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ラウンドアバウト 感情のコントロール  5 [トレーダー]


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plate.jpg

スゥインドンに実在するマジックラウンドアバウトという交差点です。

この標識から、どんな交差点を想像するでしょうか。

どうやらラウンドアバウトが複数存在することが分かりますね。

いくつありますか?
さあ、答えをどうぞ!

5つ?

正解とも言えるし、不正解とも言えます。

下の画像のような交差点です。
(これはスゥインドン市のサイトに掲載されています。)
5つの小さなラウンドアバウトの中央に全体の軸となるものがありますよね。
これを含めると、6つです。

この中央部分での動きをよく観察してください。
何か変ですよね。

外側の5つでは右回りとなっていますが、中央部分では左回りになっています。
必然的にそうならざるを得ない構造です。

さらによく眺めると、また、おもしろい仕組みに気づきます。
一つの入り口から入って、どこかの出口から出るわけですが、途中の
ルートは必ず2つあります。もちろん、余計な遠回りをしないという前提の
上です。

それが Pro driver path と Tourist path の2つです。
道が分かっていて運転が上手ならPro、そうでなかったら観光客用の
ルートを選びなさいということのようです。

さらに、Tourist path の方には、Yield points と書かれていますね。

これを日本語に訳すと、「降伏点」となります。
「降伏点とは、応力-ひずみ曲線において、応力は増加せずに、ひずみ
だけが増加する点の応力。いくつかの材料(特に鉄)だけに降伏点が存在
する。また、通常は引張荷重に対してのみ表れる。」
(Instron 日本による)

意味が通じません。

これは名詞ではなく、動詞として訳します。つまり、「譲る」となります。
先日、「右方優先」という原則を書きました。
左は見なくてもいいから、とにかく右だけはしっかり見なくてはいけない
理由がここにあります。

要するに、Pro の方に優先権があるから、Tourist は相手に譲らなければ
ならないという意味になります。

ときどき、ここの部分の意味が観光案内書によっては、「徐行」と訳されて
いますが、とんでもないあやまちであることが分かります。

相手の車が来たら、絶対に停止しなければならないのです。
(わたしもこの誤訳を鵜呑みにして、クラクションを鳴らされました。苦笑
あとで、パブのイギリス人からこのことを知らされました。)

もし、徐行していて衝突すれば、それは違反なので事故の責任の
大半は負わされることになります。

さて、わたしはと言えば、当然ながら観光客用のルートを選択しました。
というより、こんな内側を回るルートなど想像もできません。 笑

助手席の妻と「・・・本目」「・・・本目」とひたすら合唱しながら
(きっと妻は合掌しながら)、通り抜けたのでした・・・・・・・・・・・
swindonRAB.jpg
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