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コロナ対策中の日本への帰国 厳重な対応 [旅行]


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つい先日一時帰国しました。

気になっていらっしゃる方たちも多いと思いますので、
長くなりますが、参考になりそうな内容をお知らせします。

事例
3月 フランクフルト経由でルフトハンザ便で羽田に帰国
4月 自宅着

ウィーン市内でPCR検査を受けて、厚生労働省指定様式の書類を持参し、
記入してもらいました。
後ほど分かったことですが、認められている検査を行い、すべての項目に
関してきちんと記入していないと入国や乗り継ぎに際しトラブルになります。

ウィーンからフランクフルトまでの搭乗では、PCR検査陰性証明書の提示は
求められませんでしたが、フランクフルトでは機から下りて空港ビルに入った
ところで一人一人確認されました。これはドイツの規定によるチェックです。

フランクフルトからの搭乗でも、当然ながら陰性証明書のチェックがありました。
ここでイスラエルからいらっしゃった日本人の方がトラブルに遭遇していました。
検査内容が日本の規定に適合していなかったようです。
幸い、フライト自体には乗れたのですが、待機所で6日間とどまることになったと
おっしゃっていました。

羽田到着後、検疫のための各種手続きを行い、たいへん長時間を過ごします。

陰性証明書の記載が適切かどうかを念入りに見られます。
唾液による検査も行い、指定されたアプリがインストールされているかどうか
実際のスマホを見られます。
skypeに担当者が電話をかけて、着信が出るかどうかまで確認されます。

こうした作業が終わり、PCR検査の結果が出た人たちから、待機所にバスで
移動します。
このとき、空港内で買い物をすることはできません。一般の人たちが
出入りする場所には立ち入れないわけです。

わたしの場合、だいたい正午ころに羽田に着きましたが、待機所のホテルの
部屋に入ったのは、午後6時20分です。両国のアパホテルでした。
入国者は決して少なくはないので、契約ホテルに振り分けられます。

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なお、受付にはとても時間がかかります。日本人の方たちばかりではないので、
滞在中の説明を理解してもらうのに手間がかかるとのことです。
バスの運転手の方がいうには、15人ほど乗せてきたとき、最後の人が受付を
終了するまでに1時間から2時間ほどかかるとのことです。
わたし自身、ホテル前に駐車したバスの中で40分ほど待ちました。

陰性証明書が適切であれば3日間、不十分であれば6日間です。
費用は無料です。つまり、税金で支払われるわけです。

喫煙者の方は喫煙可能な待機所を選択できます。
飲酒は認められていません。

わたしの場合、うかつにもこの待機所での滞在を知らないまま、
オーストリアを出国してしまいましたので、いくつか困ったことが
ありました。

待機所では3食ともお弁当が出ますが、250円程度の格安弁当です。
味が期待できないのは当然として、普通の男性には物足りない分量です。
間食として食べられるものを準備しておきませんでした。まさかお土産に
手をつけるわけにはいきませんものね。

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家族からの差し入れ、デリバリー、ネットショッピングのサービスは
利用できるということですが、各室への配達は荷物が到着した日の
翌日午前中です。

また、21:00~翌日9:00までの配送は受け付けないとなっていますし、
冷凍・冷蔵品、たとえば、寿司、サンドイッチ、牛丼、カツ丼、
コンビニ弁当、おにぎりは預かれないと明記されています。
アルコール飲料が中にはいっていないことを確認するとも書かれています。

幸か不幸か、酒類をお土産として持ち込んでいませんでしたので、規定を
破ることはしないですみました。原則として部屋の中にいなければならない
ので、退屈のあまり自制心を失ってしまったかもしれません。笑

また、すぐに自宅に帰れると思い込んでいましたので、着替えをまったく
持ち合わせていませんでした。したがって、毎日手洗いをする羽目に
なりました。
コインランドリーも使えましたが、わずかな下着で利用するまでも
ないですから。

なお、館内アナウンスが午前6時半から始まります。
退所する人たち向けの陰性検査で1回、朝食配布開始・終了で2回、昼食で2回、
夕食で2回。
時差ぼけで眠りたくても、そうそう眠ってもいられない頻度です。笑

こうして3日間待機所で過ごした後、再び羽田空港に戻って帰宅となります。
3日目の午後4時のバス、4日目の午前10時のバスのいずれかを選択できます。
たいていの人たちは早いほうを選ぶそうですが、遅い方を選んでも費用は
請求されません。

以上、実際の体験です。

拘束時間は長くきついものですが、感染拡大防止のためには、やむをえない
ですよね。
また、それを税金で負担してくれているのですから、ホテル滞在そのものは
快適ですし、手厚いと感じました。

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Mさん、羽田空港まで迎えに来てくれて、ありがとう!
本当に助かりました。
こんなところで待っていてくれたのですね・・・・・・・
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