  トータルでは勝てる。
  どちらかの勢力に力のバランスが傾きつつあり、負けた勢力が逃げ出しかけたタイミングを
  とらえること。
  
  彼の話はここで終わった。

  彼がいくつかの例をもとに説明してくれたことは、要するにこれだけであった。

  私はといえば、分かることは分かったにしても、これだけで本当に勝てるようになれる
  のか、ほとんど信じられなかった。

  さすがに彼もこれだけでは難しいと察したらしく、学習方法を教えてくれた。


  

  と、まあ、たったこれだけの内容なのである。
  
  あとは具体的なトレードにどう生かすかそれだけである。

  とにかく、勝てるようになったのだから、確かである。

  
  誰かが言っていた言葉だが、まさにその通りだと思う。

  「相場には秘密があります。 秘密がないということが秘密なのです。」
  

  ( この項目終了 )


 blog_1216.PNG
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12月13日(金)のトレード [トレード結果]


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12月13日(金)のトレードである。

これこそが、わたしが半信半疑でありながらも、トレードに対して実感を伴った手応えを
感じ始めたときのチャートときわめて似ている。

期待していた結果が出たのに、なぜかすっきりしない不満を感じていた。
今でこそ、理想的なポイントと思えるのに、それが分からなかったのだから、
勝てなかったのは当然だと思う。

「トレードの根幹をなす思考法」の項目で、このチャートをもとにして書こうと思う。

EURJPY_M5_1213_next_New - コピー.PNG
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トレードの根幹をなす思考法  3 [トレーダー]


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3.試行錯誤

リアルトレードをやめたところまで書いた。

ショックが大きく、しばらくのあいだは口座を見ることもできなかった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのうち、考えた。

自分のやったトレードをチャート上に表してみた。

見事なくらい、高いところで買い、安いところで売っていた。
上がり出すと買いたくなり、下がり出すと売りたくなる。
しかも、上がりだしてすぐに買うならばともかく、最初のうちのでこぼこした期間、つまり売りと買いが交錯している間は手を出さず、やがてきれいな放物線を描いてぐーんと伸びているあたりで手を出しているのである。
売りに関しても、その逆のことをやっていた。

自分が買いエントリーをすると、まるでそれを見ていたかのように下がり出すことがしょっちゅうで、いったいどのようなメカニズムでそれが起こるのか不思議でならなかった。まさかこんな資金の小さい初心者トレーダー相手にいかさまがあるとは、さすがに考えられなかった。売りについても同様で、私が売ると、それを待っていたかのように、ぐいっ、ぐいっ、と力強いリズムで上がり出すのである。エントリーした瞬間から含み損が拡大するばかりだった。

負けて当然なトレードである。

では、どうするか。
「負けて当然なトレード」があるからには、「勝って当然なトレード」だって存在するはずである。
「勝って当然なトレード」をやるようにすればいいはずである。
本当に勝ち残っているトレーダーだっているはずである。
勝っているトレーダーを探すことにした。
勝っているトレーダーに教えを請うのが間違いないはずだと思ったのである。

しかし、これはなかなかに難関であった。

ネット上にあふれている自称”勝ち組トレーダー”たちは、たいていそれをビジネスとしている。
果たして本当に勝っているのかどうかは確かめるすべがない。

なかにはスクールもあったり、個人レッスンもあったりしたが、踏ん切りもつかないまましばらく時間だけが過ぎた。


そして、あるとき、とにかく始めないことには一歩も前に進まないので、直感だけを頼りにある個人トレーダーに教えを請うことにした。自分にとっては少なからぬ金額の謝礼が必要であった。

どんなにかすばらしい必勝法があるのではないかと大きな期待を胸に待ち合わせの場所に行った。


( まだ、続きます )








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12月12日(木) ユーロドルの決済 [トレード結果]


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昨日のユーロドルの決済です。

微益撤退となりました。
根拠としては、以下の通りです。

1.一気に上昇し、上ヒゲをつけて、すぐに半値ほど戻してしまった。

2.再上昇したが、左の上ヒゲの高値を更新せずに、下げた。

3.チャートに引いてあるとおり、安値を更新する勢いで下げた。

ロングエントリーをした根拠が崩れてしまいましたので、撤退しました。
EURUSD_M5_New.PNG



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12月12日(木) 本日のトレード [トレード結果]


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さきほどエントリーしたトレードである。

1時間足で見ると、みごとな上昇トレンド継続中で、押し目待ちであった。
幸いにして、トレンドライン近辺にまで下落してきたので、短期足でタイミングをとった。

ちょうど前回の上昇の際に抵抗ラインとなった1.37829 の水平ラインがあるので、下のトレンドラインからの反発のあと、このラインでの挙動しだいでタイミングを取れるのではないかとあらかじめ考えていた。

うまいことにこのラインに乗って、下へ下がらない様子だったので、上昇トレンド中の押し目としてふさわしい場所と判断できたので、すぐにロングエントリーをした。

長い時間足でも上昇トレンド中なので、利益確定は動き次第で決めようと思う。
blog_New.PNG

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